【モスクワ噴水さんぽ】【ロシアのなかの日本】ゴーリキー公園+МУЗЕОН 芸術公園

2020-07-03

今日のモスクワ噴水さんぽは、ゴーリキー公園!これまでも何度もご紹介してきましたが(【ゴーリキー・パーク】まとめ)今日は雨上がりの噴水を見にきました。

公園の正面門を入った先に広がるパルテールの巨大噴水は、朝7時から夜中まで楽しむことができます。中でも12:00–12:25, 15:00–15:25, 18:00–18:25, 20:30–20:55の時間帯には音楽プログラムが用意されていて、噴水が美しく歌って踊ります!

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晴れた日は噴水に七色の虹がかかって、夏の間はいつも座る場所もないほどの人出ですが、今日は雨上がりということもあって静かなコンサートを堪能しました。夜22.30−22.55には、特別にライトアップバージョンも!

そして、さらに奥のバラ園も、夏の雨を受けて満開のバラと噴水を楽しむことができます。

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奥に見えるのは美しいガラスの橋Пушкинский мост(プーシキンの橋)です。

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歌って踊る噴水をぐるりと一周しながら堪能し、それから奥のバラ園の噴水へ・・・ちょっとした距離を今日はこの乗り物でまわりました。

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△専属運転手つき!?(Веломобильの二人乗りのレンタル。30分400ルーブル、デポジット3000ルーブル。レンタルの際にパスポートが必要です。)河岸通りは気持ちの良いサイクリングロードになっていますし、公園内もさまざまな乗り物(自転車、キックスケーター、電動キックスケーター、ローラースケート、スケートボード、セグウェイなど)をレンタルして楽しむことができます。

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ボートや水上サイクルに乗ることができる池や、子供用のアスレチック、ミニ遊園地、美術館などもありますし、園内には軽食スタンドやレストランもあり、一日中ゆっくりと過ごすことができます。

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△大きなサモワール(ロシアの湯沸かし器)が目印のこちらのお店は、お茶&アイスクリームのユニークなハーモニーを楽しめるお店。

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△店内にもサモワールがたくさん! 

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△紅茶やプーアル茶などさまざまなお茶をはじめ、クワスやシーバックソーンなどバラエティ豊富。日本のまるめろを使った飲み物もありましたよ!(写真左)

 

そして大通りを挟んでゴーリキー公園と反対側に広がるのは、トレチャコフ美術館の新館と芸術公園МУЗЕОНです。広い公園内は、おさんぽするたびに楽しい彫刻に出会えます。今日はソ連とロシアの偉人たちのエリアを散策。

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△たくさんのレーニン像が並ぶ一角

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△ロモノーソフ像、ゴーゴリ像、プーシキン像

そして、以前のブログでも日本にまつわる彫刻作品をご紹介しましたが(【ロシアの公園】 ロマンチック!夕暮れ時の芸術公園ムゼオン散策へ・・・

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△ここには、モスクワで唯一!?日本人の銅像も。新藤兼人監督の銅像です。1961年モスクワ国際映画祭で『裸の島』がグランプリを獲得し、新藤監督の名は世界で知られるようになりました。その後もモスクワ映画祭ではたくさんの賞を受賞し、『裸の島』につづき『裸の十九才』でもグランプリ、『生きたい』で金賞を受賞、2003年にはその功績を称える特別賞を受賞しています。

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△新藤監督の彫刻の作者であるГригорий Потоцкийさんは、東京で実際に新藤監督に会ってこの作品を製作し、2011年に完成しました。

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△トレチャコフ美術館新館の周りに広がる芸術公園のモスクワ 川沿いの噴水も夜のライトアップが美しいそう!

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△ちなみに、ゴーリキー公園と芸術公園は、クリミア橋の下の河岸通りでつながっています。車の往来が激しいКрымский Вал通りは地下道で横断することができます。

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△地下道はまるで絵画ギャラリー!

関連☆【モスクワ噴水さんぽ】〜まとめ〜

【ロシアのなかの日本】旧モロゾフ邸(ロシア政府迎賓館)

2020-07-02

地下鉄アルバート駅を出るとすぐ目の前の目を惹くこちらの建物!海のないモスクワで、美しい白い貝殻モチーフで覆われています!

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ロシア帝国時代には、この場所にはカール・マルクス・ギンネ・サーカスと呼ばれる馬のサーカスがありました。火事で木造部分が焼失した後は、大商人のモロゾフ家がこの土地を購入しました。アルセニー・モロゾフは、ポルトガル旅行で訪れた宮殿にインスピレーションを得て、この邸宅を建築しました。当時のモスクワにはない、際立った存在感を放つこの建物は、人々の称賛を集めるというよりも中傷の的となってしまい、トルストイの小説『再生』の中でも取り上げられました。その後、さまざまな人の手に渡りましたが、ソ連時代にはソ連外務省の管理下に置かれます。

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△そして、ソ連時代の1928年から1940年まで、この建物は日本国大使館として使用されていました。その後、英国大使館、インド大使館が利用し、ソ連対外友好・文化協会のものとなります。ソ連崩壊後には改修工事が行われ、2006年からはロシア政府迎賓館となっています。

【モスクワの街角】木漏れ日の下でリラックス!おやすみ中のプーシキン

2020-07-01

これまでモスクワの街で出逢える詩人プーシキンをコレクションしてきましたが・・・(【モスクワで出逢う偉人シリーズ】国民的詩人プーシキン)さらにもうひとつ、お気に入りのプーシキン像が加わりました。

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おやすみ中のプーシキン!Памятник «Отдыхающий Пушкин»ちょうど木漏れ日のしたで、うとうとしながら詩作しているようです。

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場所は、新アルバート通りのドム・クニーギの裏手にあるボリシャヤ・モルチャノフカ通り10番の彫刻家ルカヴィシココフのアトリエです。

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邸宅のなかにも、忘れられた大作がたくさん眠っているのでしょうか・・・!

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△門はしっかりと施錠され、入ることはできません。門の外から柵越しにプーシキン像が見えるため、憧れの方のプライベートを覗き見てしまったような気分!?

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△モスクワの街角に新しい発見を届けてくれる愛読書『路上のミュージアム』(宮崎朋菜、鈴木玲子、豊田菜穂子・著 群像社)で教えてもらいました。御本の中では、この中庭にはかつて、ブルガーコフ 『巨匠とマルガリータ』の像も2つ見ることができたことが分かります。今は寝そべるプーシキン像のみ。運転手大カラスの像と悪魔の舞踏会へ連れ去られるマルガリータの銅像は、どこへ行ってしまったのでしょう・・・!『路上のミュージアム』はモニュメントから新たなモスクワ を紐解く優秀なガイドブックであると同時に、かつてここに銅像があったことを記す貴重な歴史書でもあります。