【懐ソ連におすすめ】地下核シェルターに潜入!冷戦博物館

2019-05-23

ソ連時代の実際の地下核シェルターの一部が博物館として公開されているБУНКЕР-42 НА ТАГАНКЕ(冷戦博物館)。第2次世界大戦後、米ソ冷戦体制がつづき、1950年代は軍事的にも緊張が高まって核戦争が現実のものになるかもしれない恐怖にさらされていました。当時作られた地下65m広さ7000m²もの巨大シェルターが博物館として公開され、2006年の開館時から今日まで、ロシア人にも観光客にも人気があります。年齢別・体験型などさまざまなツアーがあります(要予約。外国人料金は大人1名2200R。ロシア語・英語ツアーあり)。

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△住宅街のなかに突如現れる入口!博物館として公開されるまでは、もちろん存在も入口も極秘でしたから、近隣にお住まいの方はまさかこの一見普通の建物の下にこんな巨大施設が存在していたなんてさぞ驚かれたでしょうね・・・!

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△シェルターは1950年から建設がはじまり1956年に完成。主に4つのブロックに分かれ、通路で繋がっています。公開されているのは第4ブロックのみで、残りは食料や水、燃料の備蓄などに使用されています。ちなみにソ連当時の入口のひとつは地下鉄タガンスカヤ駅(環状線)構内にあり、ツアーの途中で「この先が地下鉄に続いています」と教えてもらえます。モスクワの地下鉄はとても深く、そのためエスカレーターもとても速いのですが、地下シェルターと繋がっていたなんて!ということは、もしかしたらあの駅もこの駅も・・・!?

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△時間になると軍服姿の案内人が登場して簡単なオリエンテーション。危険なので迷子にならぬよう必ずグループで行動し、絶対に勝手に電線やボタン、スイッチなどに触れないこと!厳しい口調に緊張が走ります。

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△そして、まずは地下18階(310段)まで一列になって螺旋階段を降りていきます。エレベーターもありますが、シェルターの深さを体感するためにも基本は徒歩!歩きやすい靴での参加をおススメします。

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△世界のなかの有名なシェルターを紹介する地図。ほかにも職員が水分補給出来るようにソ連時代の炭酸水の自動販売機もありました。最近モスクワのチョッピングセンター等ではこのレトロなデザインの自販機が復活しています。

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△このシェルターには、常時600人もの職員が働いており、5交代制で2000人以上が任務にあたっていたそうです。極秘任務として、自身の担当場所への往復経路と任務以外のことは一切知らされていなかったそうです。暗号解読の機械なども展示されていました。通信業務には女性もいますね!

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△レーニンの肖像画の前に座るスターリン!案内人曰く「実際にここにスターリンが座っていたという証明ではありません。観光客の皆さんが喜ぶので・・・」

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△ここで、希望者を2名募り、実際の操作パネルの前で核ミサイル発射シュミレーション。架空の都市に起こったフィクションの映像とはいえ、その臨場感と投下後の絶望の世界は恐怖の一言。この博物館は、二度とこのような悲劇が起こらないように願い戒める役割を持っています。

さて、最後には地下鉄タガンスカヤ駅に向かう通路ではドッキリも!

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(心の準備をしたい方へ・・・以下ドッキリの内容です→突然暗闇になり、緊急警報が鳴り出します。数分の出来事ですが、地下18階でしかも恐怖の映像を見た後なので心臓が止まりそうに!)

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△グッズ販売のチケット窓口では、毒マスク姿の顔写真がついた通行証を記念に受け取ることも出来ます。

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そしてツアーの終点は、モスクワで一番深い場所(地下65m)にあるレストランへ続いています。ユニークな個室などもあり、ステージではソ連歌謡が、モニターではソ連映画が。(エレベーターを利用してレストランのみの利用も可能です。)

