ロシア&英国で1月を味わうTo doリスト 〜Things to do in January!〜

2022-01-31

新年!ロンドンでは早咲きの桜をみかけ、中旬になると黄水仙が並び始めました(☆英国に春を告げるDaffodil(黄水仙)!ロシアで春を告げるのは・・・?)。日本、ロシア、英国、1月を味わうカレンダーをまとめてみました。

1月1日 

(英)ビックベン(エリザベス・タワー)でカウントダウン&花火 ニューイヤーパレード

 ☆4年ぶりに響くビックベンの鐘!日本は除夜の鐘、ロシアはスパスカヤ塔の鐘

(ロシア)赤の広場スパスカヤ塔のカウントダウン&花火&プーチン大統領の年初演説、もみの木と食卓にはシャンパン&オリビエ・サラダ&みかん。赤の広場のもみの木、劇場で新年限定子どもたちのヨールカ祭りを観る、干支、バレエ「くるみ割り人形」

 ☆【モスクワ通信】ロシアの年末年始って?新年&クリスマスの過ごし方

(日本)年越し蕎麦、大晦日の紅白歌合戦、除夜の鐘、元旦の初詣、初夢、お年玉、書き初め、お屠蘇&おせち料理、お雑煮、鏡餅、門松、正月飾り、飾り、干支、年賀状、羽つき、福笑い、七福神めぐり、餅つき、正月三が日の箱根駅伝、初売り、福袋、4日御用はじめ

1月6日7日

(英)5日までにクリスマス飾りを片付けて、6日エピファニーが過ぎたらもみの木をリサイクル回収へ。街のクリスマス飾りやイルミネーションも撤去されていく。フランス風のお菓子屋さんでガレット・デ・ロワ、御用始め&新学期スタート

 ☆エピファニーってなあに?ロシアのエピファニーは氷の中で身を清める!?

(ロシア)7日ロシア正教のクリスマス。教会でクリスマス礼拝。

 ☆モスクワ通信『ロシア正教のクリスマス礼拝とニコライ・ヤポンスキーのイコン』

(日本)七草粥 、松の内に正月飾りを片付ける、11日鏡開き、成人式も。

1月12日

(ロシア)旧正月→ようやく新年休暇から仕事が本格的にスタート、ツリーを片付ける

 ☆【モスクワ通信】本物のもみの木でクリスマス・ツリーを飾ろう!

 ☆本物のもみの木(クリスマスツリー)を片付けよう!

1月19日

(ロシア)主の洗礼祭

 ☆【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『極寒ロシアの湖で沐浴!主の洗礼祭』

(イギリス)春を知らせる黄水仙が店先に。

 ☆英国に春を告げるDaffodil(黄水仙)!ロシアで春を告げるのは・・・?

1月25日

(イギリス)スコットランドでハギスを食べるJohn Burns day

 ☆スコットランド伝統料理ハギスを食べてみた!1月25日はバーンズ・ナイト

(ロシア)聖タチヤナの日

【今日のロシア】聖タチヤナの日

 

(イギリス)1月は「Veganuary」

 【英国のなかのロシア】1月はVeganuary!キエフ風カツレツも七変化!?

 

アリス、ハリーポッター、そしてあの人物も!大学の町オックスフォード旅 後編【英国のなかのロシア】

2022-01-30

(2021.12.18) (→前編からつづく)さて、午後はいよいよオックスフォード大学へ向かいます。ちょうどクリスマス前の週末でクリスマス・マーケットが出ていました。

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ホット・ワインの香りやホット・チョコレートの湯気、そして可愛いクリスマス・オーナメントの並ぶお店・・・イギリスではあちらこちらにクリスマス・マーケットが出ていて、毎年クリスマスを迎えることを皆が家族のイベントとしてとても大切にしていることを感じます。(【イギリスのお気に入り】伝統的なクリスマス・コレクション!2021

