ロシアでしか食べられない!?ロシアな味のアイスクリーム

2024-07-24

夏本番!ロシアの定番アイスクリームをご紹介した前回にひきつづき、今回はロシアでしか食べられない⁉︎ユニークなアイスクリームをご紹介していきます。

【ロシアならではの味】

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△ロシアの定番人気スイーツ、“鳥のミルク”味!

この世には存在しないはずの“鳥のミルク”というネーミングは、この世には存在しないほど美味しい!ということで、呼ばれるようになりました。(関連ブログ☆【モスクワ通信】鳥のミルク?チョコレートのじゃがいも?ロシアの定番人気ケーキを一挙ご紹介!〜前編〜

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△夏といえば!スイカ×メロン味

楕円形の大きなスイカとメロンを売る屋台は、モスクワの街角で夏の風物詩。日本のスイカバーのようなチョコレートの種はありませんが、スイカアイスのなかにメロンの果肉が入っていて、こちらもなかなか美味しい!

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△ロシアでは、ジュースやガム、シャンプーや洗剤などにもスイカあるいはスイカ×メロンのフレーバーが人気でよく見かけます。

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△真っ黒!竹墨味

チョコレートでコーティングされた竹墨の黒いアイスクリームコーンのなかには真っ黒のブルーベリーソース!食べ終わるとお歯黒のようにお口も真っ黒に。

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△スーパーでは、カラフルでお洒落なパッケージのロシア製ジェラートを発見!アルタイ地方の蜂蜜入りシーバックソーン味やホワイトチョコ入りのハルヴァ味などロシアらしい味もありました。

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△(左)ベリーの一種でビタミンたっぷり!夏はジュースに、冬はフルーツティーにとロシアで愛されているシーバックソーンについては、ぜひ今後のブログでご紹介できたらと思っています。(右)ナッツ類とお砂糖で出来たハルヴァは、昔から愛されているお菓子のひとつ。ロシア語通訳・エッセイストとして活躍された故・米原万里さんの名著『旅行者の食卓』のなかでも、世にも美味しい忘れられない味として紹介されています。

【人気アイスクリームチェーン店のロシアな味】

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△コロナ前2020年頃、フードコートのバスキン・ロビンス(サーティワン・アイスクリーム)で見つけた、ロシアでしか味わえないお味もご紹介しましょう。

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△皇帝アレクサンドル2世のために造られた王室御用達スパークリング・ワイン『アブラウ・ドュルソー』のフレーバー。老舗ワイナリーは温暖な気候の黒海沿岸にあります。

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△ロシアの人気アニメ『フィクシキ』のフレーバー。主人公のネジの家族と一緒に、さまざまな電化製品や器具などの内部や構造を冒険しながらその仕組みや役割を楽しく学ぶことができます。2010年12月から、テレビ放映が開始され、 原作はチェブラーシカでお馴染みのウスペンスキー氏す。

【近年のロシアはヘルシー志向】

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△お砂糖が貴重だったソ連時代、たっぷりのお砂糖を使った甘いお菓子は最高のおもてなしでしたが、そのなごりなのか、日本に比べてロシアのお菓子は全般的にとっても甘いものが多いです。ところが近年、健康志向のお菓子が注目されています。写真は、ノンシュガーのバニラ味、バナナ味、チョコレート味。プロテイン入りや80キロカロリーなどの表示も。

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△特に子ども向けのコーナーには、お砂糖控えめや添加物ゼロの表記が増えました。こちらの虹アイスは、ビーツのピンク色や人参のカロチンを使用した黄色、海藻スピルリナから抽出された水色、野菜のクロロフィル+ウコンの緑色など着色料のかわりに自然の食材を使っています。

【日本人気!抹茶味と餅アイス】

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△日本ブームがきっかけでロシアにも広まった抹茶味!また、薄い求肥の中にアイスクリームが入っている餅アイスも日本食レストランのみならずスーパーマーケットでも売られているほどの人気ぶり。とろけるようななめらかさは日本が圧倒的に上手ですが、意外な味のバリエーションはロシアの方が豊富かも!?

