日本でもロシアでも「ダイコン」、イギリスでは「ムーリ」?はじめての「サンファイア!」

2022-02-07

日本とロシアでは同じ名前なのにイギリスでは違う呼び方がある、そんな野菜といえば・・・大根!

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△日本でもロシアでも「ダイコン」ですが、イギリスでは「Mooli」。日本よりもほっそりしています。

関連☆【モスクワのスーパーマーケット探検】 〜野菜編〜

スーパーでもときどき見かけるダイコンですが、地元の八百屋さんでは扱いがなくて、ラディッシュで代用したりもしています。

さて、イギリスならではお野菜やイギリスで人気のあるフルーツでは、これまでケール(☆【英国のお気に入り】ビタミンの宝庫!ケールの苦味を飛ばすには?)やルバーブ(☆【英国のお気に入り】鮮やかな赤といえば?ルバーブのヴァレーニエとビーツのスムージー)をご紹介しましたが、八百屋さんにはまだ日本やロシアでは購入してお料理したことのないものがたくさん!

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△たとえば、今日初めて購入したのは「Chard」と呼ばれる野菜。昨日お招きいただいたホームパーティのホット・サラダに入っていて「これはなあに?」と尋ねたのが出会いでした。茎がカラフルなレインボーチャードもあって、おもてなし料理にも使えそう!?(☆【英国のお気に入り】初めてのライス・プディングと英国式ホームパーティー

ロシアではビーツの茎と葉を初めていただきましたがとっても美味しくてお気に入りでした。

一方、日本でもロシアでも見かけず、英国ではじめていただいたのは、こちら!イギリスの海外に育つ植物だそうで、ほんのり塩味がする不思議なサンファイア(Samphire)。お魚料理の脇にソテーしたものが添えられていました。

 

イギリスとロシア、女性として初の・・・【イギリスの学校生活】

2022-02-05

現地校のYear6で学んでいる息子の宿題は、「わぁ、懐かしい!小学校でおなじことを学ぶのね」という内容と、「あら、発見!イギリスではこんなことを学ぶのね」という内容の両方があります。たとえば、ガスバーナーの使い方とか、空の雲の種類とか、水の循環、細胞のしくみ、地殻変動などは、私の知らない英単語が並んでいますが、「ああ積乱雲ね」なんて頭の中で自動変換されながら、同じことを学んでいて嬉しくなります。一方、産業革命やイギリスの天気、イギリスの河川の名前など地理や歴史は、初めて知ることが多く興味津々です。

先日の帰り道は、まだ女性が男性と同じように教育を受けたり職業をもったりすることが出来なかった時代にイギリスで社会を変えた女性、新たな分野を開拓した3人の人物について教えてもらいました。フローレンス・ナイチンゲール(☆“クリミアの天使“フローレンス・ナイチンゲール博物館ともうひとりの天使マリア・シーコール)、監獄における囚人の人権や、子供や女性の生き方を変えたエリザベス・フライ、そして女性参政権のために戦ったエメリン・パンクハストです。エリザベス・フライのポートレートが以前ポンド紙幣に描かれていたことから、「あなたなら誰を紙幣にしますか?」というのを絵に描くことが宿題でした。

さて、ロシアにもそんな女性がいるかしら・・・?と考えてみました。

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数学者 ソフィア・カバレフスカヤ(Софья Васильевна Ковалевская 1850ー1891)

数学者の家系に生まれ、幼い頃から数学に興味を持っていたソフィア。ソフィアの子供部屋には、絵本の代わりに大学で使うような数学本の1ページを切り取ったものが貼られていたという神童エピソードも伝えられています。

当時のロシアでは、女性が高等教育を受けることが出来なかったため、西ヨーロッパの大学で学び1874年に博士号を取得します。数学者として活躍したソフィアは、ロシアおよび北ヨーロッパでは女性初となる教授となりました。なりふり構わず勉強のみに打ち込んだ女性ではなく、外見もとても美しく、愛する伴侶や子供にも恵まれ女性として豊かな生活を送り、文学にも才能を発揮してたくさんの美しい詩も残しています。病に冒され41歳という若さで亡くなってしまったため、彼女の名は広く世界に知られているとは言えませんが、女性たちのために扉を開いた重要な人物としてロシアでは今も教科書にも必ず登場しています。

 

(ちなみに数学では、掛け算や分数が日本とイギリスでは少し違っていて、九九を暗唱して掛け算をする解き方ではありませんし、分数の読み方が日本と異なっていて、日本の感覚で見る私はちょっと戸惑います。)

