△ダイアン・キートン(Diane Keaton)&ブレンダン・グリーソン(Brendan Gleeson)主演の大人のラブ・ストーリー!実際にハムステッド・ヒースの小屋で暮らし、その土地を裁判で勝ち取って一夜にして億万長者となったHenry Harry Hallowsの実話に基づく物語で、主人公エミリーは、ハムステッド・ヒースの自然のなかで創造力を働かせて自給自足の生活を送るドナルドと出逢い、自分にとって豊かに生きるととはどういうことか考えはじめます。
1779年にケンウッドハウスで描かれたこの肖像画に描かれている2人の美しい女性は、エリザベス(Lady Elizabeth Murray )と褐色の肌を持つダイド(Dido Elizabeth Belle)です。18世紀後半、まだ英国において奴隷貿易が行われていた時代に、二人はまるで姉妹のように育てられました。英国の、そして世界の奴隷制を廃止するきっかけとなった人物のひとりが、このダイドなのです。
△ケンウッド・ハウスは、18世紀に英国において大きな影響力を持っていた判事の初代マンスフィールド伯爵ウィリアム・マレー(William Murray, 1st Earl of Mansfield)がここに土地を購入したことからはじまりました。子供に恵まれなかったマンスフィールド伯爵夫妻は、幼くして母親を亡くした甥娘エリザベスを引き取り育てていました。そこに甥のリンジー卿(Sir John Lindsay)が黒人の少女を連れて現れ、ここでこの子を育てて欲しいと頼みます。突然、血がつながっているとはいえ見も知らぬ女の子を、しかも奴隷の血を継ぐ黒人の少女をこの屋敷に迎える!?しかも法を司る主席判事(Lord Chief Justice of England)である自分が・・・!?
7人兄弟姉妹のなかでも、美男子だったミハイルは、社交界でのパーティに明け暮れ、花嫁捜しも難航。ついには、詩人アレクサンドル・プーシキンの孫ゾフィーと無断で貴賤結婚(当時、許されていなかった身分違いの恋)をし、ロシアを追放されてしまいます(写真左)。ドイツやフランスを転々としたのち、1900年頃にイギリスへ。はじめはStaffordshireにあるKeele Hallに滞在していましたが、ケンウッドハウスに居を移します。2人の娘はそれぞれ良家へ嫁ぎ(次女ナジェジダは、ヴィクトリア女王の曾孫の1人であるドイツ系貴族のLouis Alexander Mountbattenの長男ジョージと結婚。)ロシア革命後は、資産を失いケンウッド・ハスを離れて、娘たちからの援助で暮らし、イギリスでなくなりました。(Wikipediaより写真右:ミハイル・ミハイロヴィッチと子供たち)