【スペインのなかのロシア】天才画家のミューズはロシア女性!ピカソの妻オリガ、ダリの妻ガラ

2019-08-04

バルセロナのピカソ美術館へ。天才画家パブロ・ピカソの少年時代と晩年の作品を中心に貴重なコレクションが並びます。

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△コロンブスの塔が見える場所に住んでいたピカソ(【スペインのなかのロシア】バルセロナの海とコロンブスの塔

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△最初の妻、ロシア人女性のオリガと息子のパウロ。セルゲイ・ディアギレフ率いるロシア・バレエ団の一員として活躍していたバレリーナのオリガ・ホフロヴァは、1917年ジャン・コクトー脚本でピカソが舞台美術&衣装デザインを担当した作品でピカソと出会い、結婚します。ピカソの美しきミューズとして作品にも数多く描かれますが、恋多き人生を送ったピカソと後に別居。

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△ロシア・バレエ団も公演したリセウ大劇場。ランブラス通り。

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同じくスペインを代表する画家サルバドール・ダリの妻でありミューズとなったのも、ロシア人女性でした。タタルスタン共和国の首都カザン出身のガラ(本名はエレーナ・ディヤコノワ)。詩人の夫とともに休暇でスペインへやってきたガラと10歳年下だった当時はまだ無名のダリは、運命の恋におち、駆け落ちの末に結婚しました。郊外フィゲロスはダリ劇場美術館があり、ぜひ次回訪れてみたいです。

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バルセロナにはほかにも画家ミロの美術館もあります。

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△街中のカタルーニャ建築協会の建物外壁にもピカソの作品!

ちょうどモスクワのプーシキン美術館では、シューキン・コレクション展開催中(プーシキン美術館でシューキン!エルミタージュ美術館でモロゾフ兄弟!二大コレクション展同時開催!!【モスクワの美術館】)。ピカソの作品も見ることが出来ます。この展覧会の目玉のひとつがマティスの『ダンス』なのですが、画家アンリ・マティスもまた、イスラム美術を学ぶためにスペインに滞在したことがあり、『スペイン風の静物画』等のスペインを感じさせる作品も残しています。マティスが『ダンス』を制作していたとき、そのアシスタントを務めたロシア人女性リディア・デレクトルスカヤもまた、晩年のマティスのミューズとなりました。

【スペインのなかのロシア】バルセロナ土産

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△市内の市場を訪れて、オリーブオイル専門店でテイスティング!お気に入りをお土産にしました。ちなみに、ロシアの油の主流はひまわり油と無塩バターです。(関連【ロシアの食】無塩バターの謎

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△サッカー少年の息子のお土産は、なんとってもカンプノウ・スタジアムで購入したバルサのキャップ。目の前で見たメッシのシュートが目に焼き付いています。試合前には街中がバルサ色になり、試合中はバルのモニターの前でみんなで応援!選手とサポーターが一丸となって戦ったあとの勝利のダンスはいつまでもつづきます・・・!

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△そして、スペインのお土産物屋さんで驚いたもの!カタルーニャ地方のクリスマスの風物詩!?だというお人形“カガネル(排便人形の意味)”。安倍総理からプーチン大統領まで、そして各国の著名人やキャラクターなどさまざま。

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△生ハム・フレーバーのプリングルス。ロシアでは、蟹風味やスメタナ(サワークリーム)味などがあります(関連☆定番ポテトチップスのユニークなロシア版フレーバー ☆ボルシチの赤が鮮やかなビーツ・チップス ☆ロシア伝統の黒パン・スナック ☆ロシア産じゃがいもの旨味満点!ポテトチップス)。画家ダリがパッケージ・デザインしたというチュッパ・チャップスは日本同様モスクワでも人気です。

【スペインのなかのロシア】ガウディ建築を訪ねて・・・

スペイン・バルセロナと言えば、やっぱり建築家アントニ・ガウディのサグラダ・ファミリア教会!ロシア・モスクワといえばカラフルな玉ねぎ屋根の聖ワシリー寺院を思い浮かべるように、その国を代表する建築物です。

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△ガウディ公園から

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△生誕のファサードと生命の樹。どこをとってもこんな建物見たことない!の一言。天才建築家がその生涯をかけて挑んだ傑作には、いつまでも見ていたいと感じるような宇宙や人生のすべてが集約されています。1882年に着工し、ガウディが31歳から亡くなるまでのおよそ43年間ライフワークとして取り組みました。死後も建設がすすめられ、2026年に完成予定の世界遺産です。

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△日本人彫刻家の外尾悦郎氏の作品。サグラダ・ファミリアに寄り添いながらも際立つ美しさ!

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△ガウディ存命中に完成した生誕のファサードから栄光のファサード、そしてこの受難のファサードへとキリストの生涯を辿ることが出来ます。

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サグラダ・ファミリアを巨大な楽器のように考え、街中に美しい音を響かせることを夢見ていたとか・・・!建物を楽器のように、といえば、モスクワのボリショイ劇場も、紙や木などホール内部は楽器を作る素材を用いて、ひとつの楽器のように響くように作られています。

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△無料の案内パンフレットが、日本語&ロシア語でした。同じくらいの数の観光客が訪れるのでしょうか・・・!?観光シーズンなのでチケットはネット予約で完売、当日券なしの状態。運良くキャンセル待ちで見学できました。

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△ほかにも、ガウディが建築学校を卒業後にバルセロナ市からの依頼で仕事として初めて作ったレイアール広場の街灯や

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△カラフルなタイルのとかげ噴水が可愛いグエル公園

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△海をテーマにしたカサ・パトリョ。

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△郊外へ足を伸ばし、列車で郊外のコロニア・グエル教会の地下礼拝堂へ。

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△日本語とロシア語で「教会」

モスクワへ戻ったら“ロシアのガウディ”と称されるフョードル・シェフテリの作品も改めて見直してみたいです。