【ロシアあるある】お下げいたします!

2019-08-03

先日、『ロシア文化フェスティバルIN JAPAN』司会で日本へ一時帰国した際に、ロシア最大の石油会社ロスネフチの代表団の女性とお食事する機会がありました。日本は初めてながら日本食が大好き!という彼女に、モスクワでのお気に入りの日本食のお店を尋ねたところ・・・cutfishの常連!とのこと。(【モスクワのレストラン】食通も舌つづみ!新和食 Cutfish sushi bistro

そろそろ白いご飯が恋しくなってきたという日本からの友人家族とご一緒にモスクワで日本食!ということでcutfishへ。この日は運悪くグリルの故障で火を使わないメニューのみということで、サーモンや鰻のお寿司以外もお刺身やサラダなど生もの中心。

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△タルタル3種(サーモン、まぐろ、太刀魚)

 

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△アボカドと蟹とカラスミのサラダ

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△味噌汁(ロシアのスープは具沢山で大きい!味噌汁もやっぱり大きい!)

さて、半分食べてスプーンを置いた瞬間に、もうお皿を下げようとするロシア人スタッフの接客に友人はビックリ!そうなんです、ロシアでは、テーブルを綺麗にして差し上げようという気持ちがとても強いのか、少しでも食べかけのお皿を置いておくと、食べ物がまだ残っていてもすぐに下げられてしまいます。「片付けましょうか?」と聞いてくださる場合もありますが、気を利かせて無言でさっと下げてくださることも多いのです。もちろん「まだこのまま置いておいてください」と伝えれば大丈夫なのですが、ぼんやりしていてタイミングを逃してしまったりすると、楽しみに残していた最後の一口が・・・!ということも。お食事中に席を立ってしまったら、まだほとんど手を付けていなかったテーブルの上のお料理が全てなくなっていた!なんて笑えない笑い話も聞いたことがあります。好きな物を最後に食べるタイプの方はロシアでは要注意です。

お菓子工場跡で昔ながらの味を守るケーキ屋さん Венский цех 【モスクワのカフェ】

『Большевик ボリシェヴィク』の可愛らしい赤煉瓦づくりのお菓子工場跡は、イギリスの建築会社主導のもとで、モダンな文化スペースとして改装されています。敷地内にあるロシア印象派美術館を訪れたあとにおすすめなのが・・・(【モスクワの美術館】お菓子工場からロシア印象派美術館へ)、1855年から昔ながらの味を守って今でも地元のロシア人に愛されているケーキ屋さん Венский цехです。

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△デコレーションも、お味も、ラインナップも、最近では見かけなくなって来たソ連時代の人気スタイル!「甘すぎる・・・!」なんて言ってはいけません。ソ連時代にはとっても貴重だったお砂糖を惜しみなくたっぷり入れて作る昔ながらのレシピは、ロシア人の温かなおもてなしの心で出来ているのですから。

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△奥にはちいさなイートイン・コーナーもあり、いつも老若男女ロシア人でいっぱい!ショップにも入れ替わり立ち替わりお客様が来て、торт(ホール・ケーキ)やпирожное(カット・ケーキ)を購入していきます。

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最近、モスクワで人気の抹茶を使った飲み物も!敷地内の建物は、ビジネスセンターやレストラン、住居等に利用されています。

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オープン・スペースもあるので、お茶したあとにお散歩してみるのも楽しいですね。

Венский цех https://torty.ru/

住所:Ленинградский проспект, д. 15, стр. 3

 

【ポジャルスキー・カツレツ発祥!宿場町トルジョク】8月2日午後 トルジョクのクレムリンと廃工場の教会、リボフの建築物

2019-08-02

プーシキンの時代からさらに遡り、12世紀のトルジョクのクレムリンを訪れました。

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Новоторжский кремль (Адрес: Старицкая ул., 3, Торжок, Тверская обл.)入場券は大人1人50R。

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△クレムリンの入り口を入ると、目の前には緑の平原が広がり、昔の武器なども展示されていました。

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△クレムリン内の高台からはトルジョクの町を一望できます。

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△Церковь Благовещения Пресвятой Богородицы в Торжке

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△Памятник Ефрему Новоторжскому

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トルジョクの町を流れる美しいトヴェルツァ川に沿って、すぐ近くに見えた修道院を目指します。町の中には、廃墟と化した美しい建物が点在しています。

 

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△気になる煙突・・・?

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△足元に気をつけて!橋も崩れそう・・・

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△町の中心部にあるこちらの聖堂(Спасо-Преображенский собор)。しかし一歩なかへ入ると・・・

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△宗教弾圧によりソ連時代には内部が工場として使われましたが、現在は再び十字架とイコンが置かれ祈りの場所になっています。資金不足で修復が難しいまま今日に至っているとのことでした。

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△Церковь Параскевы (Пятницы) Великомученицы

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△ボリソグレプスコイ男子修道院(Борисоглебской мужской монастырь)に到着。

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△▽教会の中を見学した後、横にある小さな博物館へ。トルジョクの歴史をさらに深く知ることができます。

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△そういえば昨日トルジョクの町を散策しているときにトヴェルツァ川にかかる橋のたもとでリボフ像を見つけました。この修道院の敷地内の聖堂は、トルジョクの近くの村で生まれ帝政ロシア時代に活躍した建築家ニコライ・リボフ(Николай Александрович Львов 1819−1853)の作品です。トルジョクをはじめ、サンクトペテルブルクやモスクワにもたくさんの優れた建築作品を残しました。トルジョクの近くにあるお屋敷(Усадьба Знаменское-Раёк・写真右上、右下は屋敷内の客間)や、丸石の橋(Валунный мост・写真左中央)などもぜひ見てみたくなり、足を伸ばすことにしました。

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△トルジョクの町の北、建築民俗野外博物館ヴォシリョヴォ(Архитектурно-этнографический музей под открытым небом “Василево”)

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△リボフ設計の丸石の橋(Валунный мост)

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△植物学者で園芸家として、また詩人や音楽家としての顔も持つリボフの作品は、まさに総合芸術で、この橋も“石のシンフォニー”と称されます。

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△たくさんの人がキャンプのテントを張ってバーベキューをしたり、釣りをしたり、バドミントンをしたりして休日のひと時を楽しんでいました。

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△△さらに車を走らせ、次はズナメンスコエ・ラヨクの邸宅(Усадьба Знаменское-Раёк)へ。

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△かつての栄華を感じさせる案内図。

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△今はすっかり廃墟のようになってしまっていますが、目を閉じると舞踏会の音楽や人々のざわめきが風に乗って聞こえてきそうな。当時の栄華を感じさせるとても美しい場所でした。