【今日のロシア】NHKアーカイブス アンコール「よみがえるロシア芸術の輝き」

2015-01-21

これまで放送された番組のなかから反響の大きかったものやリクエストの多いものをピックアップして再放送するNHKアーカイブスにて、「よみがえる芸術の輝き」と題して4作品が放送されます。(詳細は公式サイトへ。)

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「ハイビジョンスペシャル サンクトペテルブルク 音楽の都300年の物語~ゲルギエフとたどる栄光と苦難」

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「ハイビジョンスペシャル トルストイの大地 ~辻井喬のロシア・ユートピア巡礼~」

現代はすべてのユートピア思想が力を失ったのではないかと考える作家の辻井喬さんが、国家も教会も、軍隊も戦争も否定したロシアの文豪トルストイの後半生の思想が、これからの未来を描く手がかりになるのではと考え、ロシアを巡ります。トルストイがその生涯のほとんどを過ごしたヤースナヤ・パリャーナ(森のなかにひらけた明るい大地という意)では、農民の子どもに教育をあたえるために書かれたАзбука、“人は何のために生きるのか“を模索しつづけ何度も推敲を重ねたトルストイの自筆原稿とソフィアが清書した原稿、悪に対して憎しみで返しては行けないという無抵抗思想を大切にする『ヤースナヤポリャーナ子どもの家』に小さな楽園をみつけます。また、トルストイのユートピア思想を受け継ぎ実践したトルストイアンたちのコミューン“生活と労働“、トルストイに大きな影響を受けたキリスト教徒“ドゥホボール“たちが作ったトルストイ村。神ではなく自分のうちにある、神父や教会でなく直接自分の言葉で祈る彼らを救うために書かれたという最期の作品『復活』。トレチャコフ美術館でみることが出来るレーピンが描いた『畑を耕すトルストイ』、東の果てにあるというユートピアに夢を馳せたシーシキン『樫林の雨』など手がかりになるモチーフとともに、デカブリストに憧れていたという辻井喬さんの詩『吟遊詩人』も紹介されます。

 

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「ハイビジョンスペシャル 氷上のふたり ~ロシア・フィギュア 愛と挑戦の物語~」

フィギュアスケート大国ロシア。現在もロシアのペア代表として日本人の川口悠子&ロシア人のアレクサンドル・スミルノフ組が活躍していますが、ペアを組むことの難しさやそれを乗り越えて輝くペア競技の素晴らしさが描かれています。

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ハイビジョンスペシャル 知られざるロシア・アバンギャルドの遺産 ~スターリン弾圧を生き延びた名画~

スタジオゲストも務める亀山郁夫先生が、ウズベキスタンの砂漠の果てのオアシスにあるイーゴリ・サヴィツキー記念カラカルパクスタン共和国国立美術館を訪ね、イーゴリ・サヴィツキーが命を懸けて蒐集した1920年代~30年代のロシア・アヴァンギャルド秘蔵コレクションに出逢います。芸術が貴族のものから民衆のものとなり、新しい表現を求めって一気に花開いたアヴァンギャルド期。亡命したシャガールやカンディンスキーが西洋美術史に名を残した一方で、国内にとどまった画家たちは、スターリンによって社会主義リアリズムへ追い込まれ、それに当てはまらないものは危険思想と見なされて粛清の対象となり、世に知られることもなく悲劇的な運命を辿りました。しかし、その作品が、サヴィツキーの芸術を救いたいという情熱によって密かに残されていました。今も、ソ連美術史の空白を埋める作品が眠っています。

キャンバスの裏表に描かれた、いわゆる“二枚舌“の作品や、ヴォロバーヤが強制収容所での生活を描いた作品など、危険な芸術作品がどのように生き延び蒐集されたのか、そして、どのように交渉して資金を得ていたのか。不思議な魅力を持っていたというサヴィツキーと芸術家たちの隠された人脈も明らかになります。

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△指ばかりかこちらの心まで痛々しいほどの青に染めてゆく代表作「染め物職人」のエレーナ・コロヴァイ。詩的情緒に溢れた作品同様、彼女の日記の言葉のなんと美しいこと!娘との貧しい屋根裏部屋暮らしのなかで、母の愛情がつまったユーモラスな仮面、そしてサヴィツキーの最期を看取ったのはコロヴァイの娘でした。

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△クルジンの『資本家』には、なんと収容所での資料から下半分があることが明らかになります!全貌が明らかになり、誰によって何故カットされたのか・・・謎が深まります。芸術の敵と呼んで競い合っていた同世代のライバル、ヴォロコフとの友情も忘れられません、

