【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『音楽の世界を旅する!ロシア国立音楽博物館』

2018-10-17

(ロシア文化フェスティバルblogより)

ロシア国立音楽博物館(Российский национальный музей музыки)では、世界の珍しい楽器とその歴史を旅することが出来ます。

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ロシア近代音楽の父とも称される作曲家グリンカの名を冠し、通称“グリンカ音楽博物館“としても親しまれています。

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△入り口を入ると、20世紀半ばにベルギーで作られたダンス・オルガン“オーケストリオン”が迎えてくれます。

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△ロビー正面には、グリンカ作曲の楽譜。1990年から2000年の間にロシア国歌としても使われていた愛国歌です。はじめて外国で上演されたロシア・オペラとしても知られる«Жизнь за царя(『皇帝に捧げし命』あるいは別名『イワン・スサーニン』)»の最後の合唱でも登場する曲です。

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△2階はロシアをはじめ世界の珍しい楽器のミュージアム。オーディオガイドを借りると、その楽器の説明や音色を聴くことが出来たり、アーティストの貴重な映像も観ることが出来ます。

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△サンクト・ペテルブルクで製作されたピアノ

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△ウクライナのオデッサのオルガン

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△ロシアのテルミン博士が発明した世界最古の電子楽器テルミン。1968年に博士が自ら完成させたテルミンも展示されています。

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△1960年代半ばのモスクワのシンセサイザー“ЭКВОДИН-11“

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△バラライカやドムラ、グースリなど豊富なロシアの民族楽器コレクションも見どころのひとつです。

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△また、ブリヤート共和国などロシアの各民族の珍しい楽器に出逢うことも出来ます。

企画展では、作曲家に関する博物館の膨大な資料のなかから、ロシアの作曲家ラフマニノフの生誕145周年記念をテーマにした特別展示がありました。

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△甘やかな香りでロシアの春を包み込むリラの花。ラフマニノフの生家は一面のリラの花に囲まれており、彼が作曲した『リラの花』という美しいロマンスは世界中で愛されています。

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△ ポートレートや直筆の楽譜、愛用の品々・・・!

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△この肘掛け椅子に座り、このピアノを奏でながら数々の名曲を作曲したのだと思うと心が震えます。

博物館内のホールでは、子ども向けのマスタークラスはもちろん、魅力的なコンサートも多数催されています。モスクワへいらしたら、ぜひこの博物館で音楽の世界への扉を開いてみてください。

公式サイト;http://glinka.museum

【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『モスクワ川クルーズへご案内!』

2018-10-11

(ロシア文化フェスティバルblogより)

はじめてモスクワを訪れる観光客の方はもちろん、船からの新鮮な目線でモスクワの観光スポット巡りができるモスクワ川クルーズは、ロシア人にもとても人気があります。

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デッキの風が気持ちの良い夏も、砕氷船になる冬も、一年中さまざまな会社の遊覧船が行き来しています。

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今日はそのなかのひとつ、スターリン建築のウクライナホテル前から乗船し、お食事をいただきながら2時間半をかけてゆっくりと往復できる船をご案内いたします。

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△景色がよく見えるガラス張りの船内。右岸と左岸を往復でそれぞれにじっくりと眺めることが出来る窓際のお席はやはり人気です。ここでお誕生日を祝うロシア人のご家族連れも多く、途中で何度か船内にハッピーバースデーが流れました。

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△ランチョンマットにはクルーズの航路や見どころが記されていますので、ここに日付やメモをして記念に持ち帰ることも出来ます。

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△船内レストランのメニューはアラカルトで別料金。飲み物を持ってデッキで乾杯!という楽しみ方も。

さあ、いよいよスタートです。まずは遠くに金融ビジネスの中心であるモスクワ・シティの摩天楼が見え、それからゆっくりと雀が丘に近づいていきます。モスクワ川の両岸に、新旧の人気展望スポットや建築物を眺めながら、首都モスクワの歴史と今を感じることができます。

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△世界遺産にも指定されているノヴォデヴィチ修道院を過ぎると、目の前には今夏ワールドカップ決勝も行われたルジニキ・スタジアム。収容人数は約8万人と国内最大規模です。1956年にレーニン中央スタジアムとしてオープンし、1980年モスクワ五輪でもメイン会場に使われた歴史あるスタジアムです。

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△ゴーリキー・パーク、新トレチャコフ美術館を過ぎると目の前にはピョートル大帝像!

