【今日のロシア】ロシア大使館で新春パーティ

2015-01-20

ミハイロフスキー劇場プリンシパルダンサーのイリーナ・ペレン&マラト・シェミウノフを迎え、在日ロシア大使館で開催された新春チャリティー ガラ コンサート。レセプションホールにつづくホワイエでは、芸術家マラトのもうひとつの顔であるアート作品も展示されていました。

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旧レニングラード国立バレエから数えて来日公演30周年の記念に創られたという粘土作品は、マラトから日本への愛が詰まっています。ほかにもたくさんの独創的な粘土作品が展示されていました。

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△また、昨年、ロシアの声の伝説のDJ西野肇アナによるTV番組『日本バレエの母を求めて ~エリアナ・パヴロバの波乱の生涯と謎~』でも改めてスポットライトを浴びたパヴロワ姉妹の興味深い展示もありました。

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△イリーナ&マラトの使用したシューズはサイン入りでチャリティオークションに!ほかにもポスターやDVDなどのグッズ販売や、

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△お土産コーナーには、マトリョーシカなどの定番商品以外にロシア大使館の子供たちによる歌と踊りのアンサンブル“ロシヤンカ“のCDも!(右手前)ロシアでも使われている干支をモチーフにした雑貨など、どこれもこれも新年らしい華やかな色合い!

さて、コンサート終演後には、イリーナ&マラトをはじめ、アーティストを囲んでパーティも催されました。

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コンサートでは、バレエだけでなく、元マリインスキー劇場ピアニストで現在は日本を拠点に活躍するユーリー・コジェバトフさん(左から二人目)がチャイコフスキーの『四季』やラフマニノフの『鐘』を披露。そして元国立プリモールスキー・フィルハーモニー専属ソリストのメゾ・ソプラノ、ワレンチナ・パンチェンコさん(中央)は、80曲以上あるという日本歌曲レパートリーのなかで一番好きだという石川啄木作詞の『初恋』を見事に歌いあげました。昨年2014年の公演でイリーナ&マラトと共演し、現在はモスクワ留学中のバレリーナ柴山万里奈さん(右から2番目)、そしてロシア文化フェスティバルの枠内でモスクワで日本舞踊を紹介している藤間紫恵乃さん。(右端)

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△ミハイロフスキー劇場のヴァイオリニスト、マリヤ・シェスタコワさん(右下)。ご家族で来日され、休日も日本を満喫しているとおっしゃっていました。チャイコフスキー作品がお好きだということですが、静かな透明感で輝き続ける琥珀のような本当に美しい旋律でした!お会いするのがいつも楽しみなピアニストの木曽真奈美さん(左下)はバレエ通!

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イリーナ&マラト、そして主催の川島佳子さんとロシア大使の温かな言葉に、会場がひとつになって『乾杯!』詳しくは後日、ロシア文化フェスティバルblogにてご紹介いたします。

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【今日のロシア】旧正月はロシア大使館で新春 チャリティー ガラ コンサートへ

ロシアでは1月1日の新年に加え、ロシア正教のクリスマスを7日に、そして旧暦のお正月を祝います。今年2015年の旧正月にあたる1月14日、ミハイロフスキー劇場プリンシパルダンサーのイリーナ・ペレン&マラト・シェミウノフを迎え新春 チャリティー ガラ コンサートが開催され取材にいってまいりました。

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△ロシア国旗と東京タワーの競演はロシア大使館を訪れる際の人気撮影スポットのひとつ。

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△大使館エントランスでは、今もソチ五輪の白熊が迎えてくれました。

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△日本ではクリスマスツリーですが、ロシアでは新年を祝うために飾られるもみの木。

レセプションホールへ続く大階段は、彫刻家ズラフ・ツェレテリ作ステンドグラス『旗』(1976年)が彩ります。

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ロシア大使館公式サイト内のバーチャルツアーでもお楽しみ頂けます。

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コンサートが繰り広げられる大レセプションホール正面には、首都のパノラマを描いた銅版画「首都モスクワ、我がモスクワ」(1978)が30m X 5mの圧倒的なスケールで広がります。こちらもツェレテリの作品。(過去関連ブログ☆モスクワのツェレテリ・ミュージアム

さて、いよいよコンサートがはじまります!

