△秋に恋しくなるお野菜と言えば・・・芋、栗、南瓜!いずれもモスクワでは日本のようには簡単に入手できません。餅米で炊いた栗ごはんは、おもてなし料理。
△秋になると芋・栗・南瓜が入手出来る場所といえば、市内中心部から少し離れた中国市場やベトナム市場
【さつま芋 Батат】
まず芋は、なかがオレンジ色!旬の季節には甘いものもありますが、当たり外れがあり、サツマイモというよりも人参に近いお味だったことも。それでも、大学芋にしたりレモン煮にしたりポタージュにしたりと、甘さを加えて工夫していらっしゃる方も多いようです。
△中国市場でねっとりと美味しい紫芋を見つけ、和菓子にしたこともあります。
2017年のモスクワは、国産牛のハンバーガーブームでしたが、人気店のひとつBurger Heroes (バーガー・ヒーローズ)では、フライドポテトのほかにサツマイモ版のБАТАТ ФРИ(バタット・フリ)があり、ほんのり甘くて止まらなくなる美味しさでした。
【栗 Каштан】
栗は、中国市場で秋に見かけるほか、モスクワのスーパーマーケットや市場でも運が良ければ時々見かけることもあるようです。お祭りが開催されていた広場でお洒落な焼き栗の屋台を見かけたことがありますが、粒が小さく味もいまいち・・・。(関連☆【ロシアの食】モスクワの焼き栗やさん!)
△スーパーマーケットや食材店では、韓国やフランスから輸入された甘栗のパッケージも見かけます。
△モスクワのラデュレでは、2018年秋冬限定で日本のようなモンブランが登場し、日本人の間で大きな話題になりました!(☆【モスクワのサロン・ド・テ】モスクワ限定トートバック&ケーキも!ラデュレ(赤の広場前)☆【モスクワのカフェ】マカロン発祥!ラデュレ路面店)
【南瓜 Тыква】
南瓜も、秋の収穫祭やハロウィンの時期にはたくさん飾られ(☆【モスクワの流行】Хэлловин!ハロウィン! 2018 ☆【モスクワ・シーズンズ・フェスティバル】Золотая осень(黄金の秋)2018)、南瓜スープもよくレストランのメニューでみかけますが、
△一般的なスーパーマーケットで販売されているものはひょうたんかぼちゃなど水っぽい種類が多く、日本のようなホクホク感は味わえません。それでも、ペースト状にして、お菓子やパンに使って雰囲気を楽しんでいます。
△最近では、冷凍食品コーナーに、冷凍の南瓜を見かけるようになってきました。
ボルシチに入れるビーツのチップスとしてご紹介した美味しい自然派チップスのコーナーには、かぼちゃやさつまいももあります!