ほんのり紅葉もはじまった秋の一日、箱根にある『星の王子さまミュージアム』へ。
世界中で愛され読み継がれている『星の王子さま』の素晴らしい世界を堪能することができます。
△ガーデンデザイナー吉屋桂子さんによる四季折々のお庭の演出もミュージアムのみどころのひとつ!館内のレストランメニューには星がいっぱいで、子どもも大喜びです♡
さて、作者のサン=テグジュペリは、戦争により波瀾万丈な人生を余儀なくされました。少年時代のなんとも夢のある子供部屋にはじまり、その時々で彼の暮らした部屋が再現されているのが時代を反映し心情や作品をも象徴していて大変興味深く感じました。
△好奇心の強さと行動力で1931~1939年頃にはジャーナリストとしても活躍しました。1935年4月末にはモスクワでリポートにも挑んでいます!
△年表には、1935年5月『パリ・ソワール』誌の依頼でモスクワ旅行という記述もありました。世界中を飛び回った彼のパスポートも公開されており、なかにはソビエトの入国&出国スタンプもあるよう。
さらに、世界約140カ国で翻訳されている『星の王子さま』の各国語版が展示されている一角もありましたが・・・
ロシア語版の現物は展示されていませんでした。
ちなみに、ミュージアムショップにはこんな本も!
△『ロシア語で読む星の王子さま』(八島雅彦・著 東洋書店)
秋には『星の王子さまと私』という映画も公開されるそうで、また息子といっしょにも読みたい1冊です。