【日露交流年】感動ふたたび!『信長 SAMURAI』ロシア公演(国立クレムリン宮殿 小ホール)

2019-01-25

踊ることに人生を懸けた日露の舞踊の頂点に君臨する三人が、ひとつの舞台で夢の響宴を繰り広げる『出逢い〜Встреча〜』は、2015年に熱狂的なカーテンコールを繰り返しつつ、歴史に残る初演の幕を閉じました。あの初演の感動、鳴り止まない拍手、今も忘れられません!(関連☆奇跡の『出逢い〜Встреча〜』

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そして2019年。いよいよここモスクワで、『信長 SAMURAI』が上演されます。

(以下、日露交流年の公式サイトより)日露両国を代表する3名の舞踊家、藤間蘭黄、岩田守弘、ファルフ・ルジマトフの夢が出会い、生まれた、16世紀の日本を舞台とした作品『信長 SAMURAI』。
伝統舞踊に裏打ちされた3名が、それぞれの得意技で挑む、という基本スタンスの下、各々の持つ技術力や、演技を駆使することによって、出現した新たなる世界をご覧いただきます。
ノーブルな雰囲気も漂わせるバレエの動きで、ルジマトフが演じる天下統一を目指す織田信長。岩田守弘が演じる、農民の出自ながら、必死に主人に付き従い、その地位を築く豊臣秀吉。歌舞伎舞踊に根ざす古典の日本舞踊を演じる藤間蘭黄による斎藤道三と明智光秀。
三者三様のぶつかり合いと融合を、是非ロシアのお客様と共有できることを願っています。信長の時代から存在する邦楽器のみで演奏される音楽の音色も、併せてご堪能ください。

2019年1月15~16日:サンクトペテルブルク (V.F.コミサルジェフスカヤ劇場)

2019年1月20~21日:ウランウデ(ブリヤート国立アカデミー・オペラ・バレエ劇場) ※秀吉を演じる岩田守弘さんが芸術監督を務めていらっしゃる劇場です

2019年1月24~25日:モスクワ(国立クレムリン宮殿 小ホール)

まさに日露交流年にふさわしい素晴らしいプログラムです!

公式サイト ロシアにおける日本年2018

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第一部は、3人の舞踊家それぞれによる舞台。まずは、日本舞踊を代表して、藤間蘭黄さんが東明流『都鳥』。若き皇帝たる貫禄と絶対的な気品を称え、神々しいほどの存在感です・・・!つづいて、岩田守弘さんは、『ВСЁ НЕ ТАК』ヴラジーミル・ヴィソツキーの曲の力強く郷愁溢れるメロディーが流れ出すと会場が一気に沸き、熱く拳を握り、心をひとつにして、その世界に惹き込まれます。最後にファルフ・ルジマトフによる『РЕКВИЕМ(モーツァルトのレクイエム)』。鍛錬された肉体は、筋肉のひとつひとつまでが芸術品のようで、長い手足は自由自在にしなって表現し、まるで悪魔にとりつかれたかのような鬼気迫る演技。

そしていよいよ、第2部では、その天才3人の競演がはじまります・・・!

日本での初演のときの副題は〜出逢い〜でしたが、そこから時を重ねて、3人のさらなる成熟した今を表現できるよう、ロシア公演の『信長 SAMURAI』に進化を遂げていました。終演後、一緒に観劇したロシア人の友人は「この感動を表す言葉が見つからない。どんなにわたしたちが感動したか、どんなに唯一無二の印象を受けたか・・・この舞台をこのひとときを観客として客席で私たちと一緒に味わってみてほしい!としか言えない」と熱く語っていました。

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終演後に楽屋に伺い、久しぶりに岩田守弘さんや藤間蘭黄さん、奥様で舞踊評論家の桜井多佳子さんなど『ロシア文化フェスティバル IN JAPAN』を通して、また「ロシアの声」を通してお世話になっている皆様にお会い出来て嬉しいひとときでした。

【モスクワのレストラン】Ц.Д.Л (ツェー・デー・エル)文学者の家

2019-01-24

モスクワのなかでも最高級のレストランとして長く愛され続けてきた «Ц.Д.Л.»(Центральный Дом литераторов) (ツェー・デー・エル)文学者の家。

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△1889年に建てられたこの貴族のお屋敷は、1897年からオルスフィエフ伯爵家のものとなり伯爵夫人のサロンとして使われていました。1917年ロシア革命後は、建物は国有化されましたが、1934年にはマクシム・ゴーリキーの要請により、Центральный Дом литераторов(文学者の家)の建物になりました。文学者の家は、トルストイの『戦争と平和』や、ミハイル・ブルガーゴフ『巨匠とマルガリータ』にも登場しているそうです。

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△ソ連時代、作家協会に所属することは、今では想像もつかないほどの最上級のステータスだったそうです。

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ソ連時代〜今日まで、ここを訪れたたくさんの著名人が紹介されているギャラリースペース。

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△詩人ボリス・パステルナーク、バレリーナのマイヤ・プリセツカヤ、歌手のアーラ・プガチョワ、国外からもフランスのパントマイムアーティストのマルセル・マルソーやイタリアの俳優イヴ・モンタンなど・・・・華麗なる顔ぶれ!

