(2022.08.29)ロシア文化フェスティバル2022 IN JAPANのオープニングコンサートで司会を務めてきました。新型コロナの影響でしばらく帰国が叶わず、久しぶりとなったオープニング!さまざまな出来事を経て、たくさんの思いを含んで、こうしてこの日を迎えられたことを感慨深く感じます。
©丸山英樹/エムズ フォト
©丸山英樹/エムズ フォト
△終演後に、アーティストの皆様と。中央がヴァイオリニストの服部萌音さん。ロシアからいらした3名のアーティスト、向かって右から・・・楽しい選曲が印象的だったヴァイオリニストのラヴィリ・イスリャモフさん、超絶技巧を披露したピアニストのアンドレイ・チェルコフさん、そして、さすがチャイコフスキーコンクール覇者!叙情的な音色で会場を包み込んだトロンボーンのアレクセイ・ロビコフさん。(新型コロナ対策により、時間差で1部出演のアーティストの方は先にお帰りになり、残念ながら記念写真を撮れず・・・)
△司会スタンバイの下手からの眺め。木の温もりのあるホールが魅力的な紀尾井ホールに合わせて、温かみのあるアイボリーと朱赤のお着物を選びました。
△舞台裏には、ここで演奏するために世界中からいらしたアーティストの皆様の置き土産が並んでいます。
2003年に日本がロシアで実施した「ロシアにおける日本文化フェスティバル」、2005年に両国で実施された「日露修好150周年」の記念事業に引き続いて、日ロ国交回復50周年の2006年に「ロシア文化フェスティバル IN JAPAN」が始まりました。2006年からオープニング&クロージングセレモニーをはじめとするさまざまな文化イベントやコンサートの司会でご一緒してきたロシア文化フェスティバルは、ロシアナの私にとってライフワークのひとつで、ロシアにいるときもイギリスにいるときも光栄なことに声をかけていただいて、毎年オープニングとクロージングをお祝いしてきました。当たり前のことが、当たり前でないと気づかされた今、2022年のオープニングで司会をすることの有り難さを改めて噛み締めました。