大学時代ロシア演劇部だった友人にすすめられて
モスクワ青年劇場の「黒衣の僧」を観に行ってきました!
係員の案内で全員ロビーで待ち、時間になると一斉に誘導されてホールへ・・・
入ってビックリ!!!!なんとそこは2階バルコニー席。
本来なら会場は、舞台、1階席、2階席と分かれ、観客は1階あるいは2階席に
着席しますが、
2階席の前方に小さなステージを作って、それを囲むようにコの字型に客席が
作られています。
つまり、舞台~1階席はすべて舞台セットの一部!
▲(劇場の公式サイトより転載)
舞台背景に奥行きがあるので、声が響き、反響し、ライトも印象的に使われます。
登り棒のようなものやトランポリンのようなものを使用して、
舞台(2階)からさっと消えたり、突然現れたり・・・
▲(劇場の公式サイトより転載)
小さなステージ上にはクジャクの羽根がそよぎ、
役者が動くたびに風が巻き起こり、草のようにそよそよと揺れます。
ライトによって乾燥する昼の農場にも、妖しくうごめく夜の草原にも変わり・・・
役者のみなさんの演技も素晴らしく、とても印象に残る舞台でした。
モスクワ青年劇場 公式サイト http://www.moscowtyz.ru/