どんよりとした梅雨雲を押し上げるような噴水と向日葵(本物ではないのがすこし残念)。
東京ドームの側を通りかかると野球殿堂博物館の案内が。
そのなかに、外国人初のプロ野球選手として巨人軍に入団し、プロ球界初の300勝投手となったヴィクトル・スタルヒンの名前も。顕彰文には、ロシア生まれ。北海道旭川中学で野球選手となる。強速球とカーブをもって巨人軍(東京ジャイアンツ)の第一次黄金時代の主力投手として活躍した。高橋ユニオンズに在職中日本最初の300勝投手となる。と記載されていました。
博物館内には、スタルヒンのユニフォームや巨大なグローブも展示されているようです。ロシア革命後に日本に亡命し、旭川で育ったスタルヒン。旭川にはスタルヒンの名を冠した球場もあります。プロ入り3年、165試合で100勝到達、シーズン42勝などは、現在も破られていない記録なのだそうで、2013年には彼のドキュメンタリー映画も撮影されました。(詳細はこちら)