毎年恒例!女王陛下のクリスマス・スピーチ 2021

2021-12-29

英国では最も大切に祝われる日のひとつであるクリスマス12月25日の午後に、毎年恒例の女王陛下のクリスマス・スピーチがあります。

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The Queen’s Christmas Broadcast 2021

毎年家族の写真がたくさん並ぶデスクの上には、愛する夫エディンバラ公フィリップ殿下との思い出の一枚が。写真でつけているのと同じブローチをつけているのも、殿下への変わらぬ愛を象徴しているようです。毅然としたまなざしと茶目っ気ある微笑みが魅力のエリザベス女王の温もりあるスピーチとともに、今年2021年を振り返り、来年2022年への希望を数えます。(☆ロマノフ家の末裔にあたるエディンバラ公フィリップ殿下のご逝去・・・悲しみに包まれるイギリス

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女王のお言葉にあったように、COVIDのために今年もいつものようにはクリスマスを祝うことができませんが、それでも数多くの伝統を楽しむことができます。生のもみの木にたくさんのオーナメント、扉にリース、暖炉の上にはガーランドやクリスマス・ストッキング、部屋にはクリスマス・ポプリにろうそく、アドベント・カレンダーにイルミネーション・・・クリスマスムードを盛り上げるデコレーションをしたり、大切な家族や親しい友人たちと集まってクリスマス・ジャンパーや帽子を身につけて、クリスマス・ティーやモールド・ワインを楽しみながらクリスマス・クラッカー、暖炉を囲んでクリスマス伝統のご馳走をいただいたり・・・

あちらこちらでクリスマス・マーケットやウィンター・ワンダーランド、光のイベントも開催され、教会でのキャロル・サービスでは美しい聖歌が心に響きます。こういう大切な伝統がスペシャルな思い出とともに親から子へ受け継がれていきます。

【英国でしたい100のこと】伝統のクリスマスを堪能!

 

さて、ロシアで毎年恒例のスピーチといえば、新しい年のはじまる1月1日の12時から流れる大統領の年初演説でしょうか・・・!

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Новогоднее обращение президента Владимира Путина. 2022 год

新たな可能性の幕開けとなる新しい年のはじまりですが・・・「解決されていない問題が、まだ、たくさん、あります。」というところで、世界中の方が大きくうなづいたのではないでしょうか・・・!?今朝CBBCのニュース(子ども版のBBC)でロシアとウクライナの話題をチェックした息子までもが「Очень!」と深くうなづいていました。

そして、日本では、例年1月2日に開催されてきた新年一般参賀が新型コロナの影響で中止となり、代わりに元旦に、天皇陛下のビデオメッセージがありました。

 

【英国のお気に入り】パブで味わう伝統的なクリスマスのご馳走

イギリスの伝統的なクリスマスのご馳走、お友達のお宅でご馳走になったり、自分で試してみたりもしましたが・・・今年はパブでも楽しむことができました!12月25日は、公共交通機関もお店もおやすみで、ロンドンの街が一年で最も静かになる日。でも、ハムステッド・ヒースをお散歩中に通りかかったパブには、たくさんの人がウキウキと吸い込まれていきます。

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△地元の常連さんが多いのでしょうか、店員さんと笑顔で挨拶しながら、あったかそうな暖炉を囲んで家族でテーブルを囲んだり、犬と一緒にいらしている家族も。

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△この時期、暖炉の上はポインセチアや木の実があしらわれたガーランドで美しくデコレーションされています。

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△席に着くと、クリスマス・クラッカーが用意されていました。2人で両端を持って引っ張ると、パン!と軽快な音を響かせてどちらかが開きます。

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△なかからは、紙でできたいろんな色の王冠に、ちいさなおもちゃ、そしてジョークや小ネタが書かれた紙が入っています。

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△みんな王冠をつけて、お互いにジョークを出し合いながら待っていました。

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△クリスマスの日のトラディショナル・フェスティブ・メニューは、イギリスのたくさんのパブで提供されていて、お気に入りの場所を秋頃から予約している方も。ここでは、お好みの前菜からはじまり、

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△メインは、ほろほろに柔らかいスタッフド・ロースト・ターキー(詰め物をして丸焼きにした七面鳥)にお馴染みグレービー・ソースとブレッド・ソース(パンを削って牛乳やスパイスとともに煮込んだとろとろでミルキーなソース。ローストビーフに添えられるホースラディッシュかな?と思いましたが、温かくで優しい独特のお味)、甘酸っぱさが魅力のクランベリー・ソース!

