【今日のロシア】ソ連カルチャーカルチャー2~バック・トゥ・ザ・USSR!レポート後半

2015-02-05

つづいて、雑貨屋Mitte店主の渡辺さんは、かわいい!どっかヘン!?ソ連のゆるキャラや魅惑のソ連アニメを一挙紹介!Mitteでも人気を2大人気を誇るというチェブラーシカとミーシャ。

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△日本でもお馴染み『チェブラーシカ』は、雑貨屋さんならではの着眼点で、ソ連時代に流通していた“これもチェブラーシカ!?“な雑貨の紹介から。

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△こちらも日本で根強い人気を誇るモスクワ五輪のマスコットキャラクターであるミーシャは、1979年〜日本のTV朝日系列で『こぐまのミーシャ』として放送されていました。渡辺さんもご覧になっていたそうです!

△サビ部分で♪ハラショハラショと唄うオープニングテーマ曲「ノルマーリーナ ミーシャ」

 

そして、日本ではあまり知られていないソ連アニメからは、ヘビースモーカーの狼と野うさぎの追いかけっこが主体のストーリーから、“ロシア版「トムとジェリー」“とも言われている『Ну погоди(今にみてろよ)』(1969~2012)や、1964年から現在まで、夜よいこが眠る時間に放送されてきた『Спокойной ночи, малыши!(おやすみなさい、こどもたち!)』には、さすがソ連通のお客様も多く「見たことある!」「懐かしい!」なんて声も聴こえました。

https://www.youtube.com/watch?v=gQIs9WkYvlA

△『Ну погоди(今にみてろよ)』

△『Спокойной ночи, малыши!(おやすみなさい、こどもたち!)』公式サイトでは、うさぎのСтепашка、イヌのФиля、ブタのХрюшаなどそれぞれのキャラクターのお部屋で遊ぶことが出来ます。

このあと、チェブラーシカの声優であるКлара Румяноваさんのアフレコ風景動画や、アメリカ版とは全く違うもののなんだか愛らしくて心をくすぐるソ連版『Винни Пух(クマのプーさん)』の独特のしゃがれ声に隠された謎など。

https://www.youtube.com/watch?v=3jbMMHNnxc0

△イベントでは、プーフと声優さんがそっくり!と話題になりましたが、クララさんとチェブラーシカもどこか似ているような・・・!

https://www.youtube.com/watch?v=Bn5swOZ1EYk

△『Винни Пух(クマのプーさん)』

そして、本家とは似ても似つかないといえば、こちらも悲鳴があがったフィンランドの 『Муми дол(ムーミン)』とイギリスの『Алиса в стране чудес(不思議の国のアリス)』シリーズのソ連版・・・

https://www.youtube.com/watch?v=Yfu6JKZFKxs

△『Муми дол(ムーミン)』のアニメシリーズ。第一話(1980)«Муми-дол. Всё дело в шляпе»、 第2話(1981)«Муми-дол. Лето в Муми-доле»、第3話(1983)«Муми-дол. В Муми-дол приходит осень»

 

https://www.youtube.com/watch?v=hj8-0MgVgxg

△『Алиса в стране чудес(不思議の国のアリス)』 

 

 △ボリショイバレエでは、外国人初にして日本人唯一の第一ソリストを務めたダンサーの岩田守弘さんが主役の正義の見方を演じる演目としてもモスクワ在住邦人の間で知られている『Чиполлино』やスーパーの牛乳パッケージでもお馴染みの『Трое из Простоквашино』は私もアニメは初めて拝見しました!

https://www.youtube.com/watch?v=xrOWFjWDiWQ

△牛乳のCM

 

あっという間にタイムリミットが迫ってくると「もっともっと見たい!」「時間よ、とまれ!」会場からは早くも第3弾のリクエストも。控え室で直前まで推敲されていた膨大な資料は、この日はほんの一部しか紹介できなかったそうで、そのまま1冊の本になりそうな完成度でした!

これまで「ソ連の飴紙展」、「ソビエト宇宙デザイン展」、「ソ連の年賀状展」、そしてソ連カルチャーカルチャーと、CCCP企画展&イベントを世に送り出し伝説をつくりつづけるソ連&ロシア、ヨーロッパ雑貨屋Mitteさん。今後も期待です!!なお、これまでの企画展については下記まとめられています。

「ソ連の飴紙展」
「ソビエト宇宙デザイン展」
「ソ連の年賀状展」

 ☆過去関連ブログ【今日のロシア】雑貨店mitte

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 △さらに「素晴らしきソ連音楽の世界」と題して、今回はソ連時代に『モスクワ放送』としてスタートした国営ラジオ『ロシアの声(現・ラジオ・スプートニク)』元アナウンサーで、ソ連に生きた伝説のDJ西野肇さんが登場。かつてスターリン独裁政権下で、禁じられていた西側のジャズやロックなどの音源を、使用済みのレントゲンフィルムに焼き付けて製作された”ろっ骨レコード“の実物を披露しました!

