想いが続きますように!J-FEST2022インスタライブで雛祭り

2022-03-08

日本とロシアを繋いで毎年開催されてきたJ-FESTのインスタライブで、雛祭りイベントが開催されました。

二木屋の女将、森田まり子さんが、ロシア語で素晴らしい雛人形の数々を紹介し、寄せられた質問に答える形で進行し、こんな時だからこそ、この時間を共有できたことを感謝する言葉で締め括られました。(ライブのアーカイブリンクはこちら)生まれた時からスマホを操り、インターネットのなかでさまざまなプラットフォームを利用して情報収集ができるZ世代と呼ばれる若者たちを結ぶ新しい形のイベント。

ブルガーコフの『巨匠とマルガリータ』の「原稿は燃えない」と同じく、文化や芸術は、日本もロシアもウクライナも残るであろうし、また残さなくてはいけないという思いでいます。ライブ後に、そうメッセージを寄せてくださったまり子さんの、凛々しい着物姿にこちらも背筋が伸びるような気持ちでした。灯りをつけましょう、花をあげましょう、雛祭りの歌がまた違ったものに感じられる2022年の3月3日。

出来ること出来ないこと、やるべきことやりたいこと、目の前につづく毎日のなかで人生は常に選択の繰り返しです。

J-FEST 公式サイト https://j-fest.org/ja/

過去関連ブログ

J−FEST Summer 2017

 

ペスト禍のロンドン大火、コロナ禍の・・・平和と復興へのモニュメント

2022-03-07

地下鉄モニュメント駅を降りると目の前にそびえ立つモニュメント(The Monument)。ロンドン大火の記念塔です。この青い空が、日本へ、ウクライナへ、ロシアへ、つながっています。どんな想いで見上げているのか、平和の祈りが届きますように。

1666年にロンドン中心部シティ・オブ・ロンドンで発生した大火事からの復興のモニュメント。ロンドンミュージアムでは、炎に包まれたロンドン橋やロンドン塔、セントポール大聖堂などが描かれた当時の様子が展示されていました。(関連☆【英国のなかのロシア】ロンドンの、ロンドンによる、ロンドンを知るための、ロンドン博物館!あるベーカリーを追う

△石造りの円柱はおよそ62m、ここから62m先が出火場所だったことを示しているそうです。内部は展望台になっています。

△311段の螺旋階段を登っていくと・・・

△タワー・ブリッジが綺麗に見えます。(関連☆【英国のなかのロシア】タワーブリッジで開運祈願!海運でロシアから届いたものは?

△シャードの尖塔。テムズ川をウーバー・ボートが通っていきます。

 

△不幸な火事は1666年9月2日日曜日、Pudding Laneにあったパン屋の窯からの出火し、4日間もの間燃え広がって、木造の家屋が多かった当時のロンドンの街の大部分が消失してしまいました(ギルド・ホールなどの石造りの建物がわずかに残りました)。幸いなことに火事で亡くなった方はほとんどいなかったのだそう。一方でこの頃(1665年頃から)、ロンドンでは疫病ペストが流行していましたが、この火事によってウイルスも死滅したとも言われています。当時のペストと現代のコロナウイルスの蔓延が比較されることも多いですが、大学生だったニュートンは大学閉鎖のために実家で過ごしているなかで(現代ならステイホーム中のオンライン授業ですね)庭のリンゴの木の下で万有引力の法則のヒントを得たと言われています。

原因不明のペストに苦められた後に焼けてしまった街に、コロナ禍を経て今焼失していくウクライナの街の情景が重なり涙が止まりません。Миру Мир! 世界に平和を!

 

想いよ届け・・・!ミュージカル『オペラ座の怪人』

2022-03-06

ふと立ち止まったら劇場の前。いつか行こうと思っていた『オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)』、当日券を調べてみたら空きがあって、そのまま吸い込まれるようになかへ。辛いニュースばかり届く世界からほんの数時間だけ現実逃避・・・オペラ座の怪人が、いえ“音楽の天使”が、手招きしていました。

△ Her Majesty’s Theatre

△フランスの作家ガストン・ルルーにが1909年に発表した小説が原作で、イギリスの作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)のミュージカルは1986年にロンドンのウエスト・エンドで初演されてから今日まで続く世界的な大ヒットとなりました。イギリスでぜひ観たいイギリス発のミュージカルなのです。

オーケストラの生演奏で満たされる劇場空間。オーケストラピットから調弦の音が聞こえます。

 

△シャンデリアが落ちる迫力のあのシーンを味わうには、やっぱりRoyal Circle前方がおすすめ。あるいはステージ前のStalls席前方でも。(G列より後方は、視界はとっても良いのですが、Royal Circle席が屋根のようになり、シャンデリアが見えなくなってしまいます)

△クリスティン役に史上初のアフリカ系女優として抜擢されたルーシー・セントルイス!また新しいクリスティーヌ像を見せてくれました。歌手サラ・ブライトマンが抜擢されたのも『オペラ座の怪人』でした。

オペラ座の怪人のひたむきな愛、願っても願っても届かぬ想い、怒りと悲しみとやるせなさ。愛する人の幸せを祈ること・・・今晩はどうしてもウクライナとロシアの姿に重なりました。

関連ブログ

【フランスのなかのロシア】〜パリ・オペラ座のシャガールの天井画とシャトレ座〜