【ロシア文化フェスBlog】日本だからこそ観ることができる夢のサーカス!?ボリショイサーカス

2015-08-08

大人から子供まで家族みんなで楽しめるボリショイサーカス、今年の夏も絶賛公演中です!

東京タワーが完成した1958年の初来日以来、ロシアのサーカスは50年以上にわたって日本人に愛されつづけてきました。ボリショイ большойというのはロシア語で“大きい““偉大な”という意味で、ボリショイサーカスつまり大サーカスは、ロシアのサーカスが日本などで外国公演をする際にお客様に分かりやすいようにとつけられた、日本で長年親しまれてきた呼び方です。そのため、たくさんのサーカスがお楽しみ頂ける本場ロシアで、もしあなたが「ボリショイサーカスをみたい!」と言っても、ロシア人にはどのサーカスに興味があるのかうまく伝わらないことがあります。

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では、サーカス大国ロシアにはどんなサーカス団があるのでしょうか。たとえばモスクワの2大サーカス劇場といえば、迫力あるアクロバティックな演目に定評がある「Большой Московский Государственный циркボリショイ・モスクワ国立サーカス」そして古き良き伝統を大切に、ユーモラスな道化師やたくさんの動物たちが登場することで人気の「Московский цирк Никулина на Цветном бульвареツヴェトノイ・ブリバール・モスクワ・ニクーリン・サーカス」が有名です。

△1971年に創立された「Большой Московский Государственный цирк(ボリショイ・モスクワ国立サーカス)」は、ヴェルナツキー通りに面する迫力あるドーム型の建物が目印です。

△劇場の周りには小さな子供用の遊園地もあり、いつも風船やポップコーンを手にした子供たちの笑顔と歓声に溢れています。

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△公式サイトをのぞいてみると、9月9日〜20日にかけて『ВСЕМИРНЫЙ ФЕСТИВАЛЬ ЦИРКОВОГО ИСКУССТВА ИДОЛ 2015(サーカス芸術全世界フェスティバルИДОЛ2015)』が開催されることになっています。

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一方、1880年に創立された「Московский цирк Никулина на Цветном бульваре(ツヴェトノイ・ブリバール・モスクワ・ニクーリン・サーカス)」はツヴェトノイ・ブリバール通りに面した歴史ある可愛らしい建物です。 

△入口前には車に乗った創設者ユーリー・ニクーリンの銅像があり、人気の記念写真スポットになっています。

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△モスクワ市内にあるノボデヴィチ墓地にあるニクーリン氏のお墓はたくさんの動物に囲まれ、色とりどりの花が捧げられています。

△ボリショイサーカスの公式サイトによると、サーカスの語源はラテン語の「円」を意味するそうですが、円形の劇場では、軽快な生演奏とともに演目がスタートし、

△古き良きロシアの伝統を大切に、ユーモラスな道化師やたくさんの動物たちが登場することで人気を集めています。

文化・芸術を愛するロシアには、国立のサーカス学校もあり、毎年たくさんのアーティストが国内の各都市に設けられた劇場に入団します。そしてthe Russian National Circus in Russia(ロシア連邦サーカス公団)という文化省に所属する機関があり、約4,000人ものアーティストとスタッフ、6,000頭以上の動物 、約70ヶ所の常設・仮設劇場をもって、世界最大のサーカス組織として統括しています。日本で大人気の“ボリショイサーカス”はこのロシア連邦サーカス公団によって、ロシアのサーカスを代表するスターたちが集結した夢のようなサーカス団なのです。

なお、2015年のボリショイサーカス公演は、東京体育館7月18日~26日、横浜文化体育館7月29日~8月5日、千葉・幕張メッセイベントホール8月8日~11日、福岡国際センター8月14日~17日、大阪府立体育会館8月21日~24日、愛知県体育館8月27日~31日の6大都市で開催されます。

【ロシア文化フェスBlog】劇場へ行こう!

2015-07-27

(ロシア文化フェスティバルblogより)

今年で3回目となる東日本大震災復興祈念チャリテイ・バレエコンサート「ロシア・バレエ トップダンサーたちによるバレエ・グラン・ガラ」が開催されました。

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プロデュース・演出を担当なさったのは、ウクライナのキエフ国立オペラバレエ劇場ダンサーの田北­志のぶさん。

ロシアのクラシック・バレエの最高峰であるボリショイ・バレエとマリインスキー・バレエのトップダンサーをはじめ、世界で活躍するトップダンサーたちが同じ舞台に立ち、それぞれの魅力を存分に発揮出来るブログラムで被災地への想いを届けるステージは、田北さんが“競演ではなく協演である“とおっしゃっているように、ほかのガラコンサートにはない温かさに包まれています。

さて、夏休みにはいり、ロシアで劇場を訪れるご予定がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回はボリショイ劇場の新館を訪れながら観劇までを疑似体験してみましょう。

▲こちらがボリショイ劇場の新館です。

▲本館と新館の位置関係は上図のようになっています。

いよいよチケットを見せて入口をはいると、両側に大きなクロークスペースがあります。ロシアの劇場やレストランはどこもそうなのですが、秋から冬にかけての劇場シーズンには、たっぷりとした毛皮のコートなどをこのクロークスペースに預けることができ、あたたかな室内ではドレスアップした薄着で観劇できるようになっています。寒い国ならではの配慮ですよね。


▲預けた上着と引き換えにこんな札を渡されます。

※ここで注意!預ける上着の襟の内側に、かけ紐がついていないと
ハンガー代をとられる劇場があります。

 

▲そして、このクローク担当の方に、オペラグラスを借りることができます。終演後に長蛇の列をなすクローク前で、このオペラグラスを見せると、皆が「お先にどうぞ」と譲ってくれるため、スムーズに自分のコートを受け取ることができるという利点もあります。

☆ワンポイント ロシア語講座☆
бинокль(ヴィノークリ):オペラグラス
гардероб(ガルジェロープ):クローク
вешалка(ヴェーシャルカ):ハンガー

本日のプログラムを購入したりCDショップをみたりしながら、開演までの時間をゆったりと過ごすことが出来ます。バレエ・オペラ関係のここにしかない掘り出し物も!


