モスクワ通信『クリスタル・ガラスの里グシ=フルスタリヌイの世にも美しい聖堂ガラス博物館!』

2020-06-24

(ロシア文化フェスティバルblogより)

黄金の輪をなす古都のひとつウラジーミルから南へ。同じウラジーミル州のなか、ロシアのクリスタル・ガラスの里グシ=フルスタリヌイ(Гусь-Хрустальный)があります。ガラスの里にぴったりの美しい水辺!

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“水晶のガチョウ”を意味するグシ=フルスタリヌイには、世にも美しいクリスタル・ガラスの博物館があります。このグシ=フルスタリヌイに工場を作り、クリスタル・ガラスの町にしたマリツォフ家の名を冠したクリスタル・ガラス博物館(Музей хрусталя имени Мальцовых)です。

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△赤煉瓦と白い大理石のコントラストが美しいゲオルギエフスキー大聖堂(Георгиевский собор)は1892~1903年に建築家ベヌア・レオンティ(Леонтий Николаевич Бенуа)のプロジェクトに基づいて建てられました。一歩足を踏み入れると・・・

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息を呑むような美しさ・・・!聖堂の醸し出す厳かで神聖な空間に浮かび上がるように輝くクリスタル・ガラス!!!1983年5月に聖堂内にオープンしたこの博物館の約2000もの展示品は、18世紀後半から現在まで続くの工場のコレクションとグシ=フルスタリヌイの優れたガラス・アーティストたちの作品です。

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△手前左は1950年台の化粧セット“マーガレット”。可憐なマーガレットのお花に似せてカットしてあります。手前右は、海をテーマにしたワインセット。中段左は、果実酒のセット。どれも1940〜50年代の作品。

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△祭壇の上とその反対側にある2枚のモザイク画は、どちらもトレチャコフ美術館で傑作を見ることができる画家ヴィクトル・ヴァスネツォフの作品です。祭壇にはクリスマスツリーのような巨大なガラスのモニュメントも飾られていました。

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△聖堂の前のアキム・マリツォフ(Аким Васильевич Мальцов)像

芸術的なクリスタル・ガラスの世界を堪能したら、ぜひ工場見学もどうぞ。

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△さびれた雰囲気の工場が、長い歴史を感じさせます。

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△1756年創業のクリスタル・サロン(Салон Хрусталя)は、白鳥の湖ならぬ湖の白いガチョウがトレードマークです。

そもそもの始まりは1723年、オルロフの商人ワシーリー・マリツォフ(Василий Юрьевич Мальцов)がモスクワ郊外の村にクリスタル・ガラス工場の設立を許されたことから歴史が始まったと考えられています。数年後、ワシーリー・マリツォフは息子のアキム&アレクサンドル兄弟にこの工場を受け継ぎます。しかし1747年には、モスクワに火事が及ぶ危険性から近郊での工場設立が禁止されるようになり、マリツォフ兄弟が工場を移した場所がこの自然豊かなグシ=フルスタリヌイでした。展示会などで披露されるたびに国内はもちろん国際的にもロシアのグシ=フルスタリヌイのガラス製品の評価は高まり、1900年パリ万博グランプリ受賞など数々の賞に輝きました。しかし近年は、欧米諸国のガラス製品に押され気味で一度は閉鎖してしまいましたが、ロシアを代表するクリスタル・ガラス製品として、今も変わらぬ技術と伝統を守り続けています。

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かまどのなかにガラスの塊を入れて高温で熱し、成形していきます。大声を出さなければ隣の人の話し声が聞こえないほどのボウボウと燃えさかる炎の音、汗を流しながら屈強な男性たちが黙々と作業しています。時折、うまく仕上がらなかった作品を割るガシャーンという音も聞こえます。

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△熱したガラスの玉から、ピンセットのような道具でスーッと首を伸ばし形を整えたら、あっという間に白鳥?ガチョウ?が現れました・・・!

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△挑戦させていただきました!熱したガラス玉がついた棒は、ゆっくりと一定のスピードで回していかなければ、すぐに球が偏ってしまいます。簡単そうに見えて、なかなか難しい!

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△「上手、上手!よし、ここで今日から働きなさい」優しい職人さんのお言葉。

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続いては、やすりを前にガラス製品をカットしていく作業を見せていただきました。

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見学の最後には、工場内のミュージアムへ。

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これまでの工場の歴史の中で誕生した一点ものの記念品や企業ロゴ入りのユニークなコラボ商品、大作、時代を反映したシリーズ作などどれもこれも貴重なものばかり。ガラス製のサモワールも。
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工場内にもショップがありましたが、近くには、さらに品揃え豊富な工場直営店や掘り出し物にも出会えるクリスタル・ガラス市もあります。ぜひお気に入りを見つけてくださいね!

 

モスクワの水族館モスクワリウムへ【親子で楽しい】【ロシアのなかの日本】【ロシアの新型コロナウイルス対策】

2020-06-23

モスクワの水族館 モスクワリウム(МОСКВАРИУМ)へ。海のないモスクワに、2015年に誕生しました!