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△以前、大好きなウィリアム・モリス関連のものを取り寄せたBLACKWELL書店。

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△そしてこのKing Edward Street No.14 には・・・

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△ラスプーチンの暗殺を企て、ロマノフ王朝終焉のきっかけをつくったユスポフが住んでいた家もありました。帝政ロシア時代に、ロマノフ家と並ぶ資産を誇ったユスポフ家。フェリックス・ユスポフ公(1887~1967)は1909〜1910年にかけてここに暮らし、オックスフォード大学で美術を学びました。(関連☆

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△オックスフォード大学は、クライストチャーチ・カレッジのほかにも、天皇陛下が1983年から1985年にかけて学ばれたマートン・カレッジや、皇后雅子様が学ばれたベリオール・カレッジなどたくさんのカレッジがあります。

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ここクライストチャーチ・カレッジは、音声ガイドを聞きながら自由に見学することが出来ます。実際の学生さんの暮らしぶりやインタビューなどもあり、こんな素敵な大学で学ぶことが出来たら・・・なんて想像しながらキャンパスを歩くこともできます。

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△この階段は、映画『ハリーポッター』シリーズのなかでホグワーツ魔法魔術学校の階段として何度も登場しました。

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△こんなに美しい大学の食堂があるのでしょうか・・・!このグレートホールは同じく『ハリーポッター』シリーズの食堂のモデルになりました。ハウスごとに上級生から下級生まで座り、ろうそくが浮かび、幽霊が飛び交うなか、お祝いの食卓を囲むシーン、大好きです。今にも、ダンブルドア先生やマクゴナガル先生の声が響いてきそう・・・!

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△現在も学生たちが利用しているこの食堂。昼食時間以外に見学できるほか、夏休みなど大学がお休みの期間には、学生寮に宿泊し、このグレートホールで朝食をいただくこともできるのだそうです。壁にずらりと並ぶ肖像画のなかには・・・

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△オックスフォード大学で数学の教師をしていたルイス・キャロルの肖像画もあります。『不思議の国のアリス』を出版したあと、キャロルが人生で初にして唯一、ロシアを旅したことはあまり知られていません。(【モスクワ通信】新たな一面を発見!モスクワのなかのイギリスをピックアップ

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△美しいステンドグラスの光が印象的なホールですが、そのなかには、『不思議の国のアリス』をテーマにしたものもあり必見です!

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△V&Aで開催された展覧会を訪れた後でしたので、感激も人一倍でした。(☆奇心旺盛なあなたと一緒に『不思議の国のアリス』の世界へ・・・@V&A

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△オックスフォード大学のグッズが販売されているショップではマトリョーシカも見つけました!

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△同じく『ハリーポッター』の図書館シーンのロケ地にもなったボドリアン図書館へ。

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△たくさんのロケバスや機材がセットされ、なによりも若い女性がたくさん集まって「きゃー!」という黄色い声が聞こえたので近寄ってみると・・・

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△俳優のティモシー・シャラメ発見!『チャーリーとチョコレート工場』の撮影中だったようです。(☆【イギリス国内旅】『チャーリーとチョコレート工場』の甘い誘惑!キャドバリー・ワールドへ

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△クライストチャーチのキャンパス前には、アリス・ショップもあります。このお店はもともとはお菓子屋さんで、『不思議の国のアリス』のモデルになった少女アリスがよく通っていたお店だったのだそう。『鏡の国のアリス』ではthe Sheep Shopとして登場し、テニエルの挿絵にも描かれています。

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魅力たっぷりのオックスフォードにはまだまだ訪ねたい場所がたくさん!ロンドンからも近く、冬の旅にもおすすめなのでまた訪れたいと思います。

