スラヴァ・ポルニン氏をインタビューさせていただいたご縁で、8日にスラバのスノーショー公演を観てきました!
これまで観たことのないタイプの、一流のファンタジー!何も考えずに飛び込んでもジェットコースターに乗っているように感情が動きますが、ひとつひとつ考え始めると、どこまでも深く自分だけの言葉を探してしまうような。たとえば、ロシアアニメーションの『話の話』なんかがお好きな方には、絶対おススメ致します。
△会場内には開演前からすでに雪が…!期待が高まります。
これまで何度も、多くのプロデューサーがこのショーに魅せられ、なんとか日本で上演したいと願いながらなかなか叶わなかったというのがうなづけました。そして、それをついに観ることができた幸運!
△フィナーレの後は撮影自由!客席に降りてきてくれる道化師たちと一緒にも撮れます。
会場は夏休みの昼公演とあって子供たちもたくさんいましたが、誰よりもその子供たちが、ステージ上のスラヴァと心をひとつにして、その世界にすんなりすっかり入り込んで、大きな声をあげて笑ったり、心配して息をのんだり、驚いたり戸惑ったり・・・めまぐるしく思いっきり感情を揺さぶられている様子をひしひしと感じました。そして、会場全体があっという間に、すべての大人を子供にしてしまう、そんなスラヴァの魔法にかかってしまいました。
まさに、すべての人の上に、真っ白な雪が降りつもるように・・・!
その表情だけで会場中の心を動かすことができるスラヴァは、鍛練された心技体を持つ真の芸術家ですが、道化師でなく素顔でお会いしても、その澄んだ目はどこまでも深く、薄い皮膚にはありとあらゆる感情が透けてみえるようで、いつもいたずらっ子みたいにキョロキョロと動いて、恥ずかしそうにはにかむ笑顔は、子供そのもの!子供の心で絵を描き続けたピカソなども、きっとこんな方だったのじゃないかしら。
そして、子供のすごさと、子供の心を持ち続ける素晴らしさを、体感するショーでもありました。