【ロシアの新型コロナ対策】ロシア・プレミア・リーグ再開!ロストフ・ユースvsソチ・プロチーム!?

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新型コロナウイルス感染対策のため、3月16日の試合を最後に中断していたロシア・プレミア・リーグ。いよいよ6月19日から再開です!クリリヤ・ソヴェトフ(Крылья Советов)vs アフマト・グロズヌィ(Ахмат Грозный)、そしてランキング上位ロストフ(Ростов)vsソチ(Сочи)の対戦。

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もちろん、試合前には選手・関係者を対象に検査が行われますが、ロストフの6名の選手に陽性反応が出たため、全選手が自己隔離となってしまいました。試合延期が選択できなかったロストフの決断は・・・なんとユースチームの出場!気のせいか、ユニフォームのナンバーも大きく2桁台。普段は両チーム並んで入場しますが、ソーシャルディスタンシングのため1チームずつ登場。コーチやベンチの選手はマスク着用。スタジアムの観客は全体の10%以下となっています。

若い選手たちはもちろん、やってやるぞ!という気合いと闘志に満ち溢れていますし、ソチの選手たちはプロの意地にかけて負けられん!という気迫が漲っています。予期せぬ出来事と見たことのない展開に、TVの前の私たちもTV解説者も興奮状態。プロ選手の凄さは知っていますから、ソチのホームスタジアムですが、みんなロストフを応援ムード・・・!

そして始まった試合は、なんと開始47秒で、ロストフのMFロマン・ロマノフ(Роман Романов)選手が1点先取!!!試合は俄然盛り上がります。6分でソチが1点返し1−1。その後も、26分にはPKでロストフGKデニス・ポポフ(Денис Попов)選手のスーパーセーブが光ります。ロストフはディフェンダー陣がなかなかプロに太刀打ちできず苦戦しますが、4対1で前半を終え、後半へ。普段は3人選手交代できますが、現在は5人まで交代できます。

シュートの数はソチ35本、ロストフ2本。ボール支配率はソチ80%、ロストフ20%。結果として10対1という大差で負けてしまったロストフでしたが、ロシア中から若い選手たちへ惜しみない拍手が送られました。

サッカー好きの息子にとって、またロシアとイングランド、時差と戦いながら試合を追いかけるTV観戦の日々が始まりました。(一番応援しているイングランド・プレミア・リーグは17日から一般の観客はなしで試合再開。)そして、最も楽しみにしているのは自分たちのチームの練習再開です・・・!

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