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△新型コロナウイルス感染対策のため閉館していましたが、今週から再オープン!入り口ではボディチェックに加えて検温があり、

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△入り口脇には使い捨てマスク&手袋のガチャガチャも。新型コロナウイルスの流行前には、予防でマスクをする習慣すらなかったモスクワなのに、ニーズに合わせて早くもこんなガチャガチャまで登場するなんて、早い!

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チケットは事前にインターネット予約もできます。水族館、ショー、そしてイルカと一緒に泳げるПЛАВАНИЕ С ДЕЛЬФИНАМИも!(水族館のみのチケットは平日大人950ルーブル、子供3〜12歳650ルーブル、休日大人1100ルーブル、子供850ルーブル。家族割のチケットもあり)

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△入り口では、流れる水で描かれた文字でお出迎え!МОСКВА(モスクワ)の文字、見えるかな?

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△日本の錦鯉についての展示!

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△餌づけのスケジュール。ちょうどたくさんのエイの水槽に小さなエビをあげていました。ひらひらと空飛ぶ絨毯のようにやってきて、すーっと通り過ぎるとそこにはもうエビはなく、ふわりと砂煙が舞ってマジックショーを見ているみたい。とぼけた表情でもぐもぐしているのも可愛い。

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△Японский краб паук(日本蜘蛛蟹)や、他にも、Японский морской ангел(ジャパニーズ・エンジェル・シャーク、なぜか日本では“カスザメ”と呼ばれているよう)など、日本に生息する魚も紹介されていました。

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△ゴミでいっぱいの海底を再現した水槽。横には、ゴミを食べた魚たちが食卓に登り、私たちの体にも悪影響を及ぼすことが分かりやすく図解されていました。

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△ショーでも大人気のシャチ(Косатки)!大きくて迫力があります。同じくショーの主役の白イルカの名前はロシアらしくミーシャとマーシャ!

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△仲良しのワニと追いかけっこするカメやビーバーのコーナーは子供たちに大人気!

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△売店のほか出入り口付近には大きなショップも。 たくさんのぬいぐるみとマグカップやキーホルダーなどのグッズ、そして海のモチーフの石鹸づくりキット。おうちに小さな水族館を持ち帰れる本物のお魚も!

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△貝殻の形のベンチの中は、波の音が聞こえます・・・

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△日本でも人気!ロシアのバイカル・アザラシ(Байкальская нерпа)!世界でも珍しい淡水で生息するアザラシです。日本でも箱根園水族館、鳥羽水族館、池袋サンシャイン水族館などで会うことができます。世界で最も深いバイカル湖、いつか行ってみたいな。

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△巨大水槽を眺めながらお食事できるアマゾン・カフェ他、イートインスペースはまだ閉鎖中。

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△軽食の購入のみ可能となっていました。

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△新型コロナウイルスの感染対策のため、残念ながらイルカやシャチの華やかなショーはお休み中。

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場所は、旧ソ連の国々をぐるり一周旅行気分が味わえるВДНХ(全ロシア博覧センター)の奥です。平和大通りの先に広がるこの巨大な展示会場は、かつては国民経済達成博覧会と呼ばれており、社会主義ソヴィエトの達成した成果を誇示するパヴィリオンが並び、中央には民族友好の噴水を見ることができます。

モスクワリウム(МОСКВАРИУМ)https://www.moskvarium.ru

 Адрес: пр-т Мира, 119 строение 23, Москва

【ロシアの新型コロナ対策 #モスクワ定点観測】ロックダウン解除からの第2段階:6月16日〜22日)

モスクワでは、新型コロナウイルス感染対策のロックダウン解除から、第1段階を経て(【ロシアの新型コロナ対策 #モスクワ定点観測】ロックダウン解除からの1週間(第1段階:6月9日〜15日))、16日から22日までは第2段階に入りました。

街はますます活気に溢れ、夏の太陽と煌く噴水、テラス席にはたくさんの人!!!

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△人気店のテラスはぎゅうぎゅうです・・・【モスクワのレストラン】食通も舌つづみ!新和食 Cutfish sushi bistro

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△かと思うと、お客さんで賑わっていたあの店もこの店も、久しぶりに通りがかると閉店してしまっていたり・・・

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△16日からは歯医者、図書館、美術館、展示場、動物園などの訪問可。スポーツ観戦(スタンドの観客は10%未満)、レストランやカフェの夏用テラスでの営業再開。

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△そして今週、モスクワ中心部では、24日に延期されていた戦勝記念日の軍事パレードの予行演習が行われていました。夕方からの通行止めで大渋滞が発生したり、夜中まで何度も念入りなリハーサルが繰り返されたり。(【ロシアの祝日】戦勝記念日2020!ただいま軍事パレート予行演習中

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△オレンジと黒のゲオルギーのリボン・カラーや75周年記念の文字、祝日の旗!どこもかしこも戦勝記念日です。

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△7月1日の投票の準備も少しずつ進んでいます。

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△通りの向こうに長い行列!と思ったらアエロフロートの前でした。ロシアでは、夏休みの申請が早い会社も多いので(友人の会社では、夏の旅行先や期間を前年の12月には申請するそう)、新型コロナウイルスの影響でキャンセルや払い戻しが必要なのかもしれません。