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△大きなターキーの下には、ピッグ・イン・ブランケット(☆【英国のお気に入り】クリスマス料理!?イギリスの毛布にくるまったブタとロシアの毛皮を着たニシン)、芽キャベツ(☆【英国のお気に入り】つけあわせに欠かせない!芽キャベツ(Brussels sprouts))やパースニップ、じゃがいも、にんじんなどの焼き野菜がたっぷり。

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△もちろんイギリスですから、ヴェジタリアンやヴィーガンのオプションもたくさんあります。(【英国のなかのロシア】1月はVeganuary!キエフ風カツレツも七変化!?)こちらはキノコとほうれんそうのウェリントン・パイ。

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△デザートはクリスマス・プディングでした!(☆【イギリスのお気に入り】クリスマス・プディング&ミンス・パイ

 

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【英国のお気に入り】クリスマス・プディング&ミンス・パイ

2021-12-28

イギリスでクリスマスの伝統的なデザートといえば・・・クリスマス・プディング!

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レモンやオレンジの皮、ドライ・レーズンやドライ・チェリーなどドライフルーツやナッツを入れて蒸したブランデー風味のケーキです。日本ではクリスマスケーキの定番といえば、白い生クリームと苺で飾られたショートケーキやチョコレートクリームのブッシュ・ド・ノエルをよく見かけますが、イギリスの伝統的なケーキは大人の味わい。

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△温め直してテーブルに出したら、最後の仕上げにホット・ブランデーをふりかけて火をつけると・・・

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△青い炎に包まれて幻想的な美しさ・・・!

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△小さく切り分けたら、温めたブランデー・ソースをかけていただきます。蒸しているのでむっちりとした食感のなかにずっしりとドライフルーツが詰まっていて、深く濃い大人の味わいですが、優しいソースにくるまれてブランデーが香ります。

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△美味しいものをよくご存知のイギリス人の友人に勧めていただいたF&Mのクリスマス・プディングは、甘さも控えめでナッツの食感も香ばしく美味しくいただきました。いろいろなメーカーのものが売られていますし、手作りのものもまた絶品!

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△ミンス・パイもイギリスのクリスマスに欠かせないお菓子。さくっとしたショートブレッド生地のなかに、洋酒につけたドライフルーツやナッツが入っています。

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△クリスマスが近づくと、スーパーマーケットやカフェなどにもたくさんのミンス・パイが並びます。

△もちろん、手作りする方も。クリスマスのご馳走を簡単に作れるこの時期だけの商品もいろいろ。

クリスマスは故郷に帰って家族や友人とみんなで集まって過ごす方も多く、お友だちの家に招かれるとまずはスパイシーなモールド・ワインや(【英国のお気に入り】冬にぴったり!スパイシーなホットワイン Mulled wine)、クリスマス・ティーと一緒にミンスパイが出てきたりします。

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△F&Mのクリスマス・ティーは、毎年大人気!

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△イギリス風にクリスマス・プディングとミンス・パイ、そして日本風に息子お手製のモンブランのブッシュ・ド・ノエル。器はこの冬に旅したストーク・オン・トレントで購入したスポードのもの。(関連☆イギリス陶器の町ストーク=オン=トレント日帰り旅【英国のなかのロシア】【イギリス国内旅】

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ロシアには、クリスマスに食べるケーキ・・・は特にありませんが、ユニークなケーキがたくんさあります。

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また、スパイス、フルーツフィリング、クッキー生地・・・といえば、クリスマス限定のお菓子ではありませんが、ロシアのお茶のお供を思い出します。

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