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イリーナとマラトがプログラムに込めた想いとは・・・?詳細は後日、ロシア文化フェスティバルblogにてレポートいたします。

 

 

【今日のロシア】ロシア人歌手ORIGAさん他界、手渡されるバトン

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日本を拠点に歌手活動をしていたロシア人歌手ORIGAさんが他界されました。いつかお話を伺ってみたいと思っていたおひとりで、つい昨年も世界コスプレサミットのロシア大会であるフェスティバルХИНОДЭ(日の出)ゲスト出演のニュースを目にしたばかりでしたので、あまりにも突然のお別れでした。

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誰もがPCで世界と自由に繋がり、スマートフォン片手に好きな音楽を聴くことができるのが当たり前の時代になりましたが、ほんの少し前には、音楽はCDやレコードを購入したりラジオやTVの音楽番組で耳にしたり、もっと手を伸ばさなければ届かない、聴こうとしなければならない特別な存在でした。

そんな時代に日本の人気TVドラマで主題歌を歌ったロシア人アーティストがいました。しかも、ロシア民謡や民族楽器ジャンルを扱う番組ではなく、いわゆる”珍しい外国人アーティスト”としてでもなく、ひとりの歌手によるひとつの優れた歌として、『Полюшко-поле ポーリュシュカ・ポーレ』が選曲されました。

もともとは軍歌だったというこの歌がオリガさんによってカヴァーされ、kinkikids堂本剛さん主演のドラマ『青の時代』ヒットとともに街中で美しいロシア語の歌声が流れるようになりました。クラシック音楽以外で、私が初めて買ったCDもたぶんこれだったのではないでしょうか。

Полюшко-поле,
Полюшко, широко поле.
Едут по полю герои,
Эх, да Красной Армии герои!
Девушки плачут,
Девушкам сегодня грустно,
Милый надолго уехал,
Эх, да милый в армию уехал…

https://www.youtube.com/watch?v=TeYh11f7KRw

△赤軍合唱団による『ポーリュシュカ・ポーレ』

ノヴォシビルスク出身のORIGAさんの歌声はシベリアの白樺林や豊かな水をたたえるオビ川のように深く爽やかな清涼感があります。NHKEテレTVロシア語会話「シベリア四都市紀行」シリーズでも、урок1(レッスン1)でオリガさんが登場し「Украя неба(空の端で)」を熱唱しました

 
インターネット全盛期を迎え、日本のアニメがロシアで大ブーム!アニメが日本とロシアの若い世代をつないでる昨今では、アニメ分野でも積極的に音楽活動を展開。アニメ主題歌でORIGAさんに出逢ったという方も多いようです。
 
 
△作曲家の菅野よう子さんとタッグを組んだテレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の主題歌は特にファンに愛されているようです。
同じのヴォシビルスク出身で、日本で活躍していらっしゃるロシア人声優ジェーニャさんも、大ファンだったそうです。ORIGAさんが出演したシリーズに続くNHKEテレのTVロシア語会話シリーズに現在出演中のジェーニャさんは、この春からは、NHK Worldラジオ『やさしい日本語』にも出演されるそうです。
 
また、東シベリアのチタご出身のロシア人歌手エカテリーナさんも、日本で心を込めて歌い続けていらっしゃるおひとりです。これまで取材でお会いしたお二人以外にも、日本で歌っているロシア人の方はたくさんいらっしゃいます。
 
ORIGAさんが日本で生み育ててくださったロシアの魂が今も生きていること、そしてこれからも生き続けていくことを心から願っております。