【今日のロシア】箱根・ラリック美術館

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つづいて箱根のラリック美術館へ。蝶の庭に睡蓮の池・・・ラリックの愛した草花や虫たちに出逢える箱根ならではの美しい自然を堪能出来る空間のなかに、アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代を駆け抜けた宝飾とガラス工芸作家、ルネ・ラリックの生涯が綴られています。ラリックが手がけたオリエント急行のなかで贅沢なティータイムを楽しめるのも人気。

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ただいま、開館10周年を記念して、世界初の『ミュシャとラリック』企画展を開催中。ポスターのミュシャとジュエリーのラリック。アール・ヌーヴォーを代表する二人の芸術家は、1860年に誕生、1900年のパリ万博での活躍、そしてともに大女優サラ・ベルナールに才能を見出されることで人生の転換期を迎えて、一躍スターの舞台に躍り出ました。(HPより)

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△1922年のリトグラフ『ロシア復興』も展示されていました。実物のかわりにミュージアムショップの本より。イエスの亡骸を抱いて悲嘆にくれる聖母マリアを思わせるこの絵は、キリスト教圏の人々に言葉以上に強く訴えかける力を持っています。亡骸は革命の後に混乱し疲弊していたソビエトを象徴しているとも言われています。

チェコのプラハにあるミュシャ美術館を訪れたとき以来の、ミュシャとの再会。実は共通点の多いミュシャとラリックの生涯が紐解かれていました。

 

 

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