【ロシア文化フェスBlog】『ロシアの演劇』その前に・・・

2013-06-24

(ロシア文化フェスティバルblogより)

早稲田大学で開催されるマイヤ・コバヒゼさんの講演会の前に、構内にある坪内博士記念演劇博物館を訪れました。

洋館巡りツアーでも人気の建物は、1928(昭和3)年10月、坪内逍遙が古稀の齢(70歳)に達したのと、その半生を捧げて翻訳された「シェークスピヤ全集」全40巻の完成を記念して設立されたもの。

▲梅雨空の演劇博物館。

16世紀イギリスの劇場「フォーチュン座」を模して今井兼次らにより設計されており、建物自体も細部まで見どころが一杯!天井に羊がそぞろあるく「逍遥記念室」は特に素敵で、未年の逍遥博士の愛蔵品コーナーには可愛らしいひつじコレクションがずらり。なんとペンネームの“しょうよう“も小さい羊という響きからきているそうです。残念ながら撮影禁止ですが、公式サイトの動画でたっぷりとご覧頂けます。

▲エントランス上には「人生は劇場なり」の文字が!

さて、館内展示は・・・中国の影響を受けてはじまる古代にはじまり、能や歌舞伎の母体となった中世~近世では能面を実際に装着出来るコーナーも(写真撮影ができたらいいのに!)、そして近代では、明治44年に日本初の帝国劇場の復元模型が。ロシアの伝説的なバレリーナ、アンナ・パブロワもこの舞台で踊りました。
この日はちょうど劇作家小山内薫がヨーロッパに滞在した当時の資料が公開されており、ロシア滞在期間中に通い詰めたというモスクワ芸術座の資料や、妻にあてた白樺林の絵葉書、帰国後に演出したゴーリキー『夜の宿(どん底)』ポスター等が展示されていました。このように歩くだけで日本の演劇の歴史を辿ることができる圧巻の常設展示に加え、魅力的な企画展も。

▲ 1930 年代初頭ソ連に渡り、演出家メイエルホリドの助手としてその演劇的手法を学んだ『佐野碩と世界演劇~日本・ロシア・メキシコ“芸術は民衆のものだ“~』展(~5月22日)パンフレットも頂きました。

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▲逍遥先生の銅像、その手はピカピカに輝いていました!演劇への情熱とたゆまぬ努力で偉業を成し遂げた先生の手に触れると願いが叶うといわれており、もちろん私もしっかり握手してまいりました!

新刊『ロシアの演劇~起源、歴史、ソ連崩壊後の展開、21世紀の新しい演劇の探求』をより深く理解するために、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

【ロシア文化フェスBlog】ロシア演劇の今!

2013-06-20

(ロシア文化フェスティバルblogより)

華やかに開催されたロシア文化フェスティバル2013 in JAPANオープニングセレモニーにて、ご来場くださった皆様へ記念品として贈呈されたのがこちら!

新刊「ロシアの演劇~起源、歴史、ソ連崩壊後の展開、21世紀の新しい演劇の探求~」マイヤ・コバヒゼ著 荒井雅子訳(生活ジャーナル)

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出版を祝して、著者マイヤ・コバヒゼさんが来日!“現代ロシア演劇における新しい傾向“と題して講演会を開催します!

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音楽・バレエ・演劇評論家であり、元ロシア連邦文化省・文化映画庁現代芸術局長などを歴任、現在はロシアテレビアカデミー基金国際プロジェクトコーディネーターとしてご活躍されているコバヒゼさん。

曾祖母、祖父、父が有名俳優で、娘さんはボリショイ劇場バレリーナという芸術一家のなかで磨き抜かれたその感性と、グルジア演劇大学から英国・米国留学を通して研究し続けた演劇に関する深い知識、そしてこれまでグルジアやロシアの学生たちに教えてきた豊かな経験から産まれた素晴らしい1冊が、コバヒゼさんの生き生きとした言葉で語られます。日本文化と日本語にもご興味があるというコバヒゼさんですから、各会場で予定されているサイン会では、もしかしたら日本語で直接お話できるチャンスもあるかもしれません・・・!?

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かもめがトレードマークの『モスクワ芸術座』、毎年注目の『黄金のマスク演劇祭』、俳優ならずとも一度は耳にしたことのあるスタニスラフスキー・システム…気になるワードを見つけたあなた、どうぞ会場へおこしください!

【ロシア文化フェスティバル IN JAPAN】【ロシア文化フェスBlog】まもなく2013オープニング!

2013-05-22

来る6月3日(月)東京・帝国ホテルにおいて、『ロシア文化フェスティバル2013  in JAPAN』オープニングセレモニー&レセプションが開催されます!

今年で8年目を迎えるロシア文化フェスティバルを祝して、ロシア側からはセルゲイ・ナルイシュキンロシア連邦国家院議長(ロシア組織委員会委員長)をはじめとしたロシア政府代表団が出席。日本側からは、鳩山由紀夫第93代内閣総理大臣(日本組織委員会委員長)、女優の栗原小巻さん(同副委員長)など、日本とロシアの架け橋として活躍されている約400人が招かれることになっています。 

さてセレモニーには、マリインスキー劇場ソリストとして人気を誇るロシアオペラ界のスターであり、その美貌からファッションモデルやテレビ司会者としても引っ張りだこ、さらには国会議員としての顔も合わせ持つ、マリア・マクサコワがスペシャルゲストとして登場予定です!では、その歌声を一足先に、マクサコワさんの公式YouTubeチャンネルで拝聴してみましょう!

http://www.youtube.com/user/Starmaksakova?feature=watch

また、昨年のクロージングコンサートで大きな感動を呼んだユーリー・シモノフ指揮モスクワ・フィルハーモニー交響楽団が、再演を望むファンからの熱いラブコールに応えて今度はオープニングに登場します!ソリストには7年ぶりの共演となるピアニストのフジコ・ヘミングらを迎え、さらに多くの方に感動をお届けするため6月16日~30日にかけて日本全国で予定していますので、どうぞお見逃しなく!

2006年からスタートし、ソ連&ロシア史上初となるユニークな文化・芸術プログラムを多数世に送り出してきたロシア文化フェスティバルの入場者は、昨年までで999万9750人を記録。これは1970年大阪万博ソ連館以来最高の来場者数だそう!さあ今年2013年、まもなく迎える1000万人目は・・・あなたかもしれません!

 

 ロシア文化フェスティバルblogより