【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『美味しい万能薬!コローメンスコエの蜂蜜市』

2018-02-27

(ロシア文化フェスティバルblogより)

春と秋、毎年恒例の蜂蜜市が開催されるカローメンスコエ。

蜂蜜の大好きなロシア人は、美容に、風邪の予防や治療に・・・と、いつも蜂蜜をお薦めしてくれます。そして、毎年春と秋の蜂蜜市が開催される時期になると、大きなカートを引いて、いそいそとお気に入りの蜂蜜を買いに出かけます。(2018年春は1月19日〜3月18日)

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△甘い蜂蜜の香りに包まれた巨大テントのなかは、向こう側が見えないほど、そして何列も、数えきれないほどのブースが並びます。

同じ種類の蜂蜜でも、お店によってずいぶん味が違います。こちらのお店では“栗”の蜂蜜を購入。栗独特の風味が口一杯に広がります。お店の方とのおしゃべりも楽しみのひとつ。おしゃべりと味見がはじまると、なかなか次へ進むことができません。

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△どこのお店でも、まずは基本のアカシアから薦められ、それから菩提樹やプロポリス、ベリーやりんごなどのフルーツや花など今年のお店のおすすめ蜂蜜、そして蕎麦や栗など癖の強い味へ・・・と進みます。こちらはアルタイ地方のお店です。大きな匙で蜂蜜をすくっては、その自慢の美しい透き通った色ととろみを見せてくれます。

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△ロシアのさまざまな地方から出店していて、その地方独特の植物や風景で演出していたり、家族で養蜂業を営んでいる写真を展示していたり、蜂蜜でロシア旅行が出来ます。

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△こちらのサハリン産蜂蜜のお店では、珍しい“桜“の蜂蜜を発見。桜餅のような味と香りです。いろんな香りや味を購入するのも楽しいですし、同じ種類で食べ比べをするのもいいですね。

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乾燥キノコも風味がよくてとっても美味しい!それぞれのお店がアットホームな温もりのある雰囲気でディスプレイされていて、あちこち眺めながら歩くのはとっても楽しいです。

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蜜蝋やプロポリス石鹸なども、蜂や蜂の巣の模様にデザインされていたりします。

最寄り駅はКОЛОМЕНСКАЯ駅(Музей方面の出口を出ます)。中心部から乗り換えなしでそれほど遠くない場所ですが、公園にはいると広々として自然が美しく、世界遺産に登録されている教会などもあって、お散歩にもぴったりです。   公園へは歩いても行けますし、駅前からテント前まで無料の送迎バスもあります。

 

【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『ロシアの白パンの最も古く美味しい形!カラチ博物館』

2018-01-11

(ロシア文化フェスティバルblogより)

ロシアといえば黒パンですが、ロシアの白パンの最も古い形として、Калач(カラチ)と呼ばれるパンがあります。

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こちらはモスクワ郊外コロムナにあるカラチ博物館。煉瓦作りの可愛らしい博物館では、時間制で体験型の見学会を予約出来ます。この可愛らしい作業場にて、歴史や材料など、このユニークな形を実際に作りながら、そしてお客様も巻き込んで劇場のように展開していきます。

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16世紀頃から、タタールのイーストを使わない平たくて丸い白パン レピョーシカ(лепёшка)のレシピから作られるようになったそうです。

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さいごには、かごに山盛りの焼きたての香ばしいカラチと熱い紅茶がふるまわれます。バターをたっぷり塗っていただくと、外側はパリッとなかはもっちりとして、最高の美味しさ!

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ユニークな鍵穴状の形、そして切れ目を入れた部分がスマイルマークのようで、こちらまでにっこりしてしまいます。

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アンティークのピアノやサモワール、ベレスタ(白樺細工)の調味料入れなどロシアならではのキッチン周りのインテリアもとても可愛らしい!

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△店先でも、焼きたてのカラチに大行列!プレーンのカラチは50ルーブル。ほかにも、なかにお肉を挟んだカラチ・サンド、トヴァロークというチーズを乗せた昔ながらの菓子パン“バトルーシュカ”、ピロシキなども売っていました。

 

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お店の脇から、コロムナのクレムリンへと続いています。教会広場やちいさなミュージアム、飾り窓枠の可愛らしい昔ながらのお家など、散策にもぴったりです。

Музей Калачная

http://kolomna-kreml.ru/museums-view/muzej-kalachnaya/

【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『ドストエフスキーも愛したお菓子!パスチラの博物館』

2018-01-10

(ロシア文化フェスティバルblogより)

モスクワのカザン駅から南東へ、列車でおよそ3時間。郊外のちいさな街コロムナには、2つのパスチラ博物館があります。

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△コロムナ・パスチラ博物館

さっそく時間制の見学ツアーに申し込みます。まずは、パスチラというお菓子の歴史や作り方についてのレクチャーがあります。

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ロシアの小さな青林檎のピューレとお砂糖や蜂蜜、卵白などナチュラルな素材だけで作られた素朴なお菓子パスチラ。昔ながらのレシピで作られています。

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それから、可愛らしい19世紀ロシアスタイルのお茶会へ。

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ひとつずつ、味の説明や効用を教えていただきながら試食します。

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食感は、大きく分類すると、果汁を煮詰めて固めたゼリー状のタイプと、卵白などを加えてふんわりシフォンケーキのように仕上げたタイプの2種類あります。そこに、ベリー類やフルーツのエキスを加えてみたり、ケシの実やチョコレートでデコレーションしたり・・・無数のバリエーションとハーモニーが楽しめます。

 

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△影絵や朗読会などさまざまな催しや趣向を凝らしたお茶会も開催されています。

 

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△大の甘党だった文豪ドストエフスキーは、本棚にお菓子箱を隠していて、執筆の間につまんでいたそうです。子どもの頃にコロムナに住んでいたドストエフスキーはベリーのパスチラがお気に入りで、お菓子箱のなかにはいつも常備していたのだそうです。

 

さらに、Музейная фабрика пастилы (パスチラ博物館工場)もあります。こちらのエクスカーションは、建物内を回りながら、各部屋でお客様を巻き込んでまるで劇場のようにストーリーが展開していきます。実際にパスチラ作りを体験し、最後にはもちろんお茶会も用意されています。

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△パスチラは、ロシアでよく穫れるアントーノフカという小さな青林檎でつくるお菓子です。

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△エカテリーナ2世に献上されたことを記念した限定箱。

 

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▽お土産用のショップは、美しい箱やパスチラの色合いの美しさを生かしたラッピング!

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△宝石箱のような布ばりのオルゴールのなかにパスチラ。レース柄など優美なデザイン。

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△工場直営店ならではのできたてパスチラを購入できます。

大都会モスクワから少し足を伸ばせば、古き佳きロシアの田舎の風景を味わうことが出来ます。

 

Музей “Коломенская пастила” https://kolomnapastila.ru/

Музейная фабрика пастилы https://kolomnapastila.com/