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△おまけ:ユニークな形といえば、まるでバターみたいに包まれた形のアイスクリームは定番スタイル。

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△ソ連の詩人で数多くの児童文学が子どもたちに愛されつづけているサムイル・マルシャークの『アイスクリーム』は日本でも出版されて(マルシャーク文、レーベデフ絵、うちだりさこ訳、岩波書店)、現在は図書館で読むことができます。箱車を押してやってくるアイスクリーム屋さんが、長いさじですくって、まるいウェーファーに挟んでくれるアイスクリームは、いちご味にオレンジ味、パイン味!この作品が描かれた1925年頃には、モスクワの街にこんなアイスクリームを食べるモスクワっ子たちで溢れていたのでしょうか。

冷たいアイスクリームを食べて、暑い夏を元気に乗り切りたいですね。食べ過ぎにはくれぐれもご注意を・・・!

ロシアで食べたい!アイスクリーム定番3選&面白アイス大集合

2024-06-25

初夏の街中にたくさんのアイスクリーム屋台を見かける季節です。

今回のブログでは、アイスクリームの美味しいロシアで昔から愛されているアイスや珍しいアイスで話題のスポットなどをまとめてみました。

【定番アイス3選!スタカンチク&エスキモー&ラジョック】

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△ファミリーに大人気!週末のモスクワ動物園の近くではアイスクリームの行列が。

 

ロシアでは昔から、このコップ型のアイス「スタカンチク」が人気です。

スタカンはロシア語でコップという意味。このアイスはコップ型のコーンが特徴で、愛情をこめて“コップちゃん” と呼んでいます。なかに入っているクリームは、こちらもロシア定番のプロムビール(生クリーム)味!ミルクともバニラともちょっと違う濃厚さが魅力です。

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△ほかにもよくあるのは、クリーム・ブリュレ味、チョコレート味、ストロベリー味やブルーベリー味、ピスタチオ味など。

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△季節やイベントごとに楽しいデコレーションで楽しませてくれる国営百貨店グムの噴水広場も、6月には巨大アイスクリームが出現してイベントも開催されます。

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△以前のブログで、出来立てのスタカンチクを食べることができる天空のアイスクリーム工場もご紹介しました。(関連☆モスクワ通信『食べ放題!天空のアイスクリーム工場がある展望台PANORAMA360』

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△こちらも定番人気「エスキモー」は、チョコレートでコーティングされた棒つきアイス。2000年頃からショッピングモール内などで人気になったお店 «O! эскимо »(オー!エスキモー)では、目の前でエスキモーにお好みのとろけるチョコレートをコーティングしてくれます。

△あの『チェブラーシカ』のお誕生日の歌のなかでも、“プレゼントに500個のエスキモー“という歌詞が出てきます。

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△傑作絵画とのコラボによるエスキモー。

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△ほかにも「ラジョック」と呼ばれる三角コーンの角形アイスも親しまれています。こちらは、子ども向けのTVアニメ «Три Богатыря »(3勇者)のキャラクターが描かれたもの。

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△モスクワの街角でよく見かけるアイスクリームのキオスクでは、「スタカンチク」も「エスキモー」も「ラジョック」も、さまざまな種類があります。

【モスクワで話題の面白アイスクリーム、大集合!】

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△まずは、ロシアの老舗ブランド«чистая линия»(チスタヤ・リニヤ)のアイスクリーム専門カフェは、クレムリンと赤の広場からのびるモスクワの目抜通りトヴェルスカヤ通りにあります。迷ってしまうほどの豊富な種類!なかには、ロシア語でも「Вата(ワタ)」と呼ぶ綿あめ味や生キャラメルのようなロシアのお菓子「Коровка(コロフカ)」味なども。お好みの味のアイスクリームを選んでコーンやカップでテイクアウトして、アイスクリームを舐めながらトヴェルスカヤ通りをお散歩する方も多いのですが、今日はシェフの一押しメニューに挑戦!

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△店員さんが目の前でフタを開けるとドライアイスの煙の中からアイスクリームが・・・!そしてなんと陶器でなくホワイトチョコレートで出来たカップに入ったベリーパフェ!シェフのアイディアが詰まっています。

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△2020年頃に流行したのは、おしゃべりロボットが作ってくれるアイスクリーム!お金を入れると自動的にロボットアームが動きだし、カップにアイスを入れてくれます。こちらはショッピングモールのアヴィアパルクの最上階、キッザニアの目の前にあったので、「こんにちは!アイスはいかが?」の声に誘われてたくさんの子どもたちに囲まれていました。

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△モスクワ市民の憩いの場のひとつゴーリキー・パークで見つけたのは、ロシアの詩人マヤコフスキーの頭像アイス!ほかにもスターウォーズ、ミッキーマウス、ジェイソンにジャッキーに、チェ・ゲバラにマリリンモンロー!?ゴーリキー記念の公園ですが、ロシアの作家ゴーリキーはいないようですね。ちなみにマヤコフスキーはツルコケモモ味のシャーベットです。

