【エジプトのなかでロシア】12月31日午前 カイロのロシア正教会と世界遺産シタデルのムハンマド・アリ・モスク

2019-12-31

朝の飛行機で、ルクソールからカイロへ戻ってきました!

 

エジプトのなかのロシアというと、まずアスワン・ハイ・ダムを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。ナイル川は、かつては毎年洪水が起こっており、そのため流域に肥沃な土壌が作られていました。しかし人口の増加により、洪水をコントロールするために1901年アスワン・ダムが建設されました。しかし、規模が小さく不十分だったため、ソ連からの資金援助によりアスワン・ハイ・ダム建設が行われました。

エジプトにはロシアからたくさんの観光客が来ていますが、その多くは紅海沿岸の都市に集中しているようです。長く寒い冬のせいか、ロシア人は海が好きなんですよね!
そのため、紅海周辺にはロシアレストランがあるかもしれませんが、カイロやルクソールには今のところないようです。他に何か・・・と調べてみると、ロシア正教会がありました。
 
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△慌ててカメラを構えたけれど時すでに遅し!ご覧いただけるでしょうか、写真右奥の建物と建物の間の道路沿いの壁画。空港からロシア正教会へ向かう途中、車窓からロシアとエジプトの友好の壁画を発見しました。一瞬で通り過ぎてしまい停車することが出来なかったのが心残りですが、確かにカラフルな玉ねぎ屋根の聖ワシーリー聖堂とマトリョーシカ、ロシアとエジプト両国の国旗が見えました!
 

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△ロシア正教会。残念ながら31日で門は閉ざされたまま、なかへ入ることは叶いませんでした。どんなイコンがあるのかしら?(https://m.facebook.com/russianchurch.egypt/)ロシアを訪れたら、やっぱりロシア正教会は訪れていただきたい場所です。街中にもたくさんありますが、せっかくでしたら日本と関連したイコンのある場所はいかがでしょうか。(モスクワ通信『ロシア正教のクリスマス礼拝とニコライ・ヤポンスキーのイコン』

教会の周りも少し歩いてみました。エジプトの生活が見えてきて、観光名所を巡る以上に旅の醍醐味を感じます。

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△日本車も見かけましたが、ジグリやラーダなどソ連車もよく街を走っていました。旧ソ連系の中古車のナンバーの上にエジプトナンバーを貼り付けている車も!

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△19世紀ムハンマド・アリの時代まで政治の中枢として機能していたという世界遺産シタデルへ。

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△カイロ市内を一望できる見晴らしの良い展望台からは、遠くにピラミッドも見えました。モスクワ市内を一望できる見晴らしの良い場所といえばこちら(☆ケーブルカー登場!雀が丘からルジニキへ【モスクワ観光】【子どもと楽しい!】

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△ガーマ・ムハンマド・アリ。ガーマは寺院という意味です。

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△入り口には可愛らしい花束の形の綿あめ屋さんも。

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△日本語もロシア語もありました

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△ガーマ・ムハンマド・アリの中庭

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こんなの見たことない!水の波紋のように円形にランプが広がっていく美しいシャンデリア!ステンドグラスも素敵です。

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政治の中枢を担い、世界遺産がある場所・・・モスクワではやはりクレムリンですね。他にもサンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群(【水の都サンクト・ペテルブルクを訪ねて】まとめ)、ウラジーミルとスーズダリの白亜の建造物群(【黄金の輪スーズダリでキュウリ祭り】〜まとめ〜)やカザン・クレムリンの歴史的・建築的複合体(☆【エキゾチック!カザン】まとめ)などが世界文化遺産に登録されています。 

午後は、カイロ発祥の地オールド・カイロを散策します!

 

【エジプトのなかでロシア 】12月30日 東岸ルクソール神殿前のマクドナルド

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ルクソール観光1日目は西岸のハトシェプスト葬祭殿や王家の谷へ。2日目は東岸のルクソール神殿やカルナック神殿を巡る予定でしたが、息子が発熱してしまい急遽ホテルの周りでゆっくり過ごすことに。

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△レンズ豆のスープ、鶏肉の串焼き、ロズ(ライス)。エジプトでも付け合わせにご飯はよく出てきました。白ワインには、イラン・イスラム文化の代表者と言われる詩人のオマル・ハイヤームの名が付けられていました。

お土産にも喜ばれるロシアで味わって欲しいロシアワインならこちら!(【ロシアのお土産】歴代皇帝&要人も愛飲するロシア・ワインАВРАУ ДЮРСО(アブラウ・ドュルソ)

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△エジプトはナイルの賜物、と歴史の教科書で習いましたが、ナイル川沿いの肥沃な大地に古代文明が発展し、川と共に途方もなく長い歴史が流れて今日までつながっていると思うと、どこまでも想像が広がります。

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△エジプシャン・パッチワークのお店。イスラム模様が鮮やかです。

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△朝食のレストランではタペストリーのように壁に飾られていました。ロシアで実用的かつ記念になる布製品と言えば・・・やっぱりプラトークをおすすめ!(【ロシアのお土産】伝統プラトーク&モダンスカーフ 2018

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△川沿いをドライブ中、ルクソールの人たちの生活の様子を見ることができました。

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△どのおうちも建設途中!?建物の上に柱や鉄筋が剥き出しになっているのは、家族が増えたときに上へ上へ増築していくためなのだそうです。ふと、絵本の『つみきの家』を思い出しました。(【ロシアナの本棚】つみきのいえ

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△ルクソール神殿の向かいにあるマクドナルド。世界にあるマクドナルドを訪れるのは、息子のちょっとした楽しみでもあります。(☆【オーロラ・スポット!北極圏ムルマンスク】街歩き①憲法広場と世界最北のマクドナルド)(☆【モスクワのファーストフード事情】2017 〜Макдоналдс マクドナルド〜

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△以前は、マック・アラビーヤというオリジナルメニューやラクダの描かれたタオルなどのオリジナルグッズがあったそうなのですが残念ながら現在は販売停止中。

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△それでも、いつものハンバーガーがアラビア語で書いてあるだけでも息子は楽しそう!

