【ロシア文化フェスBlog】注目!全ロシア音楽コンクール 〜その1〜

2013-03-28

今回はこれから注目のイベントをご紹介します!
 

5月17日(日経ホール)、18日(東大和市民会館ハミングホール)にて開催される『全ロシア音楽コンクール2010年優勝者ガラコンサート~ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・女声部門の覇者を迎え~』

クラシック音楽コンクールと言えば、4年に一度ロシアで開催される『チャイコフスキー・コンクール』が有名ですが、『全ロシア音楽コンクール』は、より若くより広い分野で才能溢れる音楽家たちを発掘・支援するために、ロシア連邦によって2010年に初開催された今注目のコンクールのひとつです。

公式サイトはこちら

初開催の2010年は「ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽」の4部門、

2011年は「交響楽および合唱の指揮、室内楽演奏」の3部門、

2012年は「吹奏楽、パーカッション、ハープ、オルガン」の4部門、

そして今年2013年は「民族楽器」部門で審査が行われ、

来年2014年は再び第一回と同部門・・・というように各部門が4年サイクルで開催されることになっています。

第一次・第二次選考は、毎年9月中旬~11月初旬にかけて8つの連邦管区で、そして第3次選考~表彰式、入賞者ガラ・コンサートは首都モスクワで開催されます。

今回は、記念すべき第一回目2010年優勝・最高位に輝いたスターたちが来日します。
 
今、ロシアから世界に羽ばたこうとしているその若き才能のきらめきに、大人への階段を駆け上るその貴重な瞬間に、ひとあし早く出逢ってみませんか?
 

【ロシア文化フェスBlog】日本・ロシアフォーラム開催 in 東京

2013-03-02

ロシアの「ラシースカヤ・ガゼータ」と日本の「毎日新聞」という両国を代表する新聞社の主催による「日本・ロシアフォーラム」が、2月28日東京で開催されました。

メインフォーラム(両国代表、主催者の挨拶、特別基調講演)のあと、ビジネス(資源開発・インフラ)、技術(IT・宇宙)、文化・スポーツの各分科会に分かれ、各界の代表者や専門家をパネリストに意見交換が行われました。

「文化・スポーツ分科会」では、茶道裏千家前家元、ユネスコ親善大使、さらにロシア文化フェスティバル日本組織委員会委員を務められている千玄室さんが登壇。ご先祖様である千利休が一椀のお茶で権力者に和敬清寂の心を教えたエピソードや、茶道の心得を例に挙げ、日本の伝統文化である茶道を通じて実践していらした民間外交の大切さについて熱弁をふるい、会場を魅了しました。

また、女優で、ロシア文化フェスティバル日本組織委員会副委員長としてご活躍されている栗原小巻さんは、 日本語・ロシア語を織り交ぜ、心のこもったビデオ・メッセージで会場に華を添えました。(以下、要約でご紹介いたします)

「日本・ロシアフォーラムの開催を心からお祝い申し上げます。私自身は十代の頃から、バレエ交流や合作映画などでロシア文化に親しみ、現在に至るまでロシアの素晴らしい芸術家・指導者の皆様にお教えいただきました。そのご縁で、2006年の開幕以来「ロシア文化フェスティバル」に関わっておりますが、日露の文化交流や平和友好に多大な貢献をしていると、組織委員会の一員として自負しております。これはひとえに、ロシアの芸術家の皆様方、そして両国の関係者の皆様方のご尽力のおかげだと思っております。このフェスティバルを通じまして、年間100万人以上のロシア芸術・文化を愛好する日本の方々が、現代ロシア芸術と知り合う機会を得て、芸術家の誠実さや芸術の尊さを実感して参りました。2011年の東日本大震災や原発事故で日本が悲劇を被ったとき、芸術活動の友好的な支援は非常に大切なものでした。文化交流が両国民の関係を強くすること、そして両国の平和と友好を心から願っております。」

会場ではパンフレットとともに、このフォーラムのロゴマークの小鳥を作るための折り紙も配布されました。赤と青に塗り分けられたこの折り紙を折っていく作業は、まるで日本とロシアの接点を重ね合わせていくようで、日本・ロシアフォーラムを象徴するものでした。それぞれが完成させた小鳥が、両国をつなぐ空へ羽ばたいていきますように・・・!

「ロシア文化フェスティバルblog」より

【ロシア文化フェスBlog】追悼:東 道輝ボリショイ・サーカス会長

2013-02-26

2月20日、ボリショイ・サーカスに人生を捧げた故・東道輝会長のお別れ会が催されました。

楽しいことが大好きで、それ以上に楽しんでもらうのが大好きだった東会長のお人柄どおり、ロシアからの友好勲章を胸に微笑む東会長を囲んでの温かなひとときになりました。

「日本ではもちろん、ロシアではそれ以上に、東さんは著名な方でした。」

弔辞が読まれたステージでは、生演奏とともに東さんの思い出写真がスライドショーで流れました。

▲ステージ脇に用意された東さんの貴重な想い出コレクション

▲東さんを心から慕うロシア人たちから贈られたというポートレートや東さんをモチーフにしたマトリョーシカもありました。

▲ロシアから授与された勲章の数々も並びました。

▲ソ連時代の1958年に初来日したときから手がけてきたボリショイ・サーカス公演パンフレットは、赤色にこだわっていたそうです。

「ロシア文化フェスティバル in JAPAN」毎年恒例のボリショイ・サーカスと、日本組織委員会副委員長としてもご活躍された東さんは、フェスティバルには欠かせない存在でした。

▲2011年公演では私も日本語アナウンスを務めさせていただきました。

▲2011年フェスティバルパーティにて、ボリショイ・サーカス大木睦美社長とともにお茶目な敬礼姿の東会長

「どんな人にも、同じように丁寧でした」大木ボリショイ・サーカス社長をはじめ、皆様が口を揃えてそうおっしゃっていたのが印象的でした。まるで今にも会場に「やあやあ!」と現れそうで、今もまだこの場にいらっしゃらないことが信じられませんが、それでも、東さんのスピリットは、今年2013年に来日55周年を迎えるボリショイサーカスを通してこれからも私たちに受け継がれていくはずです!

東会長、どうぞ安らかにお眠りください・・・!「ロシア文化フェスティバルblog」より