【英国のなかのロシア】ロシア帝国から大英帝国へ、ベーカリー「グロジンスキー」を追え!

2022-02-18

ロンドン博物館で見つけたロシア、ヴィクトリア時代を体験できるヴィクトリアン・ウォークのなかでふと目に止まったパン屋さんの木箱にあった「GRODZINSKI」の文字(☆【英国のなかのロシア】ロンドンの、ロンドンによる、ロンドンを知るための、ロンドン博物館!あるベーカリーを追う)。何かロシアな響き・・・と調べてみると、今もロンドンにあるパン屋さんでした。

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グロジンスキー(Grodzinski)は、ロンドンで最も古いコーシャー・ベーカリーで、特にcと呼ばれるユダヤ教徒が祝祭日に食べるパンで有名なお店だそう。最寄りのバス停を降りると、ユダヤの雰囲気に包まれます。黒いコートに黒いシルクハット、もみあげを長く三つ編みにしたユダヤ教の超正統派と呼ばれる方たちが家族連れでつぎつぎと入店していきます。

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△Grodzinskiは、1888年にグロジンスキ夫妻(Harris and Judith Grodzinski)がオーブンでBilkelechというパンを焼き上げた日からその歴史がはじまりました。夫妻はロシア帝国の大きなユダヤ人コミュニティに加わり、現在のベラルーシにあたる場所(the shtetl of Varanova)からイギリスへ渡り、31 Fieldgate Street in the Jewish East End of Londonに店を構えました。リトアニアで学んだ製法は、ここイギリスで子どもたちに受け継がれて、1930年にはDunsmure Road に、1961年にはClapton Commonに店舗を拡大し、今日まで続いています。

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△ユダヤ系のパン屋さんで人気のベーグル。(関連☆【The Colours of London・Brick Lane】B級グルメに挑戦!?ソルトビーフ・ベーグル

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ちょうど礼拝が終わったのでしょうか、シナゴーグから家族連れがつぎつぎに入店してパンやケーキを購入していきます。ちょうどお昼時だったので、目の前の超正統派の男性の真似をして、ファラフェルのピタサンドを注文することに。

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△ピタパンにこんなに入るの!?と驚くほど、お好みの野菜をたっぷりと入れてくれます。トマト&きゅうり、焼きナス、オリーブ、マッシュルーム、ピクルス、オニオンにたっぷりのフムス(茹でたひよこ豆をペースト状にしてオリーブオイルやレモン、スパイスと合わせたもの。中近東や地中海沿いでよく食べられる)をお願いしました。ころころと小さな揚げたてのファラフェル(ひよこ豆やそら豆のコロッケ)を6、7個のせたら、最後にお好みのソースを選んで完成です。店員さんおすすめのテヒナ(練り白ごまのディップ)をセレクト。イスラエルで食べた懐かしのあの味・・・!(☆【イスラエルのなかのロシア】〜ベツレヘム〜

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△さて、Godginskiのおすすめメニューには、なぜかお寿司も!ユニークなパック寿司がたくさんありました。

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△残念ながら、お目当てのChallaは売り切れ。「次の金曜に焼きあがります」

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△菓子パンやケーキをいくつか購入して帰りました。

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△外へ出ると小雨が降り出しました。シルクハットに丁寧に雨除けカバーをかけて家路を急ぎます。

Grodzinski https://www.grodzinski.co.uk

ロンドンに2店舗

①168 – 170 Clapton Common London E5 9AG(今回訪れた店舗)

②91 Dunsmure Road London N16 5HT
 

 

関連

【英国のなかのロシア】〜まとめ〜

 

【英国のなかのロシア】ロンドンの、ロンドンによる、ロンドンを知るための、ロンドン博物館!あるベーカリーを追う

2022-02-17

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△ロンドンについて興味のあることがあったら、ここロンドン博物館(Museum of London)に足を運べば何か手がかりが掴めます!

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△テムズ川や水運、橋に興味が湧いたら、トランスポート・ミュージアムとここへ(関連☆やっぱりシュミレーターが人気!ロンドンの交通博物館とモスクワの地下鉄博物館)。

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△1666年ロンドン大火について学校で学んだときには、モニュメントとここへ(関連☆ペスト禍のロンドン大火、コロナ禍の・・・平和と復興へのモニュメント)。

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△シェイクスピアの映画を観た後には、グローブ座とここへ・・・(関連☆【イギリス国内旅】ストラトフォード=アポン=エイヴォンへシェイクスピア巡礼の旅!そして名物ジャイアント・スコーン

ほかにも、歩くたびにロンドンにまつわる面白いものにたくさん出会えます。

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△デパート「セルフリッジズ」に1928年に設置されたブロンズ製エレベーター(☆【英国のなかのロシア】蜂蜜ケーキにナポレオン、ヴァトルーシュカ!?美味しい手土産を探して・・・セルフリッジズのフードモール

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△ロンドン名物の赤い電話BOXについては、郵便博物館で知ることができます。(関連☆隠れたもうひとつの地下鉄に乗って郵便の歴史を辿る!郵便博物館