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△西野さんといえば、この命を賭けて音楽を愛したソ連の人々について特集したNHKドキュメンタリー番組『追跡 ろっ骨レコード ロシア・冷戦下の青春』のプロデューサーでもあり、日本で唯一のろっ骨レコード保有者でもあります。

 

 放送でビートルズを流し大目玉をくらった逸話や、画期的な音楽番組ミッドナイトインモスコー誕生秘話、アーラ・プガチョワの百万本のバラを日本に紹介したエピソードなども、モスクワ放送の当時の音源と一緒にご紹介。モスクワ放送のコールサインが流れると一緒に歌いだすお客様もいらして、イベント終了後も西野さんとろっ骨レコードの周りには人だかり!

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△西野さんと“懐ソ派“リスナーのガモーノフさん。今度はまたゆっくりと、西野さんとガモーノフさんの貴重なソ連レコードのコレクションやろっ骨レコードを実際に78回転プレーヤーで拝聴する会を開催しようと約束して会場を後にしました。

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 △ガモーノフさんのソ連モスクワ放送ベリカードコレクションも!

 モスクワでもロシア人がソ連をエンターテイメント化して味わうレストランやスーパーがブームになっていましたが、ここ日本でもそんな兆しを感じるひとときでした。ソ連の、モスクワ放送(ロシアの声→ラジオ・スプートニク)の新しい楽しみ方も教えて頂きました。

 

 

過去関連ブログ

ソ連にタイムスリップ!?レストラン

ソ連⇔ロシア 食料品タイムスリップ!?

 ☆第57番食堂はロシア人でいっぱい!

【今日のロシア】ソ連カルチャーカルチャー2~バック・トゥ・ザ・USSR!取材レポート前半

2015-02-04

“神“人気!ソ連ポップカルチャー&サブカルチャーエンタメ再来!おそロシ庵&ミッテpresents

☆ソ連カルチャーカルチャー2~バック・トゥ・ザ・USSR!ソ連ポップカルチャーサブカルチャーまたも全て見せます!☆

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東京・お台場からソ連カルチャーが発信されるなんて・・・時代は変わりました。“ネットとリアルをつなぐ場所“というコンセプトでニフティ株式会社が運営するカルチャーカルチャーは、1階が人気ライブハウスZepp東京なのですが、若者たちがつぎつぎと、1階ではなく2階へ進んで行きます。イベント前にチケットはソールドアウトでしたが、当日もキャンセル待ちの列も!今宵は、カルカルがZeppより熱く揺れる!?

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“懐ソ派“も多い「ロシアの声」リスナーは、やはりソ連時代から聴き続けてくださっている年代が多いのですが、ソ連からつづく”おもロシア”ネタでロシアの今を斬り人気サイトとして他の追随を許さない『おそロシ庵』さんと、そして「ソ連の飴紙」展、「ソビエト宇宙デザイン」展、「ソ連の年賀状展」・・・とCCCP企画展を世に送り出し伝説をつくりつづけるソ連&ロシア、ヨーロッパ雑貨屋mitteさんが主宰すると、ソ連を教科書で知りSNSでロシアと繋がる若い世代が!

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 トークショーステージには、今日のトークショーのテーマにもなっているソ連アニメのゆるキャラたちやデザイン性溢れる紙冊子などが可愛らしくディスプレイされており期待が高まります!

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 △メニューには、当日限定のロシア料理やウオッカなども!一番人気ボルシチは即完売。お写真はビーフストロガノフです。

ソ連国家流れると一同起立!進行役のnifty横山シンスケさんの紹介で、パネラーの皆様が登場します!ステージ右に「おそロシ庵」管理人ちばユウタさん、スタッフで現役ロシア人女学生のカーチャさんと現役ブリヤート人女学生のオーリャさん、中央に雑貨屋Mitte店主の渡辺知里さん、そして左にモスクワ放送(ロシアの声、現・ラジオスプートニク)元アナウンサーの西野肇さん。

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 それぞれがプレゼンする形式でトークショーがすすんでいきます。おそロシ庵ちばさんは、“無駄に豪華、無駄にでかい、無駄におかしい“ソ連の建築物について。

