毎晩の絵本タイム。この冬の息子と私のお気に入りのなかの1冊。
『こうさぎと4ほんのマフラー』作: わたり むつこ 絵: でくね いく(のら書店)
可愛らしいこうさぎのとび、くるり、かりかり、こみみの4兄妹が大好きなおばあちゃんからもらったマフラーをして、なかよく力を合わせて氷の池のむこうのぶなの木“ぶなじい“に会いにいく、冬の森でのふしぎなお話です。
そして、その前作でありシリーズ第1作目にあたるのが、元気のないおばあちゃんに聴かせてあげるために森の音を探しに出かけ、ブナの木の“ぶなじい“に出逢う、春の森でのふしぎなおはなし『もりのおとぶくろ』です。
このなかで、だいすきなおばあちゃんの家の窓際に、こうさぎたちのマトリョーシカが!
絵をかいていらっしゃる、出久根 育さんはチェコのプラハ在住でいらっしゃるそう。そういえば・・・チェコを旅したときも、街中でよくマトリョーシカをみかけました。
出久根 育さんは、ほかにも偕成社の世界のおはなし傑作選で『十二の月たち』(スラブ民話 ボジェナ・ニェムツォヴァー再話)『マーシャと白い鳥』(ロシアの民話 ブラートフ再話)で文・絵を担当していらっしゃいます。