“プリヒル姉さん”のいるロンドン、鮮魚ブームのモスクワのお魚事情は?

2021-09-06

(2020.11)ロンドンの街には、本当にとても多くの日本人が生活しています。ジャパンハウスがあることはもちろん(☆ロンドンのジャパン・ハウスと今ならスペシャルオファー!レストラン明のAkira Bento Box)、日本食のレストランや日本食材店やケーキ屋さん、ラーメン屋さん、日本人の経営する病院、不動産屋さん、美容室などなど何でもあります。

一方、モスクワにもだいぶ日本人が増えましたが、それでもまだ、街で日本人を見かけると「あら、日本人かしら!」という感じですし、ちょっと地方都市へ旅したりすると、「もしかして日本の方ですか?なんだかお見かけしたら嬉しくなっちゃって・・・」と話しかけてくださる日本の方や、「おお、君が人生で初めて会った日本人だよ!」と喜んでくださるロシアの方にお会いするくらい。日本食レストランも人気ですが、日本人医師の常駐していらっしゃる病院がひとつ、日本人美容師さんの美容室はようやくひとつ開店、日本人パティシエのケーキが食べられる洋菓子コーナー・・・など、ロシアのものでももちろん大丈夫だけれど、たまには恋しい日本人の味や、出来れば有難い日本人の感覚で、と思うようなときには、日本人同士で情報を交換しあって生活していました。(※ロシア生活では基本ロシア語なので、英語圏での生活のように自由に情報を入手しにくいケースもあるかもしれません。でも今や、インスタグラムとGoogle翻訳を駆使して、たくさんの情報を入手している方も多いようです!)

さて、モスクワにもこんなお魚屋さんがあったら!と思うような日本人の“プリヒル姉さん”がいらっしゃるお魚屋さんへ。プリムローズ・ヒルにあるフランス人経営の鮮魚店「La Petite Poissonnerie(ラ・プティ・ポワソヌリー)」です。

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△ロンドンの一般的なスーパーではなかなか手に入らないような種類のお魚や、日本ならではの漬け魚、お惣菜、そして新鮮なお刺身の予約もできます。(スーパーでは、サーモンや鯖、鱈などは入手しやすいです。)

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△ロシア人も大喜び!?イクラ(魚卵)コーナーには、ミニ・ブリヌイも。

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△久しぶりの新鮮なお刺身とぶり大根

海の遠いモスクワでも、新鮮なシーフードを味わえるようになってきました。鮮魚専門店ができたり、市場で生牡蠣や美味しいお寿司を味わえるイートインが出来たり、シーフードのフェスティバルも!スーパーの鮮魚コーナーや冷凍魚コーナーも充実してきました。

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2021-09-05

ヴァン・ゴッホを味わう2つの展覧会へ足を運ぶ前に(☆2日連続!夏のヴァン・ゴッホ展 その1 『Van Gogh: The Immersive Experience』 ☆2日連続!夏のヴァン・ゴッホ展 その2『Van Gogh Alive』(ケンジントン・ガーデンズ))、英国が誇る西洋絵画の殿堂ナショナル・ギャラリー(National Gallery)で本物のヴァン・ゴッホ作品も観に行ってきました。そしてここでも、ロシアに出会うことになります。

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△Sunflowers ちょうど2020年から2021年にかけて、日本の東京と大阪にて、日本初公開の作品を含めて、『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』が開催されたばかり。ヴァン・ゴッホの『ひまわり』もその目玉となる作品のひとつでした。

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△Van Gogh’s Chair

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△Long Grass with Butterflies

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△A Wheatfield, with Cypresses

今日はRoom 43のヴァン・ゴッホ作品を中心に・・・そんな贅沢な鑑賞スタイルが可能なのも、イギリスでは国立の美術館&博物館が無料だからです。英国でまずはじめに感動したことのひとつです。

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△同じ部屋にはゴーギャンやマティス、ルソー、ドガ、ピカソ、スーラなど。さらに同じフロアには、セザンヌ、マネ、モネ、ルノワール、シスレー・・・観るべき作品があまりにも多くて!

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△The Thames below Westminster モネは1870年にロンドンを訪れ、このナショナル・ギャラリーでターナーの絵画を見て感銘を受けたといわれています。テムズ川沿いのサヴォイ・ホテル6階の部屋を常宿にして、その後も何度もロンドンを訪れ、特に冬のテムズ川を好んで描いたそうです。当時は、暖房のために石炭が使われていたため、その煙がたなびくテムズ川はうっすらと靄がかかり、光と靄のハーモニーが生み出す光景の美しさに魅了されたのだと言われています。日本での“霧のロンドン ”のイメージはここからきているのかもしれませんね。

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△ヨーロッパ絵画の歴史を辿ることが出来ます。

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△The Cornfield ジョン・コンスタブル(John Constable)をはじめ、Room 34のイギリスを代表する画家たちの作品も見逃せません。

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△Dutch Boats in a Gale (‘The Bridgewater Sea Piece’) コンスタブルといつも並べられているターナー(Joseph Mallord William Turner)の作品はこの夏休みの私の“自由研究”です。(☆海を描くイギリスのターナーとロシアのアイヴァゾフスキー!テート・ブリテン(Tate Britain)の『Tuner’s Modern World』へ

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△Whistlejacket 馬を描かせたら右に出るものはない!?ジョージ・スタブズ(George Stubbs)。英国を象徴する動物といえば、馬!もしくはユニコーン、そしてライオンです。(ロシアはやっぱり熊!もしくはチェブラーシカでしょうか⁉︎)

