ダーチャ・シーズンも幕開け!太陽の光をたっぷり浴びた新鮮な野菜&果物が美味しい季節がやってきました。ロシアのスーパーの青果コーナーを覗いてみましょう!
△キロ単位の大きな袋で売られているじゃがいも(Картофель)、とっても美味しいです。人参(Морковь)、玉ねぎ(Лук)、ニンニク(Чеснок)、生姜(Имбирь)、ブロッコリ(Капуста брокколи)、カリフラワー(Цветная капуста)、アスパラ(Спаржа)、セロリ(Сельдерей)、アボカド(Авокадо)、インゲン(Фасоль)、サヤインゲン(Горошек сладкий)、とうもろこし(Кукуруза)・・・など日本でもお馴染みの野菜が並んでいます。
△ウズベキスタン産のトマト(Помидор)。ウズベキスタンのお野菜、味が濃くてとっても美味しいです。枝付きも多く、カラフルなヴァリエーションも。
△キュウリ(Огурец)は日本よりも小ぶりで太っています。イボイボが強いタイプと、Бакинскийなどツルツルしているタイプ。
△葉物(салат)は、苗から生育させてそのまま販売するスタイルが人気!ハーブも種類豊富です。ロシア料理に欠かせないディル(Укроп)、イタリアンパセリ(Петрушка)、パクチー(Кинза)、ミント(Мята )、レタス(айсберг)、バジル(Базилик)、ルッコラ(Руккола) 、ケール(Кейл)、
日本では見かけないものは、ロシアでは酸味のあるスープでいただくことが多いスイバ(Щаиель)や、昔ながらの緑色のジュースにも使われるЭстрагон (тархун)、コールラビ(Кольраби)、アーティチョーク(Артишоки)やフェンネル(Фенхель)、西洋わさび(Хрен)、Радичио、Романо、Корн・・・
△最近は人気のモヒート・ミックス、流行中のトムヤムクン・ミックス、ロシアの夏定番スープのオクローシカ・ミックスなども。(【ロシアの食】炭酸の冷製スープ!?夏のオクローシカ、はじめました!)
△最近では、洗わないでそのまま食べられるサラダ用ミックスリーフ(Салатная смесь)なども。 Белая дачаのシリーズです。最近、水菜(ロシア語でもミズナмизуна)入りを初めて見かけました。
△春キャベツの時期は柔らかな緑の葉っぱのキャベツ(Капуста)が出ますが、普段はこんな感じの白くずっしりと硬いキャベツが多いです。白菜は“中国のキャベツ Капуста “Китайская””と呼ばれています。
△太ネギや大根(ロシア語でもダイコンДайкон!)もやや小ぶりで、たまに見かける程度。細ネギ(Лук зелённый)やハツカダイコン(Редис)は大抵いつも購入できます。
△一方で、ナス(Баклажан)やピーマン(Перец)は大ぶりなものが主流。日本のような小さなピーマンはなく、緑、赤、黄色、オレンジ・・・すべて大ぶりなパプリカサイズです。大きなズッキーニのようなカバチョク(Кабачок )も定番野菜のひとつです。
△ロシアのスーパーですから、ボルシチやサラダに欠かせないビーツ(Свёкла)は、生も茹でてあるものもたくさん売られています。ホウレンソウ科の植物なので、ビーツの茎も美味しい!ロシアでは日本のような立派なホウレンソウを見かけないため(小ぶりのホウレンソウはあります)、ビーツの茎をホウレンソウのように調理して味わえます。色が鮮やか!
△甘くてホクホクの南瓜やさつまいもには残念ながら一般のロシアのスーパーでは出会えません。
△日本のような栗・南瓜・さつまいも、他にもニラ、青梗菜、かぶ、ゴーヤ、山芋、レンコン、紫蘇、もやし、オクラなどは中国市場やベトナム市場、また一部のスーパーでお買い求めいただけます。
△きのこ類についてはこちら(関連☆【ロシアの食】ロシア土産に“幻のきのこ”チャーガ!ロシアのきのこ事情)
日本のようにいつも新鮮な食材が揃っているわけではないので、レシピを考えてから買い物、ではなく、今日はどんな野菜があるかしら?どんな野菜が新鮮かしら?とスーパーを歩きながら献立を考えるように。また、ひとつのスーパーで思ったように材料が揃わず近所のお店へも数軒、足をのばしたりもします。息子がロシアへ来たばかりの頃、野菜コーナーを見て一言。「大きなかぶ、ないんだね」・・・確かに!絵本で見ていたようなかぶは、どこにも見当たりません。
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