関連☆【ロシアナの本棚】イギリスとロシアの小学生 〜学校生活まとめ〜

イギリス陶器の町ストーク=オン=トレント日帰り旅【英国のなかのロシア】【イギリス国内旅】

2022-02-04

ロンドンから電車でおよそ1時間半、陶器の町ストーク=オン=トレント(Stoke on Trent)へやってきました。英国最大の陶磁器メーカーであるウェッジウッド(Wedgewood)の工場やミュージアムを訪れ、ティールームでアフタヌーンティーを楽しんだ後は(→ワールド・オブ・ウェッジウッドで工場見学&アフタヌーンティー【英国のなかのロシア】【イギリス国内旅】)、帰りの列車の時間までいくつかの陶磁器ブランドのショップをまわりました。

【スポード(Spode)】

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△1770年創業のスポードは、1806年にジョージ4世よりロイヤル・ワラントを授与された王室御用達ブランドです。ヘリテージセンターでは、スポードの歴史や製造工程、作品が展示されているほか、工場直営のショップやちいさなカフェも併設されていました。

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△スポード創立者はジョサイア・スポード1世。そう、なんとストーク=オン=トレントには1759年に『ウェッジウッド』を創設したジョサイア・ウェッジウッドのほかに、もうひとり天才ジョサイアがいたんですね・・・!

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△スポードは銅板転写による下絵付けの技法を開発しました。また現代も使われているようなボーン・チャイナ(Bone China)と呼ばれる薄くても強度の強い乳白色の美しい陶磁器を完成させました。

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△1816年に発表されたイタリアの風景をモチーフとした『ブルー・イタリアン』は、スポードを代表するシリーズとして愛され続けてきました。食器の縁には東洋風のモチーフが描かれているので、西洋と東洋が融合した不思議な魅力があり、日本でもとても人気があります。

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たとえばデンマークのロイヤルコペンハーゲンやオランダのロイヤルデルフト、そしてロシアのグジェリ焼きのように、世界中にはたくさんのブルー&ホワイトの魅力的な食器がありますね。(☆【コバルトブルーと白の世界!グジェリ】〜まとめ〜

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△さて、もうひとつ、スポードの人気シリーズに『クリスマス』があります。ちょうどクリスマスシーズンでしたので、たくさんのクリスマスをテーマにした絵皿が、工場直営店ならではの破格の値段で売られていました。私がスポードを知ったのも、F&Mのクリスマス・テーブルセッティングでした。

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△ブルー&ホワイトにしようと思っていたのですが、一目惚れして購入してしまったのは1840年のLATE SPODE『Copeland&Garrett Bologna』

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△こちらはスポードではなく、1883年創業の『Jonson Bros』社の『Christmas Old Britain Castles』で、ショップの一角で見つけました。「イギリスでもっとも大切にされている行事はクリスマスだから、イギリスの記念に・・・」クリスマスのものって毎年クリスマスシーズンしか使うことが出来ないのに、心惹かれてつい増えていってしまいます。

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△そして、こちらはスポードの『クリスマス』(下)。上の2つは日本にいる頃からずっと使っているお気に入りのnikko hotelのものなんですが・・・まるでセットみたい!?

【エマ・ブリッジウォーター(Emma Bridgewater)】

続いてやってきたのは、エマ・ブリッジウォーターです。エマさんが愛するお母様のバースデープレゼントとして作った陶器がもとになり、1985年に創業しました。普段使いに嬉しい使い心地の良さとハッピーな雰囲気は、エマさんの想いからきているんですね。

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△この水玉(ポルカドット)とマグカップの形が特徴!

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△やさしく柔らかい模様の雰囲気が魅力ですが、スポンジ製のハンコでぽんぽんと柄をつけていくそうです。エマ・ブリッジウォーターのマグとの出会いは、実はサーカスでした。(☆伝統的なイギリスのサーカスGIFFORDSへ!イギリスとロシアのサーカスあれこれ

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△動物や植物などを繊細なタッチで描いたシリーズも人気。

紅茶大国イギリスではいつもティーカップを使っているのかしら?と思っていたのですが、ミルクティーをたっぷり飲むイギリス人の普段使いはマグカップ!友人宅にお邪魔するたびに、「紅茶を一杯いかが?」と勧められ、マグカップに並々と湯気をたてた美味しい紅茶が出てきます。なかでもエマ・ブリッジウォーターのマグの使い心地は抜群です。

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△期間限定マグやスペシャルなコラボ商品などもあり、コレクションしている方も。ロンドン・モチーフのマグは旅の記念にぴったり!

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△カフェやギフト・ショップ、そして

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△アウトレット・ショップも。

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△新型コロナの影響でファクトリーツアーは開催されていませんでしたが、絵付けのワークショップが開催されていました。

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今回はウェッジウッドをメインに、スポードとエマ・ブリッジウォーターを回りましたが、バーレイやムーンクラフトなど・・・まだまだたくさんの陶磁器ブランドの工房やショップがあります。どこもファクトリツアーやポッタリー&絵付け体験、そして魅力的なカフェとショップがあるので、食器をめぐるストーク=オン=トレント旅では、どこで何をしようか悩んでしまいますね。