【ロシアのなかの日本】旧モロゾフ邸(ロシア政府迎賓館)

2020-07-02

地下鉄アルバート駅を出るとすぐ目の前の目を惹くこちらの建物!海のないモスクワで、美しい白い貝殻モチーフで覆われています!

IMG_9214

ロシア帝国時代には、この場所にはカール・マルクス・ギンネ・サーカスと呼ばれる馬のサーカスがありました。火事で木造部分が焼失した後は、大商人のモロゾフ家がこの土地を購入しました。アルセニー・モロゾフは、ポルトガル旅行で訪れた宮殿にインスピレーションを得て、この邸宅を建築しました。当時のモスクワにはない、際立った存在感を放つこの建物は、人々の称賛を集めるというよりも中傷の的となってしまい、トルストイの小説『再生』の中でも取り上げられました。その後、さまざまな人の手に渡りましたが、ソ連時代にはソ連外務省の管理下に置かれます。

IMG_9216

△そして、ソ連時代の1928年から1940年まで、この建物は日本国大使館として使用されていました。その後、英国大使館、インド大使館が利用し、ソ連対外友好・文化協会のものとなります。ソ連崩壊後には改修工事が行われ、2006年からはロシア政府迎賓館となっています。

【モスクワの街角】木漏れ日の下でリラックス!おやすみ中のプーシキン

2020-07-01

これまでモスクワの街で出逢える詩人プーシキンをコレクションしてきましたが・・・(【モスクワで出逢う偉人シリーズ】国民的詩人プーシキン)さらにもうひとつ、お気に入りのプーシキン像が加わりました。

IMG_9238

おやすみ中のプーシキン!Памятник «Отдыхающий Пушкин»ちょうど木漏れ日のしたで、うとうとしながら詩作しているようです。

IMG_9240

場所は、新アルバート通りのドム・クニーギの裏手にあるボリシャヤ・モルチャノフカ通り10番の彫刻家ルカヴィシココフのアトリエです。

IMG_9241

邸宅のなかにも、忘れられた大作がたくさん眠っているのでしょうか・・・!

IMG_9242

△門はしっかりと施錠され、入ることはできません。門の外から柵越しにプーシキン像が見えるため、憧れの方のプライベートを覗き見てしまったような気分!?

IMG_9315

△モスクワの街角に新しい発見を届けてくれる愛読書『路上のミュージアム』(宮崎朋菜、鈴木玲子、豊田菜穂子・著 群像社)で教えてもらいました。御本の中では、この中庭にはかつて、ブルガーコフ 『巨匠とマルガリータ』の像も2つ見ることができたことが分かります。今は寝そべるプーシキン像のみ。運転手大カラスの像と悪魔の舞踏会へ連れ去られるマルガリータの銅像は、どこへ行ってしまったのでしょう・・・!『路上のミュージアム』はモニュメントから新たなモスクワ を紐解く優秀なガイドブックであると同時に、かつてここに銅像があったことを記す貴重な歴史書でもあります。

【モスクワのカフェ】牛柄が目印のバイキング Кафе «МУ-МУ» ムームー

2007〜2009年モスクワ滞在時、ちょうどセルフサービスのレストランが流行していて、国営国際ラジオ局「ロシアの声」の近くにあったグラブリや(【モスクワのレストラン】ソ連食堂メニューのバイキング Грабли (グラブリ))、ヨールキ・パールキ(2017年に閉店)、そして社宅のあったプロフソユーズナヤ駅の近くのムームーは、会社帰りに先輩たちともよく立ち寄りました。

IMG_8910

△旧アルバート通り店の前には牛のモニュメント。店名の«МУ-МУ»ムームーは牛の鳴き声です。以前はオクジャワ像の隣でしたが、店舗の場所が変わりました。モスクワ市内、いろんな場所に店舗があります。

IMG_7038

農場のような素朴な雰囲気。椅子など、ところどころに白黒の牛柄も見えます。

IMG_7047

△バイキングなので、お盆をとって、進みながら欲しいものを選んでいきます。自分でお皿を取るスタイルではなく、お願いするとお皿に盛り付けてくださいます。

IMG_7036 IMG_7034

スープ、サラダ、メイン、付け合わせ、デザート、飲み物・・・昔ながらのロシアの定番メニュー・・・と思ったら、なんとお寿司コーナーまで!

IMG_7032

IMG_7031

最後はお会計をして、カトラリーを取ったら席に着きます。

IMG_7039

△ボルシチ・スープ、オリビエ・サラダ、ポジャルスキー・カツレツ、付け合わせはキャベツの炒め物。飲み物は紅茶です。周りのロシア人がどんな献立で食べているのか見るのも楽しみ!牛の柄の蓋付きスープポットやカップもお馴染みです。

IMG_7048

昔から、コーヒーや紅茶を頼むとついてくるコンデンスミルクを煮た生キャラメルのようなこのお菓子。とっても甘いんですが、懐かしい!(【ロシアの食】コンデンスミルクはキャラメル色!?実験してみた

IMG_1491

ムームー印のものはカフェ限定ですが、スーパーでも«Коровка»という名前でさまざまなメーカーのものが売られていますし、コンデンスミルク、バター、お砂糖があれば、混ぜて煮て冷やし固めるだけで簡単にお家でも作ることが出来ます。

Кафе «МУ-МУ» https://www.cafemumu.ru