【イギリス国内旅】不思議の国のアリスのモデルが眠る!ニューフォレストの古き良き田舎町リンドハスト

2021-09-14

(2021.08)→【イギリス国内旅】野生の馬に出会えるニューフォレストへ

野生の馬に出会えるニューフォレストには、古き良きちいさな田舎町がいくつかあってどれも魅力的なのですが、そのなかのひとつリンドハスト(Lyndhust)を散策しました。というのも、この町には、あの『不思議の国アリス』のモデルとなった少女が眠る美しい教会とお墓があるのです。

IMG_0374

IMG_0385

IMG_0384

IMG_0382

IMG_0375

△イギリスのお墓には愛する人へ想いを込めて植えられた薔薇の花を見ることがあります。ここにはどんな美しいバラが咲くのでしょうか・・・!

IMG_0376

△ルイス・キャロルの『不思議の国アリス』の“アリス“ と書かれています。オックスフォード大学で数学の教師を務めていたチャールス・ドジソン(筆名ルイス・キャロル)は、同僚ヘンリー・ジョージ・リデルの娘たち(ロリーナ、アリス、イーディスの3姉妹)になにか面白いお話をしてほしいとせがまれて、この『不思議の国アリス』が誕生したと言われています。オックスフォード近郊でのピクニックで即興で話した物語を手書きで仕上げた可愛らしい本を、アリスのモデルになった少女、アリス・リデル(Alice Pleasance Liddell)に贈ったそうです。成長してレジナルド・ハーグリーヴスと結婚したアリスは、Alice Hargreavesとなり、3人の息子に恵まれました。晩年はこのニューフォレストのちいさな町で暮らし、1934年に亡くなるとゴルダーズ・グリーンの火葬場で火葬され(☆【英国のなかのロシア】永遠に白鳥を舞う・・・アンナ・パヴロワの骨壺がある火葬場)、遺灰はこのリンドハストの教会St. Michael and all angelsに埋葬されました。

IMG_0390

△赤煉瓦造りでステンドグラスが美しい教会

IMG_0387

△ヴァイオリンやハープなど音楽を奏でる天使たちの像が空間を包み込みます。

IMG_0391

△パイプオルガンの音色が流れたらどんなに美しいことでしょう!

IMG_0388

IMG_0389

IMG_0393

△アリスの2人の息子が戦争で亡くなったことを記した記念碑

IMG_0395

△この教会の周りで不思議の国のアリスの世界が繰り広げられている珍しい絵葉書も!Lyndhustの町は観光地になっており、カフェやお土産屋さんなどでアリスをたくさん見かけました。

IMG_0373

IMG_0498 IMG_0371

IMG_0362 IMG_0368

△昔ながらのパブやお菓子屋さん、そしてニューフォレスト・アイスクリーム!

IMG_0363 IMG_0406

IMG_0404 IMG_0402

△あ、落としちゃった!と思ったら、アイスクリームのドアストッパー

IMG_0401 IMG_0403

IMG_0499 

△お土産には、ニューフォレスト・サイダー(りんごのお酒シードル)を購入しました。(ロンドンのバラ・マーケットにもお店があるそう。☆美味しいに出会えるバラ・マーケット(Borough Market)!イギリスとロシアの市場

世界中で愛されている『不思議の国アリス』は実はイギリスとロシアをつなぐぐ大好きな一冊です。

【モスクワ通信】新たな一面を発見!モスクワのなかのイギリスをピックアップ

【イギリス国内旅】東山魁夷の世界・・・!野生の馬に出会えるニューフォレストへ

(2021.08)野生の馬に出会えるニューフォレスト(New Forest)へ。

IMG_0422

IMG_0314

△ロンドンのウォータールー駅から鉄道(South Western Railwayに乗り約1時間40分)でBrockenhustへ、そして今回は5月から9月まで運行している観光バスを利用してみました(車で訪れる方が多いようでキャンピングカーも見かけました)。基本の緑コース。海沿いをまわる青コース、森の奥深くへさらに足を伸ばす赤コースの3つのルートがあります。hop-on hop-offの乗り降り自由なので、ポイントで上手に乗り換えをしながら1日バスを楽しむこともできそうです。ロンドンも東京のように、鉄道で2時間も行けば、あっという間に豊かな自然と魅力的な田舎町が広がっています。

IMG_0316

△爽やかな風を感じながら緑のトンネルのなかを進みます。(イギリスは左側通行なので、バスの左側の座席は少し枝葉が近く危険な場所もあるため右側の座席がおすすめです。一番前は眺めは最高!風除けがあって居心地がいいのですが、お写真を撮りたい方にとってはシールドが邪魔してしまいます。)

IMG_0318

IMG_0350

△ちょうど紫色のヒースの花が咲いていて、紫色の絨毯が広がります。2階建てバスからの眺めはまた違う迫力があります。

IMG_0319

△そのなかを野生の馬が・・・あちらにも!こちらにも!ここには、ウィリアム征服王が狩りに訪れたおよそ900年前から変わらぬ景色が残っており、馬や牛、ロバや羊、豚などの野生の動物や貴重な植物に出会うことができます。