アリス、ハリーポッター、そしてあの人物も!大学の町オックスフォード旅 前編【英国のなかのロシア】

2022-01-29

(2021.12.18)冬休み、オックスフォードへのデイ・トリップ! 英国最古の大学であり最高学府であるオックスフォード大学で知られるこの町には、『不思議の国のアリス』作者ルイス・キャロルや画家ターナー、ウィリアム・モリスの妻ジェーン・バーデン、映画『ハリーポッター』そして、あのロシア人にまつわる場所・・・とたくさんの魅力がつまっています。

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△ロンドンのパディントン駅から列車で約1時間弱。

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△駅の改札も、アシュモレアン博物館の『Tokyo: Art & Photography』展!2021年6月から開催されていた話題の展覧会、1月3日までということで間に合いました。

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△アシュモレアン博物館は、エリアス・アシュモールがオックスフォード大学に寄贈したコレクションをもとに1683年に創設された世界初の大学博物館。

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△綺麗な館内は地下から5階まで、見どころ満載!

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『Tokyo: Art & Photography』展への桜の回廊は、蜷川実花さんの写真インスタレーション

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△東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、テーマは東京。東京にちなんだ古美術、浮世絵、写真、映像作品などが展示されています。

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△展覧会の見どころ詳細はこちらへ。

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常設展もとても魅力的で、どの展示室にも発見と驚きがあります。

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ロシアにまつわる展示のなかで私のお目当ては、この洋食器の展示室。

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△ウェッジウッド社の評判を聞きつけて、1773年にロシアの女帝エカテリーナ2世が注文した『フロッグ・サービス』というディナーセットのうちの3枚が展示されています。(ウェッジウッド関連☆)女帝はほかにも、マイセン社には「スワン・サービス」、セーブル社には「カメオ・サービス」、ロイヤルコペンハーゲン社には「フローラ・ダニカ」・・・と優美な陶磁器をコレクション。そして自国の誇るサンクトペテルブルクの「インペリアル・ポーセリン」社を皇帝御用達の陶磁器工房へ、そして世界の一大陶磁器メーカーへと発展させていきます。

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△名前の通り、手描きの可愛らしい青カエルの紋章がポイント!エカテリーナ2世が夏の別荘ツァールスコエ・セローのエカテリーナ宮殿に向かう途中に滞在したというケケレケクシネンスキー宮殿のために注文したものですが、ケケレケクシネンスキー(Kekerekeksinenski)とはフィンランド語で“カエルの沼”を意味していて、ここは“カエル宮殿”と呼ばれていたのだとか。

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△どの食器にもすべて異なる英国の美しい風景画が描かれています。50名分の食器セットは440点(メインセット680点、デザートセット264点)

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△もちろん、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館にコレクションの大部分が展示されていますが、アシュモレアン博物館では3点見ることが出来ます。

△明治末期に日本を訪れて、陶芸の魅力にとりつかれ、日本の陶芸を世界に広めた英国人バーナード・リーチの作品。コーンウォールにはリーチ・ポタリーがありニュージアムを訪れることができるそう。

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△楽器コレクションの展示室にはアントニオ・ストラディバリ作の名器ストラディバリウスも。

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△絵画も充実していて、たとえば1833〜1862年の間オックスフォードで暮らしていたターナーの作品もいくつか見ることが出来ます。現在も変わらずに残っている景色も!(左・ターナーの絵 右・息子の撮影した写真)

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△ターナーの暮らしていた家にはブループラークもありました。(関連☆海を描くイギリスのターナーとロシアのアイヴァゾフスキー!テート・ブリテン(Tate Britain)の『Tuner’s Modern World』へ

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△ラファエロ前派の画家たちのミューズであり、ウィリアム・モリスの妻、ジェーン・バーデンのグッズも充実しています。なぜなら、ジェーン・バーデンはオックスフォード出身なのです。

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△ひっそりとした小道にブルークラークがありました。1839年10月19日にここで誕生しました。

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△そばにはジェーン・バーデンの描かれたパブTURF TAVERNも。せっかくなので、ここでランチをとることに。

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午後は、いよいよオックスフォード大学に向かいます。