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△こちらも大流行したロールアイスクリーム «ЛЁД ‘n’ ROLL»(リョットゥンロール)

好きなフルーツを2、3種類選び、冷たい鉄板の上にアイスクリームと一緒にを流し込むと、両手に持ったへらで手早くつぶしながら混ぜます。よく混ざったら鉄板に押し付けるようにして薄く伸ばし、一列ずつ、へらで上手にくるくると巻いていきます。カップに刺すように立てて完成したら、なんだかばらの花束みたい。

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△ «BLACK STAR BURGER »では、かき氷、アイスクリーム、フルーツ、焼き菓子、マシュマロ、ソースなど・・・カラフルにたっぷりと乗って雪崩の起きそうなアイスの雪山を、黒い手袋をはめて手づかみで食べるスタイルが当時インスタグラムで話題でした。

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△ザリャージエでみつけた自動販売機で購入できるスタカンチク!

涼しげな «Русская Арктика »(ロシアの北極)味、同じく棒付きアイスのエスキモーには «Подмосковные вечера »(モスクワ郊外の夕べ)味などユニークな名前がついていました。(関連☆【モスクワ通信】現在進行形のモスクワ観光スポット!ザリャージエ

次回はロシアならではのユニークな味のアイスクリームをご紹介しますので、どうぞお楽しみに!

五感で味わう!ライラック満開のモスクワ散歩

2024-05-24

日が長くなり、生き生きと緑が生い茂って夜鳴きウグイスの声が響き始める初夏。どこからともなく妖しく甘やかな香りが漂ってきます。白色から紫色へのグラデーションが美しいライラック(Сирень)の花がモスクワの街を彩り、そよ風に吹かれて輝く白樺の葉と爽やかに踊ったり、宵闇に溶けて幻想的に映えたり・・・モスクワの最も美しい季節のひとつです。

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△ボリショイ劇場前もライラック満開!

△ラフマニノフ作曲『ライラック(Сирень)』は、ロシア文化フェスティバルのコンサートでも人気のある曲。こちらは貴重なラフマニノフ自身の演奏です。

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ラフマニノフの故郷イワノヴォの家の周りもライラックの美しい場所で、ラフマニノフの人生を描いたパーヴェル・ルンギン監督の映画『ラフマニノフ ある愛の調べ(原題はВетка сирени(ライラックの枝)』でもライラックの花は重要なモチーフになっていました。

△こちらはラフマニノフ作曲エカテリーナ・ベケトワ作詞のロシア歌曲『ライラック(Сирень)』エレーナ・オブラスツォワの歌声でどうぞ。

ロシアの芸術家たちを魅了するライラックは、音楽だけでなく絵画にも描かれています。

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△ボリス・クストージエフ『ライラック』

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△ミハイル・ヴルーベリ『ライラック』

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△この季節にぴったり!ライラックが描かれたショップバックやポスター。

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△ロシアの老舗香水専門店ノーヴァヤ・ザリャー(Новая Заря  新しい夜明け)のライラックの香りシリーズ

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△スーパーマーケットの5月号冊子の特集は、卒業式。9月に入学式&新学期がはじまるロシアの学校では、ちょうど年度末を迎えています。入学式では最初の鐘を鳴らす儀式があるのですが、卒業式なので最後の鐘の音と書かれています。卒業式を祝うおすすめのケーキと一緒に満開のライラック。

ところでライラックの花びらは4枚ですが、“もし5枚の花びらを見つけたらその花を食べると幸せになれる”という言い伝えがロシアににはあるそうです。「え!?食べるの!?」と驚く私に友人が一言「幸せのためならね。」・・・四葉のクローバー伝説にもすこし似ていますね。

ライラックの花びらを味わってみたいというあなたにはこちら。

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△ロシアの昔ながらのお菓子パスチラのお店では、この時期限定!ライラックの花の砂糖漬けが飾られたパスチラも購入できます。( 過去関連ブログ☆モスクワ通信『乙女心をくすぐる町コロムナ ドストエフスキーも愛したお菓子!パスチラ博物館』

△春の花いっぱいのマトリョーシカのように、ライラックの花束を抱えている方も見かけます。

見て聴いて、香りや味で、手で触れて心で感じて・・・まさに五感で楽しめるロシアのライラック!5枚目の花びらを探しながら初夏のライラック散歩に出かけたいものです。