3月14日は、イギリスの母の日!日本は5月、ロシアは11月

2021-03-14

3月3日は日本では女の子の雛祭り。3月8日はロシアで華やかにお祝いされる国際婦人デー。そして3月14日はイギリスでは母の日でした!

IMG_3068 

日本の母の日は、5月9日(5月の第2日曜日)。ロシアの母の日は、2021年は11月28日(11月最後の日曜日)に祝われます。父の日は?と尋ねたところ、友人たちは一斉に首をかしげます。日本でも、ロシアでも、そしてイギリスでも、母は強し!?なのでしょうか。

IMG_3226

息子からは手描きのカードをもらいました。プレゼントは毎年ヴァイオリンで1曲リクエストしています。何歳まで書いてくれるのかしら・・・?なんて思う今日この頃。日本では小学校1年生から一人で通学し、放課後も一人で遊びに出かけたりしますが、ロシアでもイギリスでも、小学生は外出の際に保護者同伴が基本です。学校からの帰り道、季節を感じながらゆっくりおしゃべり出来る時間が大好きです。

日本ともロシアとも違うイギリスを発見する毎日、そして日本でもロシアでもイギリスでも共感できる何かに気づかされる日々です。

春を迎える!ロシアのマースレニッツァとイギリスのパンケーキ デー!

2021-03-13

今年2021年のロシアのマースレニッツァ(冬を送り春を迎えるバター祭り)は3月8日から14日でした。太陽を象徴するばたーたっぷりの丸くて黄色いブリヌイ(ロシア版クレープ)を食べて、身体のなかから春を迎えます。マースレニッツァ(Масленица)はМасло(バター)に由来しているのでバター祭りと訳されています。起源は、キリスト教を受入れる前の古代ルーシ時代にまでさかのぼるといわれています。

o0600045012398194525

マースレニッツァの1週間は、母が娘婿を家に招いてブリヌイをご馳走する日、外でお祭り騒ぎをする日・・・など、もともとはそれぞれの日にどんなことをして過ごすかが決められていました。(Понедельник — встреча、Вторник — заигрыши、Среда — лакомка、Четверг — разгуляй、Пятница — тёщины вечёрки、Суббота — золовкины посиделки、Воскресенье — проводы)今では、誰もがパンケーキを食べて楽しむお祭りという感じですが、今でも最終日の「許しの日曜日」には、自分の罪を懺悔し、お互いに許しあいながら、冬を象徴するわらの人形を燃やして心清らかに春を迎える方もいるようです。

毎年赤の広場をはじめモスクワ市内のあちらこちらで、マースレニッツアのお祭りが開かれます。

マースレニッツァ 2018 〜赤の広場周辺〜

マースレニッツァ 2018〜ゴーリキー公園の冬〜

【モスクワ・シーズンズ・フェスティバル】マースレニッツァ 2019

昔から変わらぬ光景です。(☆ロシアの「春を迎えるお祭り」2008)

ブリヌイ

△今回の滞在でのお気に入りレシピはこちら!

“黄金の輪”と呼ばれる古都のひとつスーズダリのとあるちいさなホテルのレシピです。(☆【黄金の輪スーズダリでキュウリ祭り】〜まとめ〜)シェフ直筆のロシア語メモを日本語にしてみました。どのご家庭にもある材料で、とにかく簡単に作れるところもポイントが高いのです。ロシアで主流のひまわり油は他の油でも代用できます。(☆【ロシアの食】ロシアの国花は・・・ひまわり!

薄くなめらかでほんのり甘い一般的なクレープ生地と比べると、ブリヌイはもっちりと厚手で香ばしい食感。また、生クリームやフルーツなどをくるくるっとお洒落に巻いて食べるデザート感覚のクレープに比べると、ブリヌイはイクラやサーモンにスメタナをかけたり、蜂蜜やコンデンスミルクといただく主食感覚です。

e9b7c353-ae42-4537-8785-2e84b1ecdb64

ちなみに、ロシアのマースレニッツァ(“butter week” or “pancake week”)の最終日は、イギリスの母の日と重なっていました!