さて、なぜこのナショナル・ギャラリーがロシアと縁があるのか・・・。実は世界有数の美術館、たとえばイタリアのウフィツィ美術館、フランスのルーブル美術館、スペインのプラド美術館、ロシアのエルミタージュ 美術館などは、王室や貴族のコレクションから国立美術館に発展していますが、なんとこのナショナル・ギャラリーは個人のコレクションから始まっているのだそう。ロシア・サンクトペテルブルク出身のジョン・ジュリウス・アンゲルシュテイン氏(英:John Julius Angerstein 露:Джон Джулиус Ангерштейн)の収集した約38点の絵画作品を、彼の死後に国家が買い取ったものなのだそう。この興味深い人物については、また改めて調べてみたいなと思います。

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△この日はちょうどEURO2020決勝戦前だったので、ギャラリー前のトラファルガー広場はFAN FESTAが設置されてお祭り騒ぎ!(チューブの行き先は・・・優勝!?イングランド代表、EURO2020決勝進出!

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△トラファルガー・スクエアから見る冬の美しいナショナル・ギャラリー(関連☆トラファルガー広場のクリスマスツリーと赤の広場のもみの木

ロシアで西洋絵画の殿堂といえば、モスクワのプーシキン美術館とサンクト・ペテルブルクのエルミタージュ 美術館です。

【英国のなかのロシア】夢のプロムス(Proms)でロシア!

2021年夏、今年はついに、ロイヤル・アルバート・ホールで、クラシックの祭典プロムス(Proms)が開催されています。

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△メイン会場となるロイヤルアルバートホール

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エントランスを入ると両脇で、ヴィクトリア女王とアルバート公の大きな肖像画が迎えてくれます。

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建物内には、ホールの歴史のなかで記念すべき瞬間が紹介されています。

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△アインシュタインが演説

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△ジョン・レノンとオノ・ヨーコのこのよく知られた1枚も、アルバートホールでのものだったんですね。

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△ピカソがプログラムを手掛けたもの

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名物のマッシュルーム!

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会場はクラシックの祭典とのことで、クラシック音楽を楽しもうと集まってきたたくさんの人々で賑わっていました。コンサートやコンクールとはまた違い、素敵なクラシック音楽で夏の宵を満喫!というムード。この夜は、せっかくなのでロシアなプログラムを選びました。セミョン・ブィチコフ(英:Semyon Buchkov 露:Семён Маевич Бычков)指揮のBBC交響楽団によるベートーヴェン (Overture ”Coriolan”)ではじまり、ロシアのヴォロネジ出身ピアニストのキリル・ゲルシュテイン(英:Kirill Gerstein 露:Кирилл Леонидович Герштейн)をソリストに迎えて、シューマンのピアノコンチェルト(Piano Concerto in A minor)、休憩を挟んで、メンデルスゾーンのシンフォニー“スコティッシュ“です。英国であの美しいスコティッシュのメロディーを聴けるなんて感激・・・!

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キリル・ゲルシュテインは、ジャズミュージシャンとの出会いが大きなきっかけとなってアメリカでジャズとクラシックのピアノを学んだピアニストだけに、場の空気をつかんで、ステージと会場の中心でピアノを演奏しながら全体の空気感をミックスするのがとても上手。まるでジャズのセッションのように、見せ場ではスポットライトが当たっているように感じましたし、なんだかその場で即興で楽しんで生み出したメロディーであるかのように、内側から溢れ出てくる音楽に感じました。アンコールまで大盛り上がり!

そしてメンデルスゾーンがイギリスを訪れ、友人と旅したスコットランドの大地からインスピレーションを得て作曲された交響曲、通称スコティッシュは、その荒涼とした大地に吹き荒ぶ風、そこにしっかりと根を張る力強い緑と透き通る水・・・メンデルスゾーンのまろやかな旋律に誘われて自然豊かなスコットランドへますます行ってみたくなりました。

ロンドン交響楽団の指揮者を務めるセミョン・ブィチコフは、ソ連時代のレニングラード(サンクト・ペテルブルク)出身で、レニングラード音楽院で学び、20歳ではじめて、音楽院のホールで音楽院のオーケストラとともに指揮者として舞台に立ちました(作品は『エヴゲーニー・オネーギン』だったそう)。1973年ラフマニノフ記念指揮者コンクールで受賞し、レニングラード交響楽団の指揮者として声がかかりますが、その後アメリカへ亡命して現在まで活動を続けています。BBC交響楽団では2013年からthe Günter Wand Conducting Chairを務めています。ぜひラフマニノフなどロシア音楽などを指揮するステージも聴いてみたいです。

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ロシアだから聴ける演奏もありますし、ロシア以外の国で聴くことが出来るロシアゆかりの演奏家やロシアの音楽もありますね。イギリスで夏のプロムスを聴きに行ってみたい!というのは夢のひとつでした。ロシアでも、4年に1度のチャイコフスキーコンクールを聴きに行ってみたいというのは夢でした。ちょうど前回は開催年にモスクワにいることができて予選を聴くことが出来ましたが・・・なんと決勝とガラコンサートの日が日露交流年の閉会式と重なってしまい・・・G7開催中の大阪へ行くことになってしまいました。(【日露交流年】閉会式記念コンサート&クロージング・レセプション)こういう大事なイベントって、なぜか重なってしまうものですよね。

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 ☆【日露交流年】〜まとめ〜