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△黄金の秋の紅葉に黄金の屋根がきらめく救世主キリスト大聖堂。ソ連時代はここに巨大な温水プールがありましたが、ソ連崩壊後に19世紀の大聖堂が細部まで忠実な形で再建されました。

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△川から臨むクレムリンはまるで絵はがきのよう。美しく赤い城壁のむこうには、プーチン大統領の執務室がある大統領府や、壮麗な大クレムリン宮殿、そして歴代皇帝の戴冠式やロシア正教総主教の任命式が行われてきたウスペンスキー大聖堂の丸屋根などが見えます。まさにクルーズのハイライト!

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△ザリャージエ公園のモスクワ川の上に突き出す橋は人気写真スポット!かつてのロシアホテルの跡地に作られたこの公園は、モスクワ建都870周年記念の2017年に合わせて9月9日にオープンしました。モスクワ川クルーズでは、たくさんのユニークな橋を通るのもみどころのひとつです。

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△ロシア国旗がたなびく2階屋上デッキや1階船頭へ自由に出ることが出来ます。

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△船内ではプロのカメラマンによる写真サービスがあり、気に入ったものがあれば記念写真として台紙にいれて購入できるようになっていました。どれもファッション雑誌の1ページのようです。

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ちょうど季節は黄金の秋!船尾や屋上のデッキからは青く澄み渡る空とのコントラストの美しさを満喫できました。

【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『ロシア国内プレミア・リーグ観戦!ツェスカ・モスクワ VS ロストフ』

2018-09-23

(ロシア文化フェスティバルblogより)

ワールドカップの影響で、ロシア国内プレミア・リーグも盛り上がっています。かつて日本の本田選手もプレーし、ワールドカップ後には西村拓真選手がベガルタ仙台からの移籍を発表したことでも話題のツェスカ・モスクワの試合を観戦してきました。

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△新しく綺麗なホーム・スタジアム“Арена ЦСКА(ツェスカ・アリーナ)

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△切符売り場には、当日券を求めて列が!何しろ今日の試合は、ツェスカ・モスクワにとってワールドカップ後の今シーズン初戦なのです。ファンも気合いが入っています。

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△オフィシャル・ショップではさまざまなグッズがありますが、この日の印象では、一番人気はこのチームカラーのマフラー!首から下げておき、応援する時は両手に掲げて観戦していました。

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ボディチェックと荷物検査を受けて場内へ公式マスコットがお出迎え。ほかにも・・・キックオフ19時まで、音楽ステージやサッカー・ゲームなどさまざまなアトラクションが用意されていました。

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△スタジアムの脇には、飲み物や軽食(ポップコーンやホットボッグなど)を販売するスタンドも。ペットボトルの持ち込みは禁止で、すべてプラスチックのカップに注いでから席につくように指示されました。

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△いよいよスタンドへ!MCが登場し、大型スクリーンには、スタメン選手の名前と背番号が表示されます。

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△ワールドカップでロシア勝利に大きく貢献した守護神アキンフェエフ選手の登場に、会場の盛り上がりも最高潮!MC「イーゴリ?」サポーター「アキンフェエフ!!!」と言うように、会場一帯となって一人一人の選手の名前をコールしていきます。ほかにもロシア代表に選出された選手は、マリオ・フェルナンデス選手やアレクサンドル・ゴロヴィン選手、アラン・ジャゴエフ選手、フョードル・チャロフ選手などたくさん!

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△ホーム・スタジアムですから、会場中がツェスカ・モスクワのサポーター!スタジオの対面同士でお決まりの応援コールが繰り返されます!一方が“Мы ЦСКА!(われらはツェスカ!)“と誘うと、相手側は”Мы победим!(われらは勝つぞ!)“と返します。

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△白夜ではありませんが、夏の間は夜遅くまで明るいモスクワ!夕暮れをバックに白熱した1戦が繰り広げられました!ハーフタイムには、老若男女サポーターが、ベンチで控えていたプロのキーパー相手にPK勝負を試みるイベントもあって大盛り上がりでした。

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△帰りのメトロも、ツェスカ・モスクワのラッピング車両

試合前も試合後も、メトロ最寄り駅からスタジアムまでの道は警官が誘導し、交通規制もしていましたが、大きな混乱や渋滞もなく、夏休みということもあってちびっ子サポーターも多く快適で楽しいサッカー観戦でした。

オフィシャル・サイト ПФК ЦСКА http://pfc-cska.com/