【ロシア正教】日本人も洗礼祭の沐浴!新聞metroより

2019-01-21

朝、地下鉄の出入り口で無料配布されている新聞metro(メトロ)。首都モスクワを中心にロシアのちょっとしたニュースやトピック、スポーツや星占い、クロスワードパズルなど、地下鉄のなかでの暇つぶし&情報収集にぴったり。

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△今日は一面に“Японцы окунулись в купель”日本人も洗礼祭の沐浴をしたという見出しを見つけてびっくり!

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△記事によるとВДНХの駅が最寄り駅のОстанкинский (Дворцовый) прудにて行われた洗礼祭の沐浴へ、ドイツやアイルランド、オランダ、日本の外国人グループとともに向かったmetro誌記者。イワン・スサーニンのような気持ちで向かった先で、極寒下で長い行列に並び、それからいざ初めての沐浴に挑む外国人の様子を、参加者へのインタビューを挟みつつコミカルに臨場感たっぷりに伝えていました。日本人男性3人のなかの1人、お写真にも登場しているオオヤさんは、ロシア正教の信者というわけではないようですが「ロシア文化への敬意から挑戦した」と語っていらっしゃいました。

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△こちらはモスクワで沐浴が行われる場所を調べるために参考にしたРоссийская газета 

2019年の洗礼祭の沐浴の様子はこちら(→極寒ロシアの湖で沐浴!神現祭(主の洗礼祭))

私以外にも、洗礼祭に興味を持っていらした方がいたなんて・・・!ロシア人の友人にも「見出しをみて、友里じゃないかと思ったわよ!」と言われましたが(笑)、私は敬意を表して見学のみ。日本でも新年にふんどし一丁で海へ入り禊(みそぎ)を行う風習があり、ニュースで報じられたりしますね。

【日本のなかのロシア】安眠!テルミン!ヨーミン!養命酒型テルミンの世界

今から100年前の1919年、ロシアの物理学者レフ・セルゲーヴィチ・テルミン博士が発明した世界最古の電子楽器テルミン。楽器に触れることなく美しい歌声のような不思議な温かさをもつ音色を奏でることが出来ます。

△日本を代表するテルミン奏者である竹内正実さんは、1993年にロシアに渡りテルミン博士の直縁の愛弟子リディア・カヴィナ氏に師事。その後2003年に、日本で開発したのがマトリョーシカ型テルミンのマトリョミンです。なかからつぎつぎに人形が出てくる幸せの象徴マトリョーシカのように、マトリョミンの可能性はつぎつぎに広がって、たくさんのユニークな演奏者やアンサンブルが活躍するようになり、たくさんの聴衆を笑顔にして、2013年に272名によるマトリョミン合奏でギネス世界記録も樹立されました。

△私とマトリョミンの出逢いは・・・2004年。東奥日報に連載していたエッセイ『Хочу!ハチュー!』のなかで、竹内正実さんのマトリョミンを取材させていただいたときでした。そのご縁で、マトリョミン教則DVDのナレーションを担当させていただいたり、マトリョミン・オーナーのひとりとして、ミュージシャンのただすけさんとご一緒にラジオ出演したり、ギネス世界記録やテルミン博士生誕120周年記念 日露合同テルミンコンサートには、もちろんロシア国営国際ラジオ『ロシアの声』や『ロシア文化フェスティバル IN JAPAN』の取材を兼ねて伺い、その感動をご一緒させていただきました!

そして日露友好年の2018年にはなんと・・・マトリョミンの日ロ交流モデルを発表、さらにエレクトロ養命酒ヨーミン(養命酒型テルミン)も誕生しました!

