【モスクワ郊外クリン】 チャイコフスキーの家博物館

2019-04-04

いよいよ今年2019年6月、世界三大コンクールのひとつに数えられるチャイコフスキー・コンクールが4年ぶりに開催されます。ロシアを代表する作曲家ピョートル・チャイコフスキー(Пётр Ильич Чайковский 1840-1893)の晩年の家は、モスクワ郊外クリンに国立の博物館として残っています。

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チケット売り場やお土産屋さん、企画展の展示室やコンサートホールなど各種施設の入った大きな建物の奥の敷地内に、チャイコフスキーが1892年5月から1893年10月まで過ごした家があります。

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△まずは2006年に作られた大きなチャイコフスキー像がお出迎え!夏には銅像の周りに、このミュージアムを訪れた著名人によって植樹された木を見ることが出来ます。自然を愛したチャイコフスキーは最晩年をここクリンで過ごし、豊かな自然からインスピレーションを得て精力的に作曲を続けていました。作曲の合間には、こんな風に楽譜を手にベンチに腰かけたりして過ごしたのでしょうか・・・。

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△雪解けの時期・・・澄み渡る青空、白樺林に降り注ぐ春の陽光。鳥のさえずりが聞こえ、足元には若草が萌えています。この奥に、チャイコフスキーが暮らしていた頃のままの雰囲気を残した区画があります。

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△1階の桃色の客間には、チャイコフスキーの大きなポートレートとともに記念の品が展示されています。階段を登ると、コートや杖を掛けておく玄関廊下があり、居間へとつづきます。

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△部屋の中央に置かれたБеккер社のグランドピアノは、今もチャイコフスキーの命日や誕生日に演奏されています。世界三大コンクールのひとつ、チャイコフスキー・コンクールの受賞者だけがこのチャイコフスキーの愛用していたピアノ鍵盤を奏でることが出来ます。チャイコフスキーの音楽とともに楽しめるオーディオ・ガイドでは、イーゴリ・グリーシン演奏の『ノクターン』を機くことが出来ます。

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△読書は最高の祝福と考えていた読書家のチャイコフスキーの本棚。プーシキンやゴーゴリ、ツルゲーネフ、トルストイ、チェーホフなど文学作品から歴史や哲学、聖書、外国語の本など幅広い興味が伺えます。本のなかにはチャイコフスキーによる書き込みもそのまま残っているそう。モーツァルトやロシア正教の合唱曲集など楽譜の棚もありました。

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△部屋のなかは、家具の配置や写真の位置にいたるまですべてチャイコフスキーによるもので、生前と変わらぬ姿で残っているそうです。生涯独身で、このクリンのお屋敷にひとりで暮らしていたチャイコフスキーですが、愛する家族や親戚、友人や教え子たちの写真がたくさん飾られており、いつも家族に囲まれて過ごしていました。また、4000通もの手紙のコピーも保管されています。

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鏡台にかけられているミハイロススキー・レースで縁取られた布は、チャイコフスキーの才能のファンだったフランス人女性エマ・ジェントンが作ったもので、チャイコフスキーはこの御礼にあの『センチメンタル・ワルツ』を作曲したのだそうです。名付け親から贈られたイコン『カザンの聖母』も飾られていました。

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△窓から美しいクリンの庭を臨むこの机で、交響曲第6番『悲愴』が完成しました。たった今、書き上げたばかりかのように楽譜が置かれていました。頭に浮かんだメロディーを書き写すのが難しいくらいだったと言われるチャイコフスキーですが、規則正しい生活を好み、毎日同じ時間に机に向かったいたそうです。「インスピレーションは、怠け者を尋ねるのは嫌いだ」という言葉も残されています。

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△手作りの麻のカーテンがかけられた食堂

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△チャイコフスキーとともに旅したトランク。

建物は増築部分へと繋がっています。チャイコフスキーの死後、博物館として開館するために、モデストや甥のダヴィドフがこの部屋を使っていました。

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△劇作家だった弟モデストのこだわりの部屋

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△甥のダヴィドフの部屋。さまざまな絵や自分で描いた水彩画がかざられています。この甥はチャイコフスキーの大のお気に入りで、幼い彼に捧げる『子どものアルバム』という可愛らしい作品も作っています。

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△ふたたび音楽家たちの小道を通り、企画展へ。

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チャイコフスキーの愛用の品とともにその人生の軌跡をたどることができます。

