【ロシア文化フェスBlog】劇場へ行こう!

2015-07-27

(ロシア文化フェスティバルblogより)

今年で3回目となる東日本大震災復興祈念チャリテイ・バレエコンサート「ロシア・バレエ トップダンサーたちによるバレエ・グラン・ガラ」が開催されました。

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プロデュース・演出を担当なさったのは、ウクライナのキエフ国立オペラバレエ劇場ダンサーの田北­志のぶさん。

ロシアのクラシック・バレエの最高峰であるボリショイ・バレエとマリインスキー・バレエのトップダンサーをはじめ、世界で活躍するトップダンサーたちが同じ舞台に立ち、それぞれの魅力を存分に発揮出来るブログラムで被災地への想いを届けるステージは、田北さんが“競演ではなく協演である“とおっしゃっているように、ほかのガラコンサートにはない温かさに包まれています。

さて、夏休みにはいり、ロシアで劇場を訪れるご予定がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回はボリショイ劇場の新館を訪れながら観劇までを疑似体験してみましょう。

▲こちらがボリショイ劇場の新館です。

▲本館と新館の位置関係は上図のようになっています。

いよいよチケットを見せて入口をはいると、両側に大きなクロークスペースがあります。ロシアの劇場やレストランはどこもそうなのですが、秋から冬にかけての劇場シーズンには、たっぷりとした毛皮のコートなどをこのクロークスペースに預けることができ、あたたかな室内ではドレスアップした薄着で観劇できるようになっています。寒い国ならではの配慮ですよね。


▲預けた上着と引き換えにこんな札を渡されます。

※ここで注意!預ける上着の襟の内側に、かけ紐がついていないと
ハンガー代をとられる劇場があります。

 

▲そして、このクローク担当の方に、オペラグラスを借りることができます。終演後に長蛇の列をなすクローク前で、このオペラグラスを見せると、皆が「お先にどうぞ」と譲ってくれるため、スムーズに自分のコートを受け取ることができるという利点もあります。

☆ワンポイント ロシア語講座☆
бинокль(ヴィノークリ):オペラグラス
гардероб(ガルジェロープ):クローク
вешалка(ヴェーシャルカ):ハンガー

本日のプログラムを購入したりCDショップをみたりしながら、開演までの時間をゆったりと過ごすことが出来ます。バレエ・オペラ関係のここにしかない掘り出し物も!


▲カフェ&バーの一角では、ブッテルブロードと呼ばれるオープンサンドや
イクラが乗った小さなカナッペ、ピロシキなどが並んでいました。

▲ボリショイ劇場のバーコーナーには、なんとサモワールが!サモワールというのはロシア式の湯沸かし器で、ここでは飾りでなく実際に使うことができます。

▲ソビエト・シャンパンもおすすめです。やや甘めで飲みやすくお値段もお手頃ですので、幕間の一杯にぴったり!

▲そして、いよいよホール内へ・・・現実から夢の世界へと誘ってくれるどこまでも優雅な空間が広がっています。


▲座席表はこのようになっています。ロシアでは開演前に3度ベルが鳴ります。これを目安にお席へどうぞ!

▲見上げると豪華なシャンデリア!幕が上がる前のワクワク感は、何度味わっても最高ですよね。

5年間の修復工事を経て2011年に再オープンした本館をはじめ、ロシアには素晴らしい劇場がたくさんあります。

【ロシア文化フェスBlog】MAX LUXURY 本格デビュー!

2015-06-30

ロシア文化フェスティバルblogより)

ロシア美女3人アリシア・タニューシナ、ラ-ナ・コルニュフ、オリガ・ゴルバリアンによる日本で結成されたロシア・ヴォーカル・ユニット MAX LUXURYの日本での本格デビューLIVEが赤坂BLITZで開かれました。

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心を酔わせるハーモニーと魂まで酔わせるゴージャスなステージを届けるMAX LUXURYをプロデュースするのは作詞家の売野雅勇氏。郷ひろみ『2億4千万の瞳〜エキゾチック・ジャパン〜』、チェッカーズ『星屑のステージ』、中谷美紀 with 坂本龍一『砂の果実』、中森明菜『十戒』、矢沢永吉『SOMEBODY’S NIGHT』、ラッツ&スター『め組のひと』など、J-POPを代表する数々のスターをスターダムに押し上げて来たヒットメーカーです。今回はそんな売野氏の作詞生活25周年を記念してMAX LUXURYがゴージャスに歌い上げました!世代を超えて日本の心をひとつに熱狂させてきたメロディーの連続に会場は盛り上がります。

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MAX LUXURYのメンバーも『これらがロシアの歌ではないなんて信じられない!』というほどに、日本とロシア歌謡曲には、どこか似ている切なさや哀愁があり、しみじみとした感情を呼び起こします。