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△公式サイトのおやすみ養命酒キャンペーンでは、ヨーミンの使い方や歴史、そして動画もご覧頂けます。

△おやすみ養命酒CP エレクトロ養命酒ヨーミン ~子守唄篇~

△エレクトロ養命酒 ~ベートーヴェン交響曲第9番〜第9ブギ~

演奏はマトリョミンアンサンブル”Mable and Da”を母体とする”ヨーミン・シスターズの皆さん、ピアノはただすけさん。 

養命酒のwebサイト「元気通信」では、竹内正実さんのインタビュー記事『平成最後の年末年始はテルミンの音色に癒されて』も掲載されています。新しい人やものに対峙するするとき、これが間違っている、あれが足りないと揶揄するのは簡単です。けれど、勇気をもって挑戦しつづけられる人は、目の前の小手先のことに惑わされず、その奥にある本当に伝えたい思いや可能性を信じて共鳴することができる天賦の才が与えられているのだと感じます。だからこそ、どんなときもきっといつまでも、心に響く演奏を生み出せるのだと思います。

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△竹内正実さん、ナターリア・テルミンさんとピョートル・テルミンさん(2016年日露合同テルミンコンサートにて)

音楽とテクノロジーの豊富な知識と、ロシアへの愛、そしてテルミン&マトリョミンの可能性に挑み続けるロック魂。大仏のように圧倒的な存在感と優しくも不敵な微笑み、そして揺るぎない世界観と研ぎすまされたアンテナ・・・!竹内正実さんは、2019年1月テルミン発祥の地サンクト・ペテルブルグにて発明100年を祝うコンサートに出演中です。(紹介記事はこちら

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△テルミン博士の名前レフ(Лев ライオン)がテルミンを演奏するなんとも洒落たポスター

△マトリョミンの中身を拝見!

テルミン100年の幕開けをテルミン発祥の地でのコンサートで迎えられたこと、本当におめでとうございます!

マンダリンエレクトロン公式サイト https://www.mandarinelectron.com/

【ロシア正教】極寒ロシアの湖で沐浴!主の洗礼祭

2019-01-20

今年1月18日から19日にかけての深夜は、ロシア正教の主の洗礼祭(Крещение)でした。

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ヨルダン川で預言者ヨハネがイエス・キリストに洗礼を施したことを祝う日です。敬虔なロシア正教徒たちは、極寒ロシアの川や湖、池などの氷を十字架の形に割った場所で沐浴し、十字を切りながら3度頭まで入って身を清めます。

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モスクワでも60カ所以上で沐浴が出来る場所が用意され、新聞やインターネットで案内が出ていました。多くの場所では18日の18時〜19日18時まで開放されていて、自由に入水することが出来ると書いてありました。都心部では小さなプールのような人工的なものも多いのですが、こちらの池(Большой Садобный пруд)では3カ所用意されていました。

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△まずはメイン会場。深夜から始まり、19日は一日中、沐浴に訪れる人が後を絶ちません。私たちが訪れた昼頃でも−7度。この時期は日本の大寒と同様、крещенские морозы(主の洗礼祭の極寒)と呼ばれ、モスクワでも最も冷え込む時期なのですが、今年は−7度とやや暖冬です。水温の方が温かく−4度だそうです。

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△氷の十字架を前に、4つの沐浴の場所が設けられていました。階段と手すりにもつららが下がります。

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△わずか数分にも老若男女それぞれのドラマがあります。十字架のネックレスに祈り、静かに入水する女性。雄叫びをあげ気合いを入れて入っていく男性。監視員にスマホを渡して、動画をとってもらう親子。「これは一種のスポーツみたいなものだよ!見てないで試してごらん!」と声をかけてくださる毎年常連の男性グループも。

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終わるとタオルやバスローブを羽織り入り口脇のテントのなかで着替えます。

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△身体を温めてくれる飲み物が用意されていたり

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△横には医務室も。

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△また、沐浴のあとで、大きな沐浴場へ移動して寒中水泳をしている方もいました。

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△多く人が訪れイベントの雰囲気の強いメイン会場から少し離れたところには、ひっそりと氷が割られた沐浴場も。

この日は清められた水に力が宿ると信じられており、教会へ聖水を頂きにいく信者の方も多いそうです。

△毎年プーチン大統領の沐浴の様子なども話題になります。

さて、お休みの日の湖は、スキーやそり遊びを楽しむ人でいっぱい!

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△山の少ないモスクワでは、森のなかや公園でのノルディックスキーが大人気。

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モスクワらしい冬の一日になりました。