【ロシアナの本棚】ロシアなクロス・ステッチ図案なら『Folklore russe』

2020-04-27

新型コロナウイルス感染対策のための“巣ごもり”生活。刺繍やビーズ、編み物、水彩画に油絵、ロシアらしくマトリョーシカ・ペインティングにイコン・ペインティング・・・自宅でできるアートな趣味を持つ友人たちのなかには「なかなか時間を取れなかった作品が完成!」なんて写真が届く今日この頃。

クロス・ステッチがお好きな方にぜひオススメした一冊。

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『Folklore russe』フランスのMANGOという出版社の本。

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とにかくセンスの良い可愛い図案でいっぱい!!!マトリョーシカの美しさをご覧ください。キリル文字、聖ワシリー聖堂など玉ねぎ屋根のロシア正教会の教会や、バヤンにバラライカなど民族楽器、コサックダンスに男女の民族衣装・・・

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△シベリア鉄道、3頭立ての馬車トロイカ、パスハ(復活大祭)のカラフルな卵に、伝統的な湯沸かし器サモワール、ボリショイ劇場にバレエ、くるみ割り人形なども大充実!!!

フランス語なので読めませんが、図案は一目瞭然!眺めているだけで幸せになる1冊です。

【ロシアのなかの日本】家庭レシピ検索なら!クックパッドのロシア語版

新型コロナウイルス感染対策のための“巣ごもり”生活。

普段はスーパーマーケットで食材を見ながら献立を考えたり、食べたいなと思うメニューに合わせてお買い物へ行ったりも出来ますが、今は買い物は週に1〜2回に控えたいので、冷蔵庫と相談しながら今ある食材のなかから献立を考えていきます。

いつもとは違うレシピに挑戦したい!とお料理に目覚めたあなたにも、毎日自分のレシピで飽きてきちゃったわ・・・というあなたにも便利なのが、料理検索サイトのクックパッド。日本最大級の利用者&レシピ数で、いろんなお料理や作り方を検索できます。お料理好きな方なら自分でレシピを公開することも。

そんなクックパッド、ロシア語版もあるってご存知でしょうか?

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△ロシア語版クックパッド https://cookpad.com/ru(2018年1月からロシア語サイトがスタート)

料理研究家のプロデュースするお料理本とはまた違い、お料理好きなロシア人の簡単で美味しい家庭の味やアレンジ、楽しいアイディアがシェアされています。パスハ(ロシア正教の復活大祭)のお料理特集!などロシアならではの興味深いテーマも。今日は冷蔵庫に柔らかくなってきた林檎が数個あったので、シャルロットカ(шарлотка)というリンゴのケーキを作りたいなと思い検索してみました。

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△手作りのお菓子はオーブンから漂う美味しそうな香りがお部屋いっぱいに広がり、焼き立てを、切れ端を、小腹が空いたら・・・とついついつまんでしまいます。外出禁止が長くなり“コロナ太り”なんて言葉も出てきていますので、ロシア人レシピより少しお砂糖を少なめにしつつ、お家スイーツで元気を出していきましょう!

モスクワ通信『川と緑と廃墟と・・・宿場町トルジョクを歩く!』

2020-04-26

ロシア文化フェスティバルblogより)

ポジャルスキー・カツレツ発祥の地であり、エレガントな金の糸刺繍で有名な、宿場町トルジョク。モスクワとサンクトペテルブルクを繋ぐ古都は、川の流れる緑豊かな美しい町です。散策してみましょう。

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△トルジョクのプーシキン広場のプーシキン像。

国民的詩人プーシキンも、何度もこのトルジョクを訪れ、ポジャルスキーの宿屋のポジャルスキー・カツレツが大好物だったと聞いて、トルジョクのプーシキン博物館を訪れてみました。

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△トルジョクのプーシキン博物館(入場券は大人1人100ルーブル)

プーシキンが初めてトルジョクに立ち寄ったのは、1811年6月。サンクトペテルブルクのリツェイに入学することになった甥をモスクワから送って行ったときでした。その後、1826年からは毎年のように、時には1年に複数回も立ち寄ったようで、合計23回もここを訪れたという記録が残っています。

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△プーシキンは、妻に宛てた手紙のなかでもご馳走になった美味しいポジャルスキー・カツレツやクワスについて書き綴った他、たくさんの手紙を書いて何度となくトルジョクの郵便局へ足を運びました。

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△当時のトルジョクの町での人々の暮らしが再現されていました。

さらに時代をさかのぼり、12世紀のトルジョクのクレムリンへ向かいました。

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△トルジョクのクレムリン (Новоторжский кремль 入場券は大人1人50ルーブル)

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△クレムリン内の高台からトルジョクの町を一望できます。

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△クレムリンのすぐ隣にあるボリソグレプスコイ男子修道院(Борисоглебской мужской монастырь)。

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△▽教会の中を見学した後、横にある小さな博物館へ。トルジョクの歴史をさらに深く知ることができます。

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△この修道院の敷地内の聖堂は、トルジョクの近くの村で生まれ帝政ロシア時代に活躍した建築家ニコライ・リボフ(Николай Александрович Львов 1819−1853)の作品です。トルジョクをはじめ、サンクトペテルブルクやモスクワにもたくさんの優れた建築作品を残しました。トルジョクの近くにあるお屋敷(Усадьба Знаменское-Раёк・写真右上、右下は屋敷内の客間)や、丸石の橋(Валунный мост・写真左中央)などもぜひ見てみたくなり、足を伸ばすことにしました。

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△町を流れるトヴェルツァ川にかかる橋のたもとで見つけたリボフ像。

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△トルジョクの町の北、建築民俗野外博物館ヴォシリョヴォ(Архитектурно-этнографический музей под открытым небом “Василево”)のなかにある、リボフ設計の丸石の橋(Валунный мост)

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△建築家としてだけでなく、植物学者で園芸家、また詩人や音楽家としての顔も持つリボフの作品は、まさに総合芸術!この橋も“石のシンフォニー”と称されています。

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△さらに車を走らせ、次はズナメンスコエ・ラヨクの邸宅(Усадьба Знаменское-Раёк)へ。

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△今はすっかり廃墟のようになってしまっていますが、目を閉じると舞踏会の音楽や人々のざわめきが風に乗って聞こえてきそうな。当時の栄華を感じさせるとても美しい場所でした。

トルジョクの町のなかにも、廃墟と化した美しい建物がたくさんありました。

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△例えば、町の中心部にあるこちらの聖堂(Спасо-Преображенский собор)。しかし一歩なかへ入ると・・・

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△宗教弾圧によりソ連時代には内部が工場として使われましたが、現在は再び十字架とイコンが置かれ祈りの場所になっています。資金不足で修復が難しいまま今日に至っているとのことでした。

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かつて栄え、そして廃れ、歴史が凝縮された味わい深い町です。