カイロ発祥の地、オールドカイロへやってきました!ここには、エジプトを中心にした原始キリスト教の一派であるコプト教徒の博物館や教会をみることが出来ます。聖ジョージ女子修道院、聖セルジウス教会、聖バーバラ教会、シナゴーグ・・・とまわりました。
△オールド・カイロへの入り口
△迷い込みたくなるような素敵な路地があちらこちらに続いています。
△聖ジョージ女子修道院
△聖セルジウス教会
△聖ヨセフと聖母マリアは、幼いイエス・キリストをへロデ王から守る為に、エルサレムからエジプトへ逃げてきました。(☆【イスラエルのなかのロシア】〜まとめ〜)そして、聖セルギウス教会の地下で約3カ月間を過ごしました。
△聖セルギウス教会の地下への入り口
△ここで聖家族が過ごしたのだそうです。キリストの生まれた場所、そしてディア・ドロローサを歩いたイスラエルの旅とストーリーが繋がっていきます。(☆【イスラエルのなかのロシア】〜まとめ〜)
△聖バーバラ教会
ここから門をくぐると死者の町へとつながっています・・・。壁に囲まれた形のお墓にいつからか家財道具を持ち込んで貧しい人が住みはじめるようになり、“死者の町” と呼ばれるようになったそうです。
△お土産屋さんには、エジプトへ逃避行してくるシーンを描いたイコンが多く見られました。
お土産屋さんでちょうどイスラム教の礼拝の時間になり、一角で身を清めお祈りをしている方がいました。息子は、お土産よりもその礼拝の様子に興味があるようで、最初から最後まで飽きずに見学していました。イスラム教では1日5回の礼拝があり、1回目5:20、2回目11:57、3回目14:40、4回目17:10、5回目18:20だそうです。金曜日の2回目は団体での礼拝があるのだそうです。
イスラム世界の最高学府だという世界遺産のガーマ・アズハルも訪れました。
この寺院はイスラム世界最古にして最高学府の大学になりました。現在は医学部などもあるそうです。モスクワの最高学府といえばロモノーソフ記念モスクワ国立大学です。(【ロシアのなかの日本】裏千家のお茶室もある!モスクワ国立大学アジア・アフリカ諸国大学を探検!)
△男性と女性に分かれて勉強していました。
ガーマ(寺院)入り口では、履き物を脱ぎ、女性は頭を覆うためのスカーフとロングスカートを貸してもらえます。ロシア正教の寺院も、女性は頭をスカーフで覆います。(モスクワ通信『ロシア正教のクリスマス礼拝とニコライ・ヤポンスキーのイコン』)