【博物館】Бункер-42 НА ТАГАНКЕ http://bunker42.com

【レストラン】http://www.banket-bunker42.ru

住所:115172, г. Москва, 5-й Котельнический переулок, д.11

【ロシアのなかの日本】桜!桜ではない!?春の植物園 2019

2019-05-22

モスクワでお花見!といえば、植物園です。モスクワには2つの植物園があり、北部にロシア科学アカデミー付属の本園が、また中心部の日本国大使館の近くにはモスクワ大学付属の薬草園があります。北部の本園には、1987年にロシア初の本格的な日本庭園が開かれました。池泉回遊式の庭園には100種類以上の日本の植物が北海道から運ばれたそうです。1986年に当時の安倍晋太郎総理によって植樹されたロシアで初めての桜の木や、2013年に安倍晋三総理によって植樹された桜の木もあります。(【ロシア文化フェスBlog】モスクワ通信『日本庭園の桜、満開!』

そして、都心部の薬草園にも1本の桜の木があり、訪れる方にとても人気があります。

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△すでに新緑!本園で満開の桜の下でロシア人と一緒に日本のようなお花見を味わうのも素敵ですし、この薬草園でロシアの植物のなかで花を咲かせる1本の桜を愛でるのも、どちらもいいですね。

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久しぶりの薬草園は、アート作品なども増えて一層洗練された雰囲気に!

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△熱帯植物園内でのコンサートが人気です!

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5月はライラックが満開のモスクワ!ほかにも、チェリョームハ(【ロシアのお菓子】春を味わう!ロシアの桜 Черёмухаのケーキ)など桜の一種やリンゴの花などが美しく咲いています。そのせいか・・・

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△園内には、ところどころに“桜ではありません”という注意書きも!春の桜人気が伺えますね。

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△夏は野外ステージの音楽イベントも目白押しです!

昆虫などの展覧会や植物を使ったマスタークラスなどが開催されているのは変わらずですが、地下にガーデン・ビュッフェが出来ていました。

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△今やモスクワでは、寿司はフードコートの定番メニュー!

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△こちらはモスクワの老舗高級和食『誠司』プロデュースのよう。(【モスクワのレストラン】VIP御用達の高級和食老舗レストラン誠司)もちデザートもありました。植物園のまわりにはレストランもあり、一日ゆっくり過ごすことが出来ます。

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△植物園入口につづく建物のなかにも新しいお店がたくさん!アルタイ地方のお茶屋さんが気になります。

2017年に10年ぶりにモスクワを訪れたとき、家探しの間この薬草園のそばに滞在しました。(☆【モスクワの植物園】2017都会のオアシス!薬草園)窓から植物園に生い茂る美しい初夏の緑や満開に咲き乱れるチューリップが見え、白夜のようにゆっくりと暮れなずむ宵の空を背景に野外ステージから気持ちの良いJAZZなどが響いてきました。東京の小石川植物園も素敵ですが(【今日のロシア】小石川植物園の建築ミュージアム)、モスクワの植物園もお気に入りです。

関連・植物園の周りのレストラン

【モスクワのレストラン】夏はテラス!女優ユリヤ・ヴィソツカヤがプロデュースする«FOOD EMBASSY»

【モスクワで子どもと楽しい!】サマーキャンプ体験!«RIBAMBELLE Green»

【モスクワのレストラン】グルジア料理«Мадам Галифэ»(マダム・ガリフェ) 2017

【モスクワのレストラン】子どもは無料!?ペリメニ専門店 «ЛЕПИН и ВАРИМ»

【モスクワのレストラン】植物園を臨むテラスで過ごすЧАЙХАНА No.1(チャイハナ・ノーメル・アジン)

【モスクワのカフェ】«UPSIDE DOWN CAKE»

【モスクワの植物園】隣接のフラワーショップ«Plantarum»

【モスクワ・シーズンズ・フェスティバル】聖ニコライの日

モスクワ市のセルゲイ・ソビャニン市長によって、年間を通してモスクワの四季を感じられる楽しいイベントが市内各所で開催されるモスクワの四季フェスティバル«Московские сезоны»(Moscow Seasons)!クリスマス・マーケットやパスハ、マースレニッツァなど毎年恒例の人気イベントが多いなかで、今日は今年2019年が初開催のイベント、ロシア正教の聖人で最も尊ばれているなかのひとりである聖ニコライを祝う日でした。航海する人を守り救ってくれるとされているため、海や船のモチーフがたくさん!

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