▲カフェ&バーの一角では、ブッテルブロードと呼ばれるオープンサンドや
イクラが乗った小さなカナッペ、ピロシキなどが並んでいました。

▲ボリショイ劇場のバーコーナーには、なんとサモワールが!サモワールというのはロシア式の湯沸かし器で、ここでは飾りでなく実際に使うことができます。

▲ソビエト・シャンパンもおすすめです。やや甘めで飲みやすくお値段もお手頃ですので、幕間の一杯にぴったり!

▲そして、いよいよホール内へ・・・現実から夢の世界へと誘ってくれるどこまでも優雅な空間が広がっています。


▲座席表はこのようになっています。ロシアでは開演前に3度ベルが鳴ります。これを目安にお席へどうぞ!

▲見上げると豪華なシャンデリア!幕が上がる前のワクワク感は、何度味わっても最高ですよね。

5年間の修復工事を経て2011年に再オープンした本館をはじめ、ロシアには素晴らしい劇場がたくさんあります。

【ロシア文化フェスBlog】MAX LUXURY 本格デビュー!

2015-06-30

ロシア文化フェスティバルblogより)

ロシア美女3人アリシア・タニューシナ、ラ-ナ・コルニュフ、オリガ・ゴルバリアンによる日本で結成されたロシア・ヴォーカル・ユニット MAX LUXURYの日本での本格デビューLIVEが赤坂BLITZで開かれました。

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心を酔わせるハーモニーと魂まで酔わせるゴージャスなステージを届けるMAX LUXURYをプロデュースするのは作詞家の売野雅勇氏。郷ひろみ『2億4千万の瞳〜エキゾチック・ジャパン〜』、チェッカーズ『星屑のステージ』、中谷美紀 with 坂本龍一『砂の果実』、中森明菜『十戒』、矢沢永吉『SOMEBODY’S NIGHT』、ラッツ&スター『め組のひと』など、J-POPを代表する数々のスターをスターダムに押し上げて来たヒットメーカーです。今回はそんな売野氏の作詞生活25周年を記念してMAX LUXURYがゴージャスに歌い上げました!世代を超えて日本の心をひとつに熱狂させてきたメロディーの連続に会場は盛り上がります。

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MAX LUXURYのメンバーも『これらがロシアの歌ではないなんて信じられない!』というほどに、日本とロシア歌謡曲には、どこか似ている切なさや哀愁があり、しみじみとした感情を呼び起こします。

その証拠に、ロシア歌謡界の大御所アーラ・プガチョワがかつて歌った『百万本のバラ』は、その後、国境を渡り多くの日本人歌手に歌われ、日本の歌だと思われるほどに愛されていますし、逆にザ・ピーナナッツ『恋のバカンス』は、ロシアでロシアの歌だと思われているほどに浸透しています。

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△実は、『百万本のバラ』を日本に紹介したCDのライナーノーツを担当したのは、ロシアの声OB(当時のモスクワ放送、現在のラジオ・スプートニク)の西野肇アナでした。逆に、『恋のバカンス』をソ連に広めたのは、モスクワ放送の東京特派員だったそうです!☆関連記事【今日のロシア】百万本のバラ秘蔵ライナーノーツ♪MMM♪ Миллион алых роз (百万本のバラ)♪

さて、この今も日露を結ぶ奇跡の2曲のほか、豪華デビューライブ『モスクワ郊外の夕べ』『悲しき天使』など日本でも人気のあるロシア語の6曲もMAX LUXURYならではのアレンジで会場を沸かせました。

△オリジナル曲『Take Me To Fujiyama』はエンターテイナーの彼女たちにぴったりの1曲。

△東日本大震災の犠牲者を弔うために『聖なる人』。圧倒的な歌唱力とダイレクトに心に届く美しい日本語の歌詞に思わず涙する観客も。

すでにCDの発売も決まっており、これからも大好きな日本で歌い続けていきたい!と日本語・ロシア語・英語の3か国語MCで改めて決意表明するMAX LUXURYに大きな拍手が送られました。

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△右・MAX LUXURYプロデューサーの作詞家 売野雅勇氏、左・ロシア文化フェスティバル IN JAPAN 長塚英雄事務局長

今回のデビューLIVEは、ロシア文化フェスティバル2015 IN JAPANの登録プログラムだったのですが、普段はクラシック音楽のイベントが多く年齢層も比較的高めの「ロシア文化フェスティバル友の会」会員の皆様にとっては、会場総立ちで歌ったり踊ったり……ちょっと異色な、だからこそ大興奮の忘れられない夜になったようです。あの名誉教授が!?あの大御所が!?ロシア美女の誘いで踊る!踊る!!

日本とロシアでヒット曲を出す!というMAX LUXURYの夢が叶う日まで、これからも応援していきたいですね。

Max Luxury TV on YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCgbExTsg9GQB1yKwaCKzDcQ