そして、ロシアでは“pancake week”でしたが、なんとここイギリスでも、2月16日にはパンケーキ・デー“pancake day”がありました!キリスト教の行事でイースター(復活祭)の40日前のShrove Tuesday(告解の火曜日:これまでの罪を悔い改め、懺悔する日)にあたります。

IMG_3361

△パンケーキ&ヨークシャープディングMIXという、イギリス的でとっても便利そうな粉も売っていました。イギリス式では、レモン&シュガーでいただくのが基本なんだそう。

ちなみにイギリスでは、フライパンにパンケーキを乗せて持って競争する「パンケーキ・レース」も毎年恒例になっているそう。もともとはOlneyという町の主婦がShrove Tuesdayの礼拝に遅刻しそうになり、パンケーキの乗ったフライパンを持ったまま駆けつけた・・・というエピソードから来ているとか。Olneyはもちろん、ロンドンでもあちらこちらで、仮装しながらフライパンを手に走る姿が見られるそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=LzmA-mQo0Fs 

日本はもちろん、ロシア、イギリス・・・大好きな国が増えると、大好きな人たちとお祝いする日が増えていきます。なんでもない1日こそ特別な1日!とよく言いますが、毎日がどこかの国の誰かの何かの記念日ですね。

復興テーマ曲『花は咲く』ロシア語版も・・・!東日本大震災から10年

2021-03-11

2011年3月11日東日本大震災から10年が経過しました。今年10歳になる息子がまだお腹のなかにいて、ラジオ局から収録の帰り道だったでしょうか・・・ちょうど自宅への帰り道に今までに感じたことのない大きな地震ですべてが大きく揺れました。震源地に近い東北地方では大きな被害があり、津波が発生し余震がつづきました。

世界中が黙祷を捧げたこの日、私はThe King’s Singersの歌うHana Wa Sakuを聴きました。イギリスのキングス・カレッジ(ケンブリッジ大学)の学生で結成されたア・カペラグループで、現在もメンバーを変えながら世界で活躍を続けています。復興のテーマソング『花は咲く』(作詞:岩井俊二 作曲:菅野よう子)は各国語に訳されて各国の歌手によって歌い継がれています。(Flowers Will Bloom – Hana wa Saku – Multilingual Version

2021-03-25 9.23.14 

△ロシアからは、Виталий Юшмановさんの歌声でお聴きいただけます。 “Цветы расцветут” на русском языке インタビューはこちら
 

ロシア文化フェスティバルblogでは、震災の被災地訪問の様子をインタビューさせていただきました。(☆心の絆を強めて〜震災支援と日本のなかのロシア探究)毎年開催されてきたフェスティバルの数多くのプログラムを通して、チャリティー公演をはじめとするさまざまな形で被災地支援活動が行われてきました。

震災で厳しい状況にさらされた福島県相馬市の子どもたちによる相馬子どもコーラスは、音楽で生きる力を育むために結成されました。2019年G20が開催された大阪でその力強い歌声に大きな希望をもらいました。(☆【日露交流年】閉会式記念コンサート&クロージング・レセプション

https://www.youtube.com/watch?v=ZcRlanbiA24

フィギュアスケーター羽生結弦さんの『花は咲く』も忘れられません。当時16歳のときに仙台で被災し、自宅は全壊して避難所生活を送った羽生選手。トレーニングしていたリンクも倒壊してしまいました。復興への道のりとオリンピックへの道を重ね、2度の金メダルという偉業を達成して被災地を日本を、世界を希望とパワーで満たしてくれました。

今年の3月は、新型コロナウイルスの脅威にさらされ世界が変わってしまった3月からも1年。花は咲くの美しい響きが胸に迫ります。