【日本のなかのロシア】『オトナの教養講座』でジョージア(グルジア)のピロスマニ!

2022-05-16

アイロンをかける時間は、私のYouTube時間。お気に入りのブックスタンドに、料理本ではなくiPadを置いて・・・。さて、山田五郎さんのYouTubeチャンネル『山田五郎 オトナの教養講座』では、なんとジョージア(グルジア)の国民的画家ニコ・ピロスマニが特集されていました。TVではなかなか取り上げられることのない画家や絵画を特集してくださるのもYouTubeならでは⁉︎

【ジョージアのアンリ・ルソー】泣ける!放浪の画家ピロスマニの悲劇【加藤登紀子・百万本のバラ】

『女優マルガリータ』のモデルは私!と名乗る女性のお写真、初めてみました。『ピロスマニ』ワインのラベルの話。独学で絵を学び画家として大成するまでの印刷屋さんや貨物列車の車掌、乳製品屋さん、看板屋さんなどで働いた謎多き放浪生活を関連の絵とともに追いかけるのはとっても楽しい!動物のツノでつくった乾杯グラスやジョージア正教のイコン、復活祭パスハ (イースター)なども。

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△モスクワには、ピロスマニをテーマにしてとっても素敵なグルジア料理レストランがあります。五郎さんをご案内してご一緒にグルジア料理に舌鼓をうちながら、店内に溢れんばかりに飾られたピロスマニ作品を肴に美味しいグルジアワインを呑めたらいいのにな。

【モスクワのレストラン】画家のアトリエ風!ジョージア(グルジア)料理 ウ・ピロスマニ

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△アンリ・ルソーと比較しつつの考察、そして黒い布(オイルクロス)を生かした逆光表現についての解説は五郎さんならではでとっても興味深かったです。ロシア土産でも人気のジョストボ塗りについても!(五郎さんのお宅にもある!)

関連☆【モスクワ郊外 お盆に花咲く幻想のブーケ!ジョストヴォ村】〜まとめ〜

【ロシアのお土産】ジョストヴォ塗りのモスクワ路面店

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△ちなみに、『百万本のバラ』は、ピロスマニをモチーフに、ラトビアの作曲家が書いたメロディーに、ロシアの詩人が詞をつけ、モスクワ生まれの国民的歌手アーラ・プガチョワが歌って大ヒット!日本版レコードのライナーノーツを書いたのはモスクワ放送の先輩アナウンサー西野肇さん(☆【ロシアナの本棚】『冒険のモスクワ放送 ソ連“鉄のカーテン“内側の青春秘話』)。そして、日本語訳とともに日本で大ヒットさせたのは歌手の加藤登紀子さんです。

△ロシア語版も素敵ですね♪

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今回初めて知ったのは、ピロスマニをリスペクトした20世紀初頭の前衛アーティストたち。彼らによってピロスマニの評判はフランスまで届き、あの天才ピカソがアンリ・ルソーのこともピロスマニのことも大変評価していたそうで、「ジョージアには私の絵は必要ない、なぜならピロスマニがいるからだ」と称したとか。

孤独な死、映画『放浪の画家ピロスマニ(ロシア語題:Пиросмани)』、そして日本へピロスマニを紹介した第一人者はらだたけひでさんについて・・・また読みたい本、観たい映画、行きたい場所リストが増えちゃいました。

 

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【日本のなかのロシア】『オトナの教養講座』で日本初のイコン画家 山下りん

山下りんさんについてのブログにとってもアクセスが集中してる!と思ったら、山田五郎さんのYouTubeチャンネル『山田五郎 オトナの教養講座』で特集されていました。五郎さんの美術のおはなしは『ぶらぶら美術館』のころから大好き。TVではなかなか取り上げられることのないロシア系の絵画を特集してくださるのもYouTubeならでは⁉︎

【日本初のイコン画家 山下りん】なぜキリストの絵に漢字?

