東京マラソンのコースでめぐる東京の過去・現在・未来をテーマにお届けした・TOKYO FM セブンーイレブン presents PREMIUM SUNDAY。東京はちょっと角を曲がると緑から水辺へ、下町から高層ビル群へ・・・違う世界へ冒険できるのが魅力ですよね!
さて、こちらは絵本で楽しむ31の体験型の旅!『世界冒険アトラス』(レイチェル・ウィリアムス 文、ルーシー・レザーランド 絵)
木の上の吊り橋からジャングルを眺めたり、ガラスのイグルーからオーロラを見たり・・・そして、ロシアでは、モスクワの地下鉄を体験していただけます。モスクワ地下鉄の美しく芸術的な駅の構内は、降りるたびにそれぞれ違ったテーマを持ち、モザイク画やステンドグラス、彫刻、シャンデリア、大理石、フレスコなど・・・ゴージャスな装飾が施されています!!!
絵本で描かれているのは、Славянский базар スリャヴャンスキー ブリバール駅。フランスの地下鉄からインスパイアされたというアールヌーボー様式の駅です。
美しい駅に加えて、運が良ければ、美しい列車にも乗ることが出来るかもしれません!モスクワでは、メトロの車内が、ロシア人画家の作品で飾られている“走る美術館“Акварель アクヴァレリ号や、文豪の作品で飾られているという文学列車や詩列車、そして開業当時の車両にそっくりのレトロ列車などが不定期で走っているそうなんです。
このほかにも絵本には、小さな文字でモスクワの小ネタも書かれていて見れば見るほど楽しめます。たとえば、人気のロシアオリジナルのファーストフードについてや☆過去関連ブログКРОШКА☆КАРТОШКА(クローシュカ・カルトーシュカ)、☆モスクワ ファーストフード事情(2009年)
想い出に残っている駅はたくさんありますが・・・
△詩人マヤコフスキーの詩があしらわれたマヤコフスカヤ駅
△アルバーツカヤ駅
ロシアナとして勤務していたロシア国営国際ラジオ『ロシアの声(ラジオ・スプートニク)』最寄り駅のノヴォスラヴォツカヤ駅は、映画『モスクワは涙を信じない』にも登場するステンドグラスが美しい駅!家族が遊びにきてくれたときも、その美しさに圧倒されていました!いつかすべての駅を巡ってみたいです。
モスクワのいいところってどんなところ?とよく聞かれますが、こんなところも魅力のひとつかしらと思います。深く豊かな自分の国の芸術を心から愛し、それを特別なものにしないで楽しんで日常生活のなかに溶け込ませているところ。東京にも、文豪ゆかりの坂や駅名などがありますが、業平橋駅がとうきょうスカイツリー駅に変更されたりすると、ちょっぴり寂しい気持ちになってしまいます。
なお、日本の地下鉄博物館でもモスクワ地下鉄に関するさまざまな資料をみることができます。過去関連ブログ☆【今日のロシア】地下鉄博物館
また、もうひとつの見どころといえば・・・長い長い、そして速いエスカレーター!☆モスクワ名物!?メトロ(地下鉄)の長いエスカレーター★
モスクワでは地下鉄をテーマにしたビアレストランも話題でした☆ビアレストランМЕТРО(メトロ:地下鉄)