【中世ドイツ、ソ連、そしてロシア!融合の飛び地カリーニングラード】【モスクワの交通事情】シェレメチェヴォ空港からロシア航空で カリーニングラードへ

2020-04-28

昨日ご紹介した『不思議の国ルイス・キャロルのロシア旅行記』のなかで、キャロルはイギリスからドイツ、そしてケーニヒスベルクからロシアへ入国しました。

中世後期から1945年まで東プロイセンの中心都市だったケーニヒスベルク(ドイツ語では“王の山” という意味だそう)は、現在はロシア連邦の飛び地カリーニングラードになっています。琥珀の産地としても知られるカリーニングラードの旅について今日から綴っていきます。

2019年8月10日、シェレメチェヴォ国際空港からロシア航空に乗って、モスクワからカリーニングラードへ出発!(関連ブログ☆【モスクワの交通事情】翼をください!飛行機&空港の関連ブログまとめ 2019

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△モスクワはあいにくの雨模様でしたが・・・

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△雲の上は美しい青空が広がっていました!

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△朝食には、チェリー味とコンデンスミルク味のワッフルが出ました。(関連ブログ☆【ロシアの食】コンデンスミルクはキャラメル色!?実験してみた

さて、到着したカリーニングラードのフラブロヴォ空港には、ずらりと琥珀のお店が並んでいました。2018年ワールドカップ ではたくさんの人がここを訪れたのでしょう!

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△お土産のマグネットにはケーニヒスベルクの文字も。まるでドイツのような街並みですね。

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△ロシアでよく見かける花束の自動販売機、そして流行中の巨大マトリョーシカ型のお土産ショップも!(関連ブログ☆【ロシアの流行】巨大マトリョーシカのお土産屋さん

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△そして、ロシアのなかの日本!カリーニングラードの空港には日本のマッサージチェアYAMAGUCHIのお店もありました。

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△空港から市内へ。モスクワと同じアプリでタクシーを呼ぶことができました。ヤンデクス・タクシーで市内まで650ルーブル(関連ブログ☆【モスクワの交通事情】タクシー事情 2017〜ヤンデクス・タクシー〜【モスクワの交通事情】タクシー事情 2017~ゲット・タクシー〜

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△プレゴリヤ川沿いに琥珀風のガラスビーズで埋め尽くされた記念撮影スポットがありました

では、さっそくカリーニングラードの町を散策してみましょう!

 

【ロシアナの本棚】不思議の国ルイス・キャロルのロシア旅行記

2020-04-27

『不思議の国のアリス』(ロシア語:Алиса в Стране чудес )は、絵本で、童話で、そしてディズニーアニメや映画でも、世界中で親しまれてきた1冊です。では、その著者ルイス・キャロルが、『不思議の国のアリス』を出版した約1年半後の1867年にロシアを旅していたことはほとんど知られていないのではないでしょうか・・・!

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『不思議の国ルイス・キャロルのロシア旅行記』(笠井勝子・訳 開文社出版)

イギリスから出たことのなかったルイス・キャロルにとって、35歳で初めてパスポートをとり初めて旅することになった外国が、そして結果として生涯最初で最後の海外旅行になった場所がロシアだったなんて!まさに不思議の国のキャロル、というところでしょうか。

ロシア正教大主教に面会する友人のお供で旅したので、教会や聖堂や修道院も訪れ、宮殿や美術館なども観光も楽しみ、田舎では農家のなかを覗いたり、結婚式や祭りなどもみて、その様子を日記形式の旅行記にまとめています。さまざまな出会いもあり、なかでもペテルブルクでは日露和親条約を結んだプチャーチンにエルミタージュ美術館を案内してもらっています。

7月12日に出発し、ロンドン〜ドーバー〜ブリュッセル〜ケルン〜ベルリン(シャーロッテンブルグ、ポツダム、ダンツィッヒ、ケーニヒスベルク〜列車で28時間30分かけて7月27日にサンクト・ペテルブルク へ到着。ロンドンと比べて通りの広さに驚き、イサク聖堂やカザン聖堂、ネフスキー大通り、ピョートル大帝像、エルミタージュ、アレクサンドル・ネフスキー修道院など、地図を購入して町を歩き回り、辞書を買って馬車の御者とロシア語で交渉したり、時にはイラストも交えて綴っています。

8月2日に寝台列車でモスクワへ、翌朝10時到着。雀ヶ丘からモスクワ 川の流れる美しい町を一望し、ナポレオンがこの丘から初めてモスクワを目にした時のことに思いを馳せます。

ニジニ・ノヴゴロドやセルギエフ・ポサード、新エルサレムへも足を伸ばし、伝統的なキャベツ・スープのシチーやピロシキ、カツレツなど味わったメニューも細かく記載して感想を記したり、ナナカマドの実で作るビターワインなど珍しいものを試してみたり、ロシアのアイスクリームの美味しさに舌鼓をうったり!

その後、再びペテルブルク〜ワルシャワ〜ブレスロー、ドレスデン、ライプツィヒ、ギーセン、エムズ、ビンゲン〜パリ〜カレー〜ドーバー・・・そして9月14日未明に懐かしのイギリスに戻ります。旅行の数年後には、ロシア語の数遊びを題材に作った詩も残しています。

少女時代から大好きだった『不思議の国のアリス』&『鏡の国のアリス』。好奇心いっぱいのアリスを自分と重ねてまだ見ぬ広い世界と想像の世界との間を彷徨っていました。そして、自らもまたキャロルのように不思議いっぱいのロシアを訪れ、“不思議の国のユリ”になるなんて。運命を感じる特別な1冊です。

 

【ロシアナの本棚】ロシアなクロス・ステッチ図案なら『Folklore russe』

新型コロナウイルス感染対策のための“巣ごもり”生活。刺繍やビーズ、編み物、水彩画に油絵、ロシアらしくマトリョーシカ・ペインティングにイコン・ペインティング・・・自宅でできるアートな趣味を持つ友人たちのなかには「なかなか時間を取れなかった作品が完成!」なんて写真が届く今日この頃。

クロス・ステッチがお好きな方にぜひオススメした一冊。

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『Folklore russe』フランスのMANGOという出版社の本。

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とにかくセンスの良い可愛い図案でいっぱい!!!マトリョーシカの美しさをご覧ください。キリル文字、聖ワシリー聖堂など玉ねぎ屋根のロシア正教会の教会や、バヤンにバラライカなど民族楽器、コサックダンスに男女の民族衣装・・・

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△シベリア鉄道、3頭立ての馬車トロイカ、パスハ(復活大祭)のカラフルな卵に、伝統的な湯沸かし器サモワール、ボリショイ劇場にバレエ、くるみ割り人形なども大充実!!!

フランス語なので読めませんが、図案は一目瞭然!眺めているだけで幸せになる1冊です。