東京芸術大学でレオニード・アニシモフ氏の特別講座『インスピレーションへの道』が開催されました!ロシア芸術功労監督・演出家のアニシモフ氏は、本格的なスタニスラフスキー・システムによって訓練された俳優たちが、日本では珍しく演目を変えながら連続上演していくロシアのレパートリー・シアター方式を採用している東京ノーヴィ・レパートリーシアターの芸術監督でもいらっしゃいます。
通訳は、同劇団の俳優であり、アニシモフ氏の想いやロシア演劇を伝えることにかけて右に出る人物はいないであろう名通訳でもある上世博及さん。お写真は上世博及さんのTwitterより。
チェーホフやゴーリキーなどロシア戯曲は高く評価され、シアターXでは『Idiot~ドストエフスキー白痴より~』と『コーカサスの白墨の輪』が10ヶ月連続上演。さらに、最近ではアニシモフ氏が日本古事記をもとに演出した作品『天と地と いのちの架け橋』も大きな反響を呼んでおり、今年2015年11月にはロシア文化フェスティバルIN JAPANの枠内でも能楽堂公演が予定されています。