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△2階&3階からはライトアップされたルクソール神殿が見えます。今度はぜひゆっくり訪れたいです。

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△今日は12月30日!イスラム圏ですが、新年を前に空港もホテルもクリスマスツリーのデコレーション!

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中庭で、ロングスカートを翻してクルクルと周る民族舞踊スーヴィーダンスを楽しんだりもして夜が更けていきました。

翌朝もいいお天気!息子もすっかり元気になり、早起きしてルクソールから再びカイロへ向かいます。

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△ルクソール空港

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△日本のポストは赤、ロシアは青(国内は赤)、そしてエジプトは緑!?そしてイスラム圏らしく、空港にも礼拝スペース。

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いざ、カイロへ・・・!

【エジプトのなかでロシア】12月29日 ルクソールへ!西岸ハトシェプスト葬祭殿&王家の谷

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エジプト3日目。オールドカイロやイスラム地区などカイロ観光はまた最終日のお楽しみに残しておいて、この日は早起きしてルクソールへ飛びました。

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△7時半、カイロ国際空港ターミナル1到着

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△朝日受けて出発するナイル・エアー

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△地元の人たちに人気だという食堂を教えてもらいました。

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△朝食の定番は、アエーシという名前のピタパンのようなものに、フールと呼ばれるそら豆のペーストを挟んだものです。エジプト風ピクルスのトルシーもたっぷりついてきます。

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△出来立てを頬張って、残りはテイクアウト。これでお腹が空いても安心です。

まずはナイル川西岸のハトシェプスト女王葬祭殿へ。カイロよりも陽射しが強く感じます。

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△エジプト初の女性のファラオ、ハトシェプスト女王の建築物。

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△あまりにも鮮やかに残っていることに感激!

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ロシアの偉人たちの墓石はまるで銅像のように美しいものも多く、墓地は人気の観光名所のひとつになっています。(☆Новодевичье кладбище(ノヴォデヴィチ墓地)

それから、美しい白い石アラバスター細工のお店へ立ち寄りました。

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△ロシアでも素晴らしい石にたくさん出会えます。クレムリンのダイヤモンド庫は一見の価値ありですし、なんといってもオススメなのは、ロマノフ王朝時代に皇帝が毎年イースターに妻に贈っていた仕掛けのある卵の形の宝石ファベルジェ・エッグです。(【水の都サンクト・ペテルブルク】ファベルジェ博物館)モスクワの生活の中でも女性たちに愛される昔からの宝石市が続いています。(☆ロシア宝石市の世界!vol.1〜宝石のシンフォニー〜ロシアの宝石市の世界! vol.2〜Самоцветы на Кузнецом〜

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△ハイビスカスティーでひと休み。エジプトでは、たくさんの場所でビタミンたっぷりのハイビスカスティーをサービスしていただきました。ロシアで味わって欲しい飲み物といえば、森のベリーのジュース“モルス”、なかでもシーバックソーンは人気です! (☆【ロシアの食】ロシア美人の素!?人気フルーツоблепиха(シーバックソーン)

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△メムノンの巨像

ロシアで巨像の匠といえば、ズラフ・ツェレテリ。モスクワ川のピョートル大帝像は有名です。モスクワ中に大きな銅像を作り、また世界中にの巨大な銅像を作って贈りました。日本では、在日ロシア大使館に銅版画とステンドグラス、鳩山会館に鳩山一郎像があります。(☆Церетели(ツェレテリ)の世界★ ☆【今日のロシア】旧正月はロシア大使館で新春 チャリティー ガラ コンサートへ【今日のロシア】鳩山会館

続いて、王家の谷へ!

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△またまたトロッコに乗って

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△ツタンカーメン王のミイラは、イギリスの考古学者ハワード・カーターが発見しました。たくさんのファラオの墓が盗掘にあった王家の谷の中でも、ツタンカーメンのお墓は、荒らされることなく棺の上には矢車菊の花束が乗せられたままになっていたそうです。私も大好きな矢車菊、そっと花束を棺に乗せたアンケセナーメン王妃の想いや、それを見つけた時のカーターを想像するだけで身震いしてしまいます。(【モスクワの街角】紫陽花、ジャスミン、シャガールの青!矢車菊

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△見晴らしのいいレストランMOON VALLYへ移動しました。

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△眼下に広がるのは、太陽の恵みをいっぱいに受けたトマト!エジプトではトマトがとても美味しかったです。

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△タヒーナはゴマのペーストで、アエーシと相性抜群!トマトときゅうりのサラダ、ナスとニンジンの前菜、お米もよく食べられています。メインには、鶏肉の炭火焼ハルハ・マシュウィなど。

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ナイル川のサンセットクルーズへ出かけようと計画していましたが、息子が疲れているようだったので早めにホテルへ戻ることにしました。

モスクワにも見晴らしの良いレストランがたくさんあります。先ほどご紹介したノヴォジェヴィチ墓地のそばですと、お食事後に美しい湖の周りを散策できるウ・ピロスマニはいかがでしょうか。(【モスクワのレストラン】画家のアトリエ風!ジョージア(グルジア)料理 ウ・ピロスマニ)ピョートル大帝像のすぐ脇を通るモスクワ 川クルーズもおすすめです!(☆【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『モスクワ川クルーズへご案内!』