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△美しいガス燈を見ると、ベーカー・ストリートと馬車の音・・・シャーロックホームズの世界が目に浮かびます。(☆【英国のなかのロシア】シャーロック・ホームズ博物館の名探偵マトリョーシカ

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△ロシアとの歴史もあちらこちらで発見できますが、

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△今日はここ、大好きなヴィクトリアン・ウォークで出会ったロシア。

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△ふと目に止まったヴィクトリア時代のパン屋さんの木箱に「GRODZINSKI」の文字。何かロシアな響き・・・と調べてみると、今もロンドンにあるパン屋さんでした。(☆【英国のなかのロシア】ロシア帝国から大英帝国へ、ベーカリー「グロジンスキー」を追え!

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△ロンドンの街を最初に建設したローマ人は、この地をロンディニウムと呼び、その周囲を城壁で囲んでいました。ロンドン博物館の横には、その古い城壁の一部が残っています。

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博物館の周辺を散策してみました。

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△ここにも古い壁が・・・

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△ロンドンのなかの“リトル・ブリテン”を発見!ロンドンの街には、ロシアの名がついた地名もあります。(関連☆【英国のなかのロシア】〜まとめ〜 2022.01.10更新!

ちなみに、モスクワにもモスクワ博物館(Музей Москвы)があります。

ロンドン発!贈り物やお土産にぴったりのチョコレート5選

2022-02-16

(2022.02.14)ハッピー・バレンタイン!今日は英国発!贈り物やロンドン土産にぴったりなチョコレートをご紹介します。

1、Prestat(プレスタ)

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1902年創業のプレスタ。王室御用達の証ロイヤル・ワラントが輝き、鳥とお花の化粧箱はどれもエレガントで高級感があるので贈り物にぴったり!エリザベス女王に授けられたロイヤル・ワラントですが、女王のお母様も、そしてダイアナ元妃もお気に入りだったというブランドです。味もユニークで、アールグレイ味やルバーブ味など紅茶大国イギリスらしいものも。トリュフ類も人気です。

【英国のお気に入り】プレスタのアールグレイ・チョコ

 

2、Rococo Chocolates(ロココ・チョコレート)

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パッケージの可愛らしさに、あれこれ目移りしてしまいます。ホワイト・アルパラガスを模したチョコレートもありましたよ!

 

3、Hotel chocolate(ホテル・ショコラ)

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△こちらもロンドン市内でみかけるホテル・ショコラ。カジュアルで種類豊富、お子様にも喜ばれそうな可愛らしいチョコレートや3種類のチョコレートが楽しめるチョコレート・ショートブレッドが美味しい!

 

4、Charbonnel et Walker(シャルボネル・エ・ウォーカー)

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△日本で最も知られている英国のチョコレートといえば、こちら!(関連ブログ☆【英国のチョコレート】エリザベス女王のお気に入りはすみれとバラ?シャルボネル・エ・ウォーカー

 

5、チョコレート・ボム

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イギリスの冬といえば、ホットチョコレート(【“英”印良品】幸せが溢れ出す!ホット・チョコレート・ボム)楽しくホットチョコレートが作れるチョコレート・ボムも人気です。英国のスーパーならどこでも手に入る!ちょっとした子どものおやつにぴったりなキャドバリー (Cadbury)。実は、エリザベス女王より王室御用達の証であるROYAL WARRANTを授与されています。贈り物には、オリジナルのキャドバリー、あるいはホットチョコレートはいかがでしょうか?(☆【イギリス国内旅】『チャーリーとチョコレート工場』の甘い誘惑!キャドバリー・ワールドへ【英国のお気に入り】英国のキャドバリー&ロシアのアリョンカのチョコレート

おまけ

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贈り物や贈り物というよりも、最近の私のお気に入りチョコレートはこちら(☆【英国のチョコレート】ヴィーガン・チョコ “ミリオン・スクエアー“)。ヴィーガン発祥のイギリスらしく、ヴィーガンチョコレートの贈り物もあり、でしょうか?スーパーで購入できるもののなかでは、ジャッファ・ケーキもイギリスらしくて喜ばれます。(☆勝利を呼ぶスイーツ!?Jaffa cakes(ジャッファ・ケーキ)

 

さて、2月14日に想いを寄せる男性に女性がチョコレートを贈る習慣は日本だけのもの、と知ったのはいつだったでしょうか。ロシアでもイギリスでも、愛する人たちの日ではありますが、家族でカードを送り合い温かい食卓を囲んだり、恋人同士で贈り物をしあったり、それぞれの愛の形で過ごします。

我が家は、お菓子作りが趣味の息子が、フォンダン・ショコラに挑戦!とろーりからしっとり、ふわふわへ、チョコのグラデーションが楽しめて焼き立てが絶品でした。ハッピー・バレンタイン!

 

ロシアのチョコレート関連

ロシア発!お土産にぴったりの【ロシアのチョコレート】 〜まとめ〜