ロシア正教会やイコン、日本ハリストス正教会とニコライ堂について、山下りんの生涯と笠間の博物館については知っていましたが、日本で洋画家を志す山下りんの歩みがとっても面白かった!浮世絵、日本画、洋画を学んだ後、日本における西洋絵画のはじまりに詳しい五郎さんならではのエピソード満載で、特に、工部美術学校のフォンタネージ先生の送別会の白黒写真で、先生を囲む6人の女性画家については初めて知りました。(『クララ明治日記』読んでみたい。)学生時代の成績表やスケッチも!(山下りんは、男子も入れて10位、女子のトップだそう!スケッチもとても味わいがあって好みでした。)

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関連ブログ

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【今日のロシア】イコン画家 山下りんとエリザヴェータ・フョードロヴナ

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△モスクワでも、ニコライ・カサトキンの漢字の書かれたイコンを見ることができます。

【ロシア正教】必見!ニコライ・ヤポンスキーのイコンと音楽家たちのイコン

【ロシア文化フェスBlog】日本のなかのロシア〜台東区・谷中霊園〜

スエズ運河からウクライナのオデッサ、そしてサンクトペテルブルクへ・・・という航海地図を改めて見ることができたり。

「この時代にこれだけの素晴らしい洋画が描けて、しかもキリスト教をこれほど深く理解している洋画家として唯一無二だ」という五郎さんの言葉とともに、多くの人に絵を見てもらうことができて、天国の山下りんもきっと胸いっぱいでGoodボタンを押しているはず!

アメリカへ渡った津田梅子とも比較されていましたが、ロシアへたったひとりで渡った山下りんの滞露日記も読んでみたいです。2021年には朝井まかてさんの『白光』(文藝春秋)でも注目されました。

日本では現在も39の正教会で山下りんのイコンを見ることができるそうで、すべて訪れてみたいです。

【ロシア文化フェスBlog】日本のなかのロシア〜北海道 函館 ハリストス正教会〜 1

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心の絆を強めて〜震災支援と日本のなかのロシア探究〜

【今日のロシア】ニコライ堂

【英国の学校生活】ノートは配布!教科書は貸し出し!テスト期間、あり!

息子の通う現地校では、夏休みは本物のおやすみで宿題がありませんが、中間テストや期末テストがあります。日本の小学校では、授業内で教科ごとのテストはあっても、中間試験や期末試験のような試験期間があったのは中学校からですよね・・・?オンとオフがしっかりしているスタイルは、子どもたちが通う学校だけでなく、大人になってからの会社でも同じです。

テスト期間にむけて、ただいま復習(revision)真っ只中の息子。そういえば、学校のはじまりに持ち物でも驚きがありましたが、ノートと教科書もまたちょっと違います。日本とロシアは自分でノートを購入して準備しましたが・・・

△ここ英国では学校から配られました。色別になっていて、ロシア(A5)よりも、日本(B5)よりも大きいサイズ!教科ごとに色分けされていて、授業ではこれを使用しています。「ノートの表紙をデコレーションして楽しんでね」という先生も。

△ページをめくって驚くのは、✔︎の数!「きゃー、間違いだらけ!?」と驚く私に、息子が平然と「え?全部正解ですけど」。そう、正解していたら○でなく✔︎なんだそう。間違えていると✖️と正解が書かれています。

多くの先生が、基本的にブルーのペンを使わせていること(ぺんてるの消すことができるペンは大人気!)。先生からのコメントなどは別色で。こどもは鉛筆、先生は赤が基本の日本とは印象が随分違いますね。

また教科書は、学校から借ります。かつての図書館の本のように巻末に貸し出しカードがついていたりもして、自分の名前とクラスを書き、年度末に学校に返却。そのため、教科書に蛍光ペンで線を引いたりはできません。日本のように、本棚にどんどん並んでいく教科書をどうしていいのか迷うことはなさそう。

試験科目は、English、Maths、History、Geography、Science、French、Latinです。試験の解答用紙にも青ボールペンで書くのだそう。解答は、授業内で見直しをして、各自の反省点などをノートにまとめさせますが、先生が回収してしまいます。のび太くんみたいに答案を隠す必要はないかわり、個人の試験結果は全教科一覧となって保護者に配布されます。

【ロシアナの本棚】イギリスの小学生