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△文通していたフォン・メック夫人やモスクワでの仕事ぶりなど

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△1891年1月にモスクワで友人たちとまだ目新しかった録音機を試して、あれこれ吹き込んで楽しむひとときが録音された音声も。

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チャイコフスキーの家博物館では、さまざまなコンサートも開催されています。(入館料は大人1人300ルーブル、外国人大人1人550ルーブル、子ども1人190ルーブル)、オーディオガイドは150ルーブルで日本語もありました。

「幸福の条件は、たくさんいい空気を吸い自然のなかを散歩して過ごすこと」そう考えていたチャイコフスキーにとって、偉大な作曲家として多忙なスケジュールをこなしていたモスクワから少し離れたここクリンは理想の場所だったのでしょう。ロシアの大地を五感で感じ、チャイコフスキーの音楽に身を浸して、私にもひとつちいさなインスピレーションが舞い降りました。夢をかなえるために・・・まずはチャイコフスキーを見習って、怠け者を直さなければなりません!

Музей П.И.Чайковского

 

【ロシアのお土産】ロシア伝統柄のオンパレード!?ノート“РУССКИЕ СЕЗОНЫ(ロシアン・シーズン)”

息子の学校の工作のために事務用品のコムス(КОМУС)で画用紙を購入。いつもつい覗いてしまうのがノートや絵はがきのコーナーです。今日は華やかでなんともロシアらしいノートのシリーズ“РУССКИЕ СЕЗОНЫ(ロシアン・シーズン)”を発見!

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△それぞれのノートは、数ページごとにテーマがかわり、ジョストヴォのお盆、グジェリの陶器、メゼニ塗り、ホフロマ塗り・・・ロシアの伝統的な民芸雑貨のモチーフ柄が描かれていて細部までこだわっています。ノートというより伝統柄図鑑!?

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△こちらは、お土産屋さんに並んでいたA LA RUSSEシリーズ

こんなノートを手に、グジェリ村のグジェリ工房ツアーやジョストヴォ村のジョストヴォ博物館などへ行き、ロシア民芸品を巡る旅日記にできたら素敵ですね。

幻想的な想像のバラが咲く!ジョストヴォ塗りの郷へ

【モスクワの鉄道駅】レニングラード駅へ高速鉄道サプサン号!(サンクトペテルブルク〜モスクワ)

サンクトペテルブルクからモスクワへの復路は高速鉄道のサプサン号を利用してみました。クラシックな寝台列車に揺られながら旅を楽しむことも出来ますし(→寝台特急レッド・アロー号!(モスクワ〜サンクトペテルブルク))、お急ぎの方は飛行機で約1.5時間、日本の新幹線のようなサプサン号を利用すれば約4時間で行くことが出来ます。

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△車両の入り口でチケットを確認します。

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△お席には、進行方向と逆方向があるので指定席の際はご注意を!清潔感があり快適なシート。車内販売もあります。Эконом класс(エコノミークラス)、Экономический +(エコノミープラス)、Бизнес класс(ビジネスクラス)、Первый класс(ファーストクラス)、個室もあるよう。5歳まではお席なしの利用も可で、10歳までは子ども料金でした。

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△こちらはお食事代が込みになっているВагон-бистро 食堂車のテーブルつきボックス席。こちらは乗車券に2000ルーブル分のお食事券が込みになっています。

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△メニューは主にロシア料理。スープ、サラダ&前菜、メイン、軽食のサンドイッチやブリヌイ(ロシア版クレープ)、朝食メニュー、デザートにスナック、飲み物など(アルコールもあり)。

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△一押しは、やはりシェフのおすすめ料理!きちんとお皿でサーブされました!

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△それ以外のお料理は、パックを温める飛行機の機内食のようなタイプでした!

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△ボルシチ

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△ミラトルクのスーパーでも販売されている冷凍ハンバーガーもありました。どれも

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△小さなカフェスペースやキオスクもあります。

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△お席に置かれていた車内販売の雑誌。

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△ロシアをテーマにしたスカーフ、流行していますね!

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△ロシア鉄道ということで、サッカーチームのロコモチフ・モスクワのグッズ

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△モスクワとサンクトペテルブルクの2都市で利用出来るメトロカード“トロイカ”発見! 

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△ロシア鉄道&サプサングッズ

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△日本商品のブラシもありました!

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△2000ルーブル分お料理を注文できなかったので、余ったお金でサプサン土産のチョコレートを購入しました。

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