ロシアの飛び地カリーニングラードから旧ソ連圏のバルト3国を北上する今回のロシアナ旅。リトアニア、ラトヴィア、そしてエストニアへ!(エストニアは1991年に旧ソ連からの独立を宣言し2004年にEUに加盟しています。エストニア語で通貨はユーロ)世界遺産に登録されている城壁に囲まれた旧市街を、下町から山の手へ散策します。
【旧市街・ヴィル門からラエコヤ広場、アレクサンドル・ネフスキー修道院へ】
△ヴィル門からラエコヤ通りへ続く旧市街のメインストリートのヴィル通り
△旧市街を取り囲む城塞は一部登れる場所もあります。
△高台の上に建つアレクサンドル・ネフスキー聖堂の玉ねぎ屋根が見えます。下町を散策しながら山の手のあの聖堂まで行ってみよう!
△19世紀の逓信局を改築した5つ星ホテル“テレグラフ”1階には、ロシア&フランス料理レストラン“チャイコフスキー”。デザートには伝説のバレリーナの名がついた“アンナ・パブロワ”も。
△5つ星ホテル“サンクト・ペテルブルク”もありました。ロシア料理レストラン“エルミタージュ”が入っています。
△“職人の中庭”には、タリンの職人さんによる手工芸品の工房が集まっています。隣の指人形のお店では、チェブラーシカ&わにのゲーナを発見!
△お土産やさんも多いエリア。もちろんここにもマトリョーシカ !
△中庭の雰囲気の素敵なチョコレート・カフェ。古いサモワールを花器にしたアレンジが目を惹きます!
△イコン博物館
△夏はテラス!冬はクリスマスツリーが美しいという観光客で賑わうラエコヤ広場。欧州一の歴史を持つ市議会薬局もあり、ロシアの皇帝たちもここで薬を購入していたと言われています。現在も薬局として営業しながら、ミュージアムも併設しており、当時ユニコーンの角(!)やハリネズミ、カエルや蛇なども薬の成分として処方されていたほか、長寿に効く薬としてワインが、失恋に効く薬としてマジパンが売られているそうです。代々伝わるその成分や製法は秘密なんだとか・・・。
△ロシア料理トロイカも!
△旧市庁舎。尖塔のてっぺんにはタリンの街のシンボル“トーマスおじさん“。市庁舎内はハンザ同盟カラーの柱が鮮やかな『市民の間』や中世が舞台の恋愛がモチーフとなった彫刻の『議会の間』を見学したり塔から街を眺めたりもできます。タリンには、旧市庁舎の他にも美しい尖塔を持つ建物があり(精霊教会、大聖堂、聖ニコラス教会、聖オレフ教会)、広場のある場所から全てを眺めることができるそうです。
△下町から山の手(トームペアと呼ばれる丘)へ城壁に沿って登っていきます。海が近いのでカモメが飛んでいます。
△アレクサンドル・ネフスキー聖堂の近くの展望台からは聖ニコラス教会が見えました。タリン出身の画家ノトケによる作品『死のダンス』を見ることができます。
△帝政ロシア時代に建てられたアレクサンドル・ネフスキー聖堂。
△エストニアのなかのロシアのなかの日本!!聖堂の壁には、日露戦争中の1905年5月に、東郷平八郎司令長官率いる大日本帝国の連合艦隊とジノヴィ・ロジェストヴェンスキー司令長官率いるロシア帝国のバルチック艦隊による日本海海戦(対馬沖海戦)での犠牲者に捧げられた記念碑があります。
△記念コイン作りに挑戦!1€と5セント硬貨を入れてハンドルを回すと・・・アレクサンドル・ネフスキー聖堂の記念コインが完成しました!
△聖堂の横には、ピョートル1世が滞在したという建物が郵便局になっていました。
アレクサンドル・ネフスキー聖堂の奥には、現在は国会議事堂として使用しているトームペア城(エカテリーナ2世が改築を命じ、優美な宮殿風の建物になっている)とエストニアの国旗がたなびく“のっぽのヘルマン”と呼ばれる塔が残っています。タリンの街を臨むトームペアの最も良い場所にロシア正教会が建っていると言っても過言ではないため、地元の人にとっては複雑な思いもあるようです・・・
△眺めの良い屋上テラスでいただくのはエストニアのクワス!夕暮れ時のアレクサンドル・ネフスキー聖堂も綺麗です。