ロシア側を代表し、はるばるモスクワから駆け付けてくださった
ミハイル・シュビトコイ ロシア連邦大統領文化特別代理。
大きな温かい手を広げて握手するとユーモアたっぷりにご挨拶。
「はるばる、なんてことはないんですよ。
ロシアと日本はとても近いんです。
今も親しい親戚と一緒にいるような気持ちです。
1年に数回ではありますが、このように親しい友人たちと会える機会があるのはとても幸せなことです。
ただひとつ、ロシア文化フェスティバル in JAPAN実現のためにご尽力なさった日本組織委員会副委員長の東道輝氏(ボリショイサーカス取締役会長)が、この場にいらっしゃらないことだけが残念でなりません。どうして素晴らしい人物ほど早く天に召されてしまうのでしょうか……。
これから私たちロシア人と日本人は、一緒に歌舞伎や能などの舞台をみて、日本の車に乗ってロシアのガスを使い…というような生活ができたらと思うのです。
最後に、まもなくやってくる新年、そしてクリスマスのお祝いを申し上げるとともに、皆様に大きな幸せと喜びが訪れますように!ロシアと日本の友好関係が続きますように!」
素敵な未来予想図でご挨拶を締めくくって下さったシュビトコイ氏。
そしてそんな未来を天国から温かく見守ってくださるであろう東道輝氏のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。