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△見るものを捉え目をそらすことのできない強い印象を与える『雄牛』を描いたルイセンコは、名前以外何も分かっていません。彼の他の傑作も隠された状態のままこの美術館に残されていますが、たったひとりの修復士では修復が追いつかず、また経営難によって夏50度・冬マイナス30度の過酷な環境では満足に絵を保存管理できない状況にあります。

 

【今日のロシア】ロシア大使館で新春パーティ

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ミハイロフスキー劇場プリンシパルダンサーのイリーナ・ペレン&マラト・シェミウノフを迎え、在日ロシア大使館で開催された新春チャリティー ガラ コンサート。レセプションホールにつづくホワイエでは、芸術家マラトのもうひとつの顔であるアート作品も展示されていました。

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旧レニングラード国立バレエから数えて来日公演30周年の記念に創られたという粘土作品は、マラトから日本への愛が詰まっています。ほかにもたくさんの独創的な粘土作品が展示されていました。

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△また、昨年、ロシアの声の伝説のDJ西野肇アナによるTV番組『日本バレエの母を求めて ~エリアナ・パヴロバの波乱の生涯と謎~』でも改めてスポットライトを浴びたパヴロワ姉妹の興味深い展示もありました。

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△イリーナ&マラトの使用したシューズはサイン入りでチャリティオークションに!ほかにもポスターやDVDなどのグッズ販売や、

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△お土産コーナーには、マトリョーシカなどの定番商品以外にロシア大使館の子供たちによる歌と踊りのアンサンブル“ロシヤンカ“のCDも!(右手前)ロシアでも使われている干支をモチーフにした雑貨など、どこれもこれも新年らしい華やかな色合い!

さて、コンサート終演後には、イリーナ&マラトをはじめ、アーティストを囲んでパーティも催されました。

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コンサートでは、バレエだけでなく、元マリインスキー劇場ピアニストで現在は日本を拠点に活躍するユーリー・コジェバトフさん(左から二人目)がチャイコフスキーの『四季』やラフマニノフの『鐘』を披露。そして元国立プリモールスキー・フィルハーモニー専属ソリストのメゾ・ソプラノ、ワレンチナ・パンチェンコさん(中央)は、80曲以上あるという日本歌曲レパートリーのなかで一番好きだという石川啄木作詞の『初恋』を見事に歌いあげました。昨年2014年の公演でイリーナ&マラトと共演し、現在はモスクワ留学中のバレリーナ柴山万里奈さん(右から2番目)、そしてロシア文化フェスティバルの枠内でモスクワで日本舞踊を紹介している藤間紫恵乃さん。(右端)

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△ミハイロフスキー劇場のヴァイオリニスト、マリヤ・シェスタコワさん(右下)。ご家族で来日され、休日も日本を満喫しているとおっしゃっていました。チャイコフスキー作品がお好きだということですが、静かな透明感で輝き続ける琥珀のような本当に美しい旋律でした!お会いするのがいつも楽しみなピアニストの木曽真奈美さん(左下)はバレエ通!

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イリーナ&マラト、そして主催の川島佳子さんとロシア大使の温かな言葉に、会場がひとつになって『乾杯!』詳しくは後日、ロシア文化フェスティバルblogにてご紹介いたします。

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【ロシア文化フェスBlog】ロシア大使館でNew Year Ballet Gala Consert & Party その2

【今日のロシア】旧正月はロシア大使館で新春 チャリティー ガラ コンサートへ

ロシアでは1月1日の新年に加え、ロシア正教のクリスマスを7日に、そして旧暦のお正月を祝います。今年2015年の旧正月にあたる1月14日、ミハイロフスキー劇場プリンシパルダンサーのイリーナ・ペレン&マラト・シェミウノフを迎え新春 チャリティー ガラ コンサートが開催され取材にいってまいりました。

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△ロシア国旗と東京タワーの競演はロシア大使館を訪れる際の人気撮影スポットのひとつ。

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△大使館エントランスでは、今もソチ五輪の白熊が迎えてくれました。

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△日本ではクリスマスツリーですが、ロシアでは新年を祝うために飾られるもみの木。

レセプションホールへ続く大階段は、彫刻家ズラフ・ツェレテリ作ステンドグラス『旗』(1976年)が彩ります。

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ロシア大使館公式サイト内のバーチャルツアーでもお楽しみ頂けます。

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コンサートが繰り広げられる大レセプションホール正面には、首都のパノラマを描いた銅版画「首都モスクワ、我がモスクワ」(1978)が30m X 5mの圧倒的なスケールで広がります。こちらもツェレテリの作品。(過去関連ブログ☆モスクワのツェレテリ・ミュージアム

さて、いよいよコンサートがはじまります!

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イリーナとマラトがプログラムに込めた想いとは・・・?詳細は後日、ロシア文化フェスティバルblogにてレポートいたします。