こどもも大人も楽しめる絵本を届ける名手といえば、ヨシタケシンスケさん。『りんごかもしれない』はりんご好きの私にとって衝撃でした。
△『ぼくのニセモノをつくるには』(ブロンズ新社)は、息子が「おかあさーん、マトリョーシカあったよー!」と教えてくれた1ページもあり。ちいさいころ好きだったものは、おおきくなってもずっと好きというページで、わたしの一番好きなページでもあります。
ロシアのことを聞かれたらなんでもイキイキと自信まんまんに喋るくせに、自分のこととなると途端に自信がなくなり恥ずかしがり屋の口下手になる私。見かけはすっかり大人になった自分のまんなかにいる子どもに会いたいあなたへ。