【今日のロシア】プリュシェンコ選手vs羽生結弦選手

2012-12-22

今晩は全日本フィギュア!今や世界選手権よりも表彰台に上るのが難しいといわれています。あの、カナダのパトリック・チャン選手も記者会見の席で笑いながら「全日本選手権に出場できなくてよかった」なんていってましたね

さて、次世代のエース羽生結弦選手の憧れの選手と言えば・・・ロシアのプリュシェンコ選手ゆっくりと氷の上をまわって初めのポジションに向かうスタイル、完成度の高い4回転ジャンプ、あの柔軟性と美しいビールマンスピン・・・確かにどこか昔のプリュシェンコ選手に似ています。幼少期には髪型なども意識していたそうですよ

羽生選手が公式HPプロフィールで、感動した演技&試合に挙げているのが2002年のソルトレイク五輪でのプリュシェンコ選手の戦いです。 

△SP“マイケル・ジャクソンメドレー“

練習で右足首を負傷していたプリュシェンコ。
オリンピック本番ではSP冒頭の4回転トウループで転倒してしまいます。
暫定1位は宿命ライバルといわれた、ロシアのヤグディン。
暫定2位は、現在、高橋大輔選手のコーチでもある本田武史選手です。

https://www.youtube.com/watch?v=IwHDWUPwO1I

▲LP “Carmen“

4位で臨んだFSでは高難度の技を連発して追い上げ銀メダルを獲得しました。金メダルはアレクセイ・ヤグディン選手の手に!

▲SP ”Winter”

▲LP ”man in the iron mask”

プリュシェンコとヤグジン
この当時、この二人のロシア人選手が、
ロシア国内はもちろん世界のあらゆる大会の1位2位を競っていました。

 滅多にミスをしないプリュシェンコ選手にとって、とるはずだった、とれるはずだった金メダルをライバルに奪われ、悔しい銀メダルとなったのでした。

プリュシェンコ選手のコーチは、アレクセイ・ミーシン。そしてヤグジン選手のコーチも、もともとはアレクセイ・ミーシンでしたが、後輩として天才少年プリュシェンコ選手がチームに加わったことを一因にコーチを変え、タチヤナ・タラソワのもとへ。(浅田真央選手の元コーチで現在は振り付けを担当)そう、ふたりは少年時代からのライバルだったのです。

強く美しいふたりの戦いを応援しつつも、
世界はプリュシェンコ派とヤグジン派にわれていたそう。

さて、ソチ五輪では、プリュシェンコvs羽生の戦いがみられるでのしょうか。

【ロシア文化フェスBlog】2012クロージング・レポート~能楽師・人間国宝 坂井音重さん~

2012-12-21

能楽師で人間国宝、さらにロシア文化フェスティバル組織委員としてもご活躍いただいている坂井音重様に、日本側を代表してご挨拶をいただきました。

凛として美しいその立ち姿からは他を圧倒するオーラを感じます。

「私は2003年の日露文化交流のフィナーレにおいて、モスクワのボリショイ劇場とサンクトペテルブルグのマリンスキー劇場で、能を演じました。日本の伝統文化である能を通して、多くの友人ができました。それは、ダイヤモンドにも勝って輝く私の心の宝だと思っております。これからもこの宝が大きく広がってゆくことを願ってやみません。

文明は、決して人間の幸せとは限らない進化をすすめていますが、文化は人を豊かにし、心を和らげ、人を幸せにするものです。

日本には、千数百年の日本人の心の文化があります。一方で、今日のクロージング・コンサートもそうでしたが、ロシアのオーケストラの演奏にはいつも魂を揺さぶられます。これは、同じ人間として、大切な同じ基盤を有しているということです。

来年2013年に8回目となるこのフェスティバルがますます広がりを見せ、さらに両国が親しくなることを願ってやみません。」

—クラシック音楽もとてもお好きだと伺いました。

「ええ、ロシアの作曲家も大好きです。今日は、日本でも愛されているチャイコフスキーの作品ばかりでしたが、美しい音の響きだけでなく、何かを語りかけているような演奏でした。」

—日本とロシアの文化、伝統芸能に通じる素晴らしさはどこにあるとお考えでしょうか。

「ひとつには、技術のレベルが高いこと、もうひとつは、それを発信する人間の心の力でしょう。」

—未来へ一言お願いいたします。

「世界が、文化で、ひとつになり平和になること。それが我々が共有する心のあり方ではないでしょうか。」

ひとつひとつのお言葉に、そして常に気品漂う丁寧な物腰に、会場が魅了されました!

「ロシア文化フェスティバルblog」より

【今日のロシア】夢見るロシアナビゲーター

『BCLライフ2012-1013』(三才ブックス)12月17日「BCLの日」から大好評発売中です

BCLとは・・・Broadcasting Listening/Listenersの略で、
短波ラジオや最近はインターネットを使って
国内のみならず海外のラジオも楽しむリスナーのこと
「ロシアの声」も、日本でお楽しみいただける海外ラジオ局のひとつです!

今回の目玉はなんといってもBCLの神様、故・山田耕嗣先生の

録り貯めていらしたカセットテープ音源から、
日本短波クラブの皆様のご協力で制作されたという

“今は聴けない激レア音源CD”

実はこのなかで私も、『夢見るロシアナビゲーター』という
カラー5ページで特集を組んでいただきました

ロシアナになるまで、モスクワでのロシアナ時代、
そして帰国後、東京特派員としての活動まで・・・

 

 

 

 

今年2012年は、ロシアの声日本語放送70周年記念に加え、
私にとってもお仕事をはじめてから10周年記念の年

こんなふうにこの10年を振り返ったり、
学生さんたちを前にお仕事についてお話したり
思いがけない素敵な機会をいただき本当に良い年になりました

 

「ロシアの声」今晩10時台のMMM(モスクワミュージックマガジン)の枠内で
鳩山中学でのふれあい講演会のときに皆様にご協力いただいた番組、
「東京特派員がお邪魔します~鳩山中学校編~」もオンエア予定です
(再放送は土曜日の21時台の放送、ニュース→ラジオジャーナルの後すぐです)

 

冬至の今晩はゆず湯であったまったあと、
おそばにラジオを置いていただけたら嬉しいです