その証拠に、ロシア歌謡界の大御所アーラ・プガチョワがかつて歌った『百万本のバラ』は、その後、国境を渡り多くの日本人歌手に歌われ、日本の歌だと思われるほどに愛されていますし、逆にザ・ピーナナッツ『恋のバカンス』は、ロシアでロシアの歌だと思われているほどに浸透しています。

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△実は、『百万本のバラ』を日本に紹介したCDのライナーノーツを担当したのは、ロシアの声OB(当時のモスクワ放送、現在のラジオ・スプートニク)の西野肇アナでした。逆に、『恋のバカンス』をソ連に広めたのは、モスクワ放送の東京特派員だったそうです!☆関連記事【今日のロシア】百万本のバラ秘蔵ライナーノーツ♪MMM♪ Миллион алых роз (百万本のバラ)♪

さて、この今も日露を結ぶ奇跡の2曲のほか、豪華デビューライブ『モスクワ郊外の夕べ』『悲しき天使』など日本でも人気のあるロシア語の6曲もMAX LUXURYならではのアレンジで会場を沸かせました。

△オリジナル曲『Take Me To Fujiyama』はエンターテイナーの彼女たちにぴったりの1曲。

△東日本大震災の犠牲者を弔うために『聖なる人』。圧倒的な歌唱力とダイレクトに心に届く美しい日本語の歌詞に思わず涙する観客も。

すでにCDの発売も決まっており、これからも大好きな日本で歌い続けていきたい!と日本語・ロシア語・英語の3か国語MCで改めて決意表明するMAX LUXURYに大きな拍手が送られました。

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△右・MAX LUXURYプロデューサーの作詞家 売野雅勇氏、左・ロシア文化フェスティバル IN JAPAN 長塚英雄事務局長

今回のデビューLIVEは、ロシア文化フェスティバル2015 IN JAPANの登録プログラムだったのですが、普段はクラシック音楽のイベントが多く年齢層も比較的高めの「ロシア文化フェスティバル友の会」会員の皆様にとっては、会場総立ちで歌ったり踊ったり……ちょっと異色な、だからこそ大興奮の忘れられない夜になったようです。あの名誉教授が!?あの大御所が!?ロシア美女の誘いで踊る!踊る!!

日本とロシアでヒット曲を出す!というMAX LUXURYの夢が叶う日まで、これからも応援していきたいですね。

Max Luxury TV on YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCgbExTsg9GQB1yKwaCKzDcQ

【ロシア文化フェスBlog】鳩山会館で日露修好160周年記念展

2015-05-30

東京・音羽の鳩山会館で『日露修好160周年記念展』がはじまりました。

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会場には、先日取材に同行し、ブログでもご紹介いたしました戸田造船郷土資料博物館の展示品の数々が・・・!

過去関連ブログ

記念展の舞台裏!戸田造船郷土資料博物館へ 〜前編〜

日本とロシアの交流のはじまり!戸田造船郷土資料博物館 〜後編〜

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オープニングセレモニーではアファナシエフ駐日大使が、ディアナ号につづく新しい日露友好の船で漕ぎ出そう!と素敵な挨拶をしてくださり、つづく記念トークショーでは、会場で上映されているアニメーション映画『幕末のスパシーボ』製作総指揮の斉藤斗志二先生と鳩山由紀夫氏が登壇。親交の深いお二人ならではの㊙エピソードも満載で、展覧会をさらに深めるプチャーチン提督の娘オリガさんに関連する国際プロジェクトも発信され、おおいに盛り上がりました。

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△グルジアワインで乾杯!

さて、鳩山会館といえば美しい庭園のバラが有名ですが、ちょうどオープニングを祝うように満開!

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大正13年に文京区音羽の小高い丘の上に建てられた鳩山家の洋館には、ロシアの芸術家ズラブ・ツェレテリによる銅像“日ソ国交回復に貢献した鳩山一郎元総理”があります。

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△ツェレテリ制作の銅像は、モスクワ川のピョートル大帝像などモスクワの街中でたくさんみることができます。

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△“マダム・ミユキ“ 情熱的な赤色が幸夫人にぴったり!

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△鳩山一郎氏が最も愛したというバラ“ピース”

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△展示室にも、モスクワ市長から贈呈された琥珀製のグラスや、パレフ漆りの文具セットなどを見ることが出来ます。パレフ塗りというのは、紙を何枚も重ねてつくった小箱などを黒く塗り、そこに細密に絵付けをしたロシアの工芸品です。ほかにも、鳩をモチーフにした装飾や美しいステンドグラスなど見どころ満載の洋館をぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。