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△さすがソ連通のお客様が多いだけに、ソ連建築を代表する7つのスターリン建築(文化人アパート、芸術家アパート、ホテル・レニングラード、ホテル・ウクライナ、ソビエト連邦運輸建設国会委員会、ロシア外務省、モスクワ大学)のときには、「泊まったことある!」「知人が住んでる!」なんて声も聴こえました。

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△ザ・ソ連という感じのフルシチョフカの一般的な部屋の構造を解説。丸いドーナツ型のロシア伝統のパンБубликにちなんで名付けられた円形アパートБублик(1972年 モスクワ西部 ул. Нежинская, д. 13)や、ロシアとグルジアの国境山岳地域ドンバイにあるという宇宙船風ホテルВысокогорная гостиница «Тарелка»がでてくると「こんなのがあったのか!」「見たことない!」という声に変わり・・・

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そして極めつけは、計画倒れでおわったソ連建築として「アエロフロートビル」「ソビエト宮殿」などが登場すると「いかにも!」「ありそう!」と大盛り上がりでした。

 

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△さらに、酒不足のソ連時代のアルコールの作り方講座では、工業用アルコール、オーデコロン、サンザシチンキ、キュウリローション、ポリッシュ、殺虫剤ジクロルボス、靴クリームなど・・・噂には聴いていたあれこれが登場。“しらふが正常!“というあまりにも当たり前のスローガンを掲げたソ連ポスターには会場大爆笑。まさにおそロシ庵ネット記事をリアルに読んでいる臨場感!

ほかにも、カーチャさん&オーリャさんが、ソ連時代のまずい食べ物ベスト10や、最近サイトで紹介されたネタのなかから今のおもロシア情報も紹介してくれました。詳細はおそロシ庵サイトにまとめられています。

無駄に豪華!無駄にでかい!ちょっとおかしいソビエト建築 ソ連カルチャーカルチャー2まとめ

酒がなければ接着剤を飲め!殺虫剤も酔える!おそロシアなソ連酒事情 ソ連カルチャーカルチャー2まとめ

モスクワにスシの自販機?謎のスシローラーとは?今のロシアはこんな感じ ソ連カルチャーカルチャー2まとめ

ロシア土産に最適!プーチンが熊に乗ったコラ画像がまさかのフィギュア化!

昨年2014年のソ連カルチャーカルチャー1のネタもまとめられています。

グッと来るソ連工業製品 

ロシア料理とも違うソ連料理とは?

著作権って?ソ連のパクリ音楽

☆過去関連ブログ【今日のロシア】おそロシ庵ロシア人スタッフが教えるロシア語教室 in MITTE

→つづく

 

 

 

 

 

【今日のロシア】国立新美術館ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ

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東京・六本木にある日本で5つ目となる国立美術館、国立新美術館

カザフスタンのアスタナ国際空港や、サンクトペテルブルグに今年2015年完成予定のガスプロム・アリーナも手がけた建築家の黒川記章さんが最期に設計した美術館としても知られています。波打つガラスが印象的なこの美術館のなかには、まるで宇宙船のように浮かぶレストラン、ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼがあります。

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世界中から美食家が訪れるフレンチの『ポール・ボキューズ』のブラッスリーが、本国フランス以外では初めて出店したのがこちらです。展覧会とのコラボレーションも人気のこちらで提供されているお子様メニュー(1200円)は、ちいさなスープ&バゲット、オレンジジュース、デザート、そしてビーフストロガノフ(変更の可能性もありますが予約も出来るようです)。

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 あ!待って・・・!!お写真を撮る前に思わず半分食べちゃいました。

NHKプレミアムよるドラマ『徒歩7分』で、主人公がビーフストロガノフ弁当を購入したら、店員さんが「ああ、“洋風すき焼き“ね」と言ったという面白い情報をいただきました。

日本でも人気のあるбефстроганов ビーフストロガノフですが、本場のインド・カレーが、日本版カレーライスとして定着しているように、本場ロシアのビーフストロガノフは日本版とやはり少し違っています。日本でビーフストロガノフを注文すると、ハッシュドビーフやハヤシライスと似ているドミグラスソースで煮込んでご飯にかけた一品がでてくることも多く、これはこれで大変美味しく大好きなのですが、ロシアのビーフストロガノフはやはりロシア人が何にでもよくかけるスメタナ(ロシアのサワークリーム。生クリームとヨーグルトを混ぜたような食感のコクのある乳製品)がたっぷりはいっている白っぽいソースにじゃがいもを添えたものではないかしら・・・と思っています。

(※ポール・ボキューズさんの店内メニューには、ビーフストロガノフとあったのですが、公式サイトではきちんとハッシュドビーフと記載されていました。)

☆過去関連ブログカフェ・プーシキンの隣の“カフェ・プーシキン”!?