IMG_0321 IMG_0327

ちいさな町や、ピクニック&お散歩に適したポイント、キャンプ場、ベリー農園やガーデン、蒸気機関車に乗れる場所などを経由しながら進みます。

IMG_0359

△リンドハスト(Lyndhust)の町でバスを降りてみました。

IMG_0414

△たくさんの馬が気持ちよさそうに草を食べながらひなたぼっこ。ここに駐車して、サイクリングやウォーキングで森の奥へ向かう方も多いようです。

IMG_0418

美しい馬に誘われるように、森の奥へ奥へ・・・

IMG_0443

IMG_0432

IMG_0439

森の住人であるたくさんの馬と自分しか存在しない空間になると、しんとした森のなかで、ぶるぶるっという馬の啼き声、大地から草を喰むぶつっぶつっという力強い音、さわさわさわ・・・と木の葉が揺れる音や、ぴーひゅるるるとどこかで小鳥たちの鳴く声がいつもよりも大きく響き、どこからきてどこへ行くのか分からないような、森の一部になってしまったような、こころもとない気持ちになります。すると音もなく後ろから馬がまた1頭ぬっと現れて、悠々と尾を振りながら目の前を通り過ぎて行きます。

IMG_0440

IMG_0451

IMG_0455

IMG_0468

IMG_0937

△まるで大好きな東山魁夷の絵の中に入ってしまったようなひとときでした。(写真はWikipediaより)

→つづく☆【イギリス国内旅】不思議の国のアリスのモデルが眠る!ニューフォレストの古き良き田舎町リンドハスト

【英国のお気に入り】これぞイギリス玉取!ポロ観戦

2021-09-13

インディアン・サマーと呼んでよいのでしょうか、夏が戻ってきたような日差しの強い週末、はじめてのポロ観戦に行ってきました!(ロシアにも同じようにまるで夏が戻ってきたかのように温かな秋の小春日和のことをバービエ・レータ бабье летоと呼びます。“バーバ”は年配の女性を指すのですが、子育てなどの忙しい時期を終えた女性たちが、またもう一度青春がやってきたかのように生き生きと輝く時期のようだからでしょうか。)

IMG_1308

△この日訪れたのはハム・ポロ・クラブ(Ham Polo Club)です。11時30分開場で、12時試合開始でした。

IMG_1233

事前に購入していたチケット(£10)を受付で見せると、あとは自由にピクニックしながらポロ観戦を楽しめます。車でいらしている方は、後ろを開けて、ソファ代わりにしたり、テーブル&イスを広げて、大きなピクニック用のハンパーを広げている方も。ピクニックスペースには、小さなお子様づれや犬と一緒の方も多かったです。

IMG_1277

IMG_1255

△クラブハウスでグラス・シャンパンを片手に優雅に観戦する方も。

IMG_6946 IMG_6947

△スポンサーに「ファべルジェ」の文字を発見!ロシア⁉︎

IMG_1282

IMG_1308

IMG_6943

試合の間には、観客がフィールドに入って、馬の蹄で掘り返されてしまった芝生を足で踏んでならすのが恒例!

IMG_1286 IMG_1289

△また、選手たちがフィールドへやってきて、ポロ・ポニーをなでさせてくれたりも。

IMG_1293

IMG_1262

IMG_1296

IMG_1247

IMG_1273 IMG_1244

△もちろん、ポロのポロシャツを着てきました。お料理が趣味に加わった息子が頑張ったランチボックス!最近のお気に入りのケールサラダも。(【英国のお気に入り】ビタミンの宝庫!ケールの苦味を飛ばすには?)。さて、「日本ではポロは人気なの?」と尋ねられてちょっと調べてみると、

IMG_1313

△なんと三代目・歌川広重の作品に『イギリス玉取』がありました。(お写真はWikipediaより)

もともとはペルシャではじまったものが、中央アジア、旧ソ連圏のタジキスタンやカザフスタン、アゼルバイジャンなどへ、さらにインドからイギリスへ・・・現在では、アメリカ、イギリス、アルゼンチンで競技人口が多いようです。

IMG_1229 IMG_1230

野生の鹿に出会える緑豊かなリッチモンドパークの近く。ハム・ハウスなどの邸宅や(☆春のハム・ハウスでイースターのエッグ・ハント!)美しいお庭も多く、この日もオープンガーデンを開催していました。

イギリスの国章はもちろん、ポロに競馬に、騎馬警察に(☆イギリスは馬、ロシアは・・・熊?それともチェブラーシカ!?)、馬のサーカス(☆伝統的なイギリスのサーカスGIFFORDSへ!イギリスとロシアのサーカスあれこれ)、ナショナル・ギャラリーのStubbsの描いた馬に(☆【英国のなかのロシア】はじまりはロシア人のコレクション!英国が誇る西洋絵画の殿堂ナショナル・ギャラリー)、野生の馬に出会えるニューフォレストに(☆【イギリス国内旅】野生の馬に出会えるニューフォレストへ)・・・馬はやっぱり私にとってイギリスを象徴するもののひとつです。