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△Дубовый зал(オーク・ホール)前方にはステージが設けられ、シャンデリアとステンドグラスがゴージャスな雰囲気を醸し出す中、この夜はハープのコンサートを楽しみました。

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△この2階席へつづく階段の手すりに寄りかかりながら、ブラート・オクジャワのコンサートを聴いたのですね・・・!ほかにも、Каминный зал(暖炉のあるホール)や、Кабинет Графа(壁にならぶリトグラフが美しいキャビネット)、シガー・ルームにシークレット・ルーム、バルコニー、オルスフィエフ伯爵家ミュージアムなどたくさんのホールや個室があります。

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黒パン“ヴォロジンスキー“と白い花びらのようにサーブされたバター

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△たっぷりのオリーブと酸味が魅力のスープ、ラソーリニク

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△魚のスープ、ウハー

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△伝統的なキャベツスープ、シー

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△ユニークな盛り付けのオリビエ・サラダ

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△サーモン・ステーキには黒米が添えられて

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△ビーフストロガノフ

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△ロシア風の焼きロールキャベツ

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△キエフ風カツレツ

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ロシアへ会いに来てくれた両親との最後の晩餐に、どこか特別のレストランをと思いここを選んだんですと伝えると、とても喜んで温かくおもてなししてくださいました。『ロシア文化フェスティバル IN JAPAN』のパーティで、栗原小巻さんに愛読書を伺い、薦めていただいたことがきっかけで、この2度目のロシア旅の前にトルストイの『戦争と平和』を読破しすっかり魅了された母にとっては特に、忘れられない夜になりました。

 «Ц.Д.Л.» cdlart.ru/

 

【モスクワのレストラン】極東を感じるファンのメッカ!Мумий Тролль(ムミー・トローリ)のミュージック・バー

2019-01-23

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ウラジオストクで1983年に結成された人気ロックバンド Мумий Тролль(ムミー・トローリ)のミュージック・バー。トヴェルスカヤ通りの一等地にあります。ロシアのロック・ミュージック界に新たな一時代を築いたレジェンドのひとりと言われています。バンド名はフィンランドの作家トーベ・ヤンソンの『ムーミン・トロール』をもじって名付けられたそうです。(モスクワにもムーミンに逢えるムーミン・カフェもあったそうですが、残念ながら閉店してしまったそうです。)

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△店内にはこれまでリリースされた曲や各国でのライブでの映像、記念写真などムミー・トローリのミュージアムのようで、ファンにとっての聖地になっています。ムミー・トローリが活躍しはじめた頃、とにかくその斬新さは際立っていたそうです。まだウラジオストクが閉鎖都市だったころ、ラジオでソ連では知られていなかったヘヴィ・メタルなどの外国の音楽を聴き、刺激を受けたとインタビューで語っていました。音楽イベントも。

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△大きなタラバ蟹が!出身地ウラジオストクを中心に極東シーフード料理が24時間楽しめるのが自慢です。

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△デザートのアイスクリームもホタテの貝の上に・・・!

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△日本を紹介する広報誌『Япония(日本)』の2018年春号が各テーブルに置かれていました。リーダーのイリヤ・ラグチェンコさんのロング・インタビューが掲載されています。初来日は16以上も前で、北海道のロックフェスティバルに参加。函館大学の学生が翻訳してくれたムミー・トローリの人気曲を日本語で歌ったのだそうです。その後も日本のミュージシャンとの交流はつづき、2017年には単独来日公演。

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さらに彼が日本のロック界の父と称するX JAPANのリーダーYOSHIKIとは長い親交があり、2018年には日露交流年の枠内で、X JAPANのドキュメンタリー映画『WE ARE X』がロシアで劇場公開される際に、ムミー・トローリの映画『SOS Матросу』と同時上映されて話題になりました。YOSHIKIと一緒に曲を書いてみたい!きっと若い世代にも相互理解を深める興味深い試みになるのではともインタビューで答えていらっしゃいました。

△ヒット曲  『Владивосток 2000』(ウラジオストク2000)

レストランで友人から聞いた話によると、イリヤ・ラグチェンコさんのお祖父様は、1950年代後半のニキータ・フルシチョフの時代に沢山建てられたフルシチョフカと呼ばれる建築様式のプロジェクトを進めた有名な建築家のひとりだそう。

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彼女のおばあさまも長い間住むでいたというフルシチョフカの特徴は、5階建てくらいの小さなアパートで、低予算のため安価なコンクリートブロックが使われており(煉瓦は高級だったため)、エレベーターがないそうです。モスクワを中心に改装工事が進められ、今ではあまり見かけなくなってきたけれど・・・と写真を見せてもらいました。

Мумий Тролль公式サイト https://www.mumiytroll.com/

«Мумий Тролль Music Bar» mumiytrollbar.com/

住所 Tverskaya St, 7, Moskva

関連☆【今日のロシア】ムーミン ベーカリー&カフェ