ギザの三大ピラミッド&スフィンクスを楽しんだ後は、パピルス作りを体験できるギャラリーBes Papyrus Instituteを訪れました。
△パピルスの原料、葦はこんな植物です!
△なんと断面もピラミッド型!茎の外皮をはぎ、繊維を薄く削って、
△木槌で叩いて綿棒で繊維を伸ばし水分を出して・・・
△1週間水に浸した短冊状のパピルスを隙間なく格子状に並べていきます。
△最後にしっかりとプレスして、1週間ほど乾かすと・・・
△しっかりとしたパピルスの出来上がり!
△そのあとは、パピルスに描かれた絵やヒエログリフ(象形文字)の意味を教えてもらいます。どれも本当に面白くてパピルスの世界が広がります。『死者の書』は、亡くなってから天国へ行くまでが描かれています。死者の心臓を天秤で測って、正義の羽根と重さ比べ。天国に行くことができない心臓は幻の獣に食べられてしまいます。
△4人の女神は季節、12人の神様で12ヶ月、を表すカレンダーになっています。
△『生命の樹』は、アカシアの木にとまっている鳥が描かれ、右下の鳥から反時計回りで大人になっていき、人生や家族を表しています。青年期には大きく翼を広げ、晩年期には頭に冠を載せて日が沈む西側を見つめているのだそう。
△ギャラリーには、明かりを消すとエジプトのモチーフが浮かび上がるように細工を施したものも!今年秋に旅したロシア・タルジョクの金糸刺繍の博物館でも同じような展示があったことを思い出しました。(→関連ブログ☆Coming soon)
△ちょうど年末年始なのでカレンダーも。ロシア語版もありましたよ。
この時期はどこの国でも来年のカレンダーの贈り物は人気ですね。ロシアで話題になるのはやっぱり・・・プーチン大統領カレンダー!?(【ロシアのお土産】2019年プーチン大統領カレンダー、発売中!)
ピラミッドからパピルスのギャラリーまでの間には、日本人に大人気だというお土産やさんネフェルタリにも寄りました。ラムセス2世の妻ネフェルタリはクレオパトラと並ぶエジプト美女として知られています。その美しい横顔には、エジプト歴史博物館で対面しました。
世界中から観光客を迎えているお店の方曰く、日本人は世界でも最もお土産を買うのが好きな国民なんだそう。
△栄養たっぷりのドライデーツや、ピラミッド型のチョコレート、上質なエジプト綿のタオル(フンコロガシや幸運の鍵などのモチーフの刺繍付き)や民族衣装ガラベイヤ、ヒエログリフでお好みの文字を入れられるTシャツやトートバッグ、
△中からミイラが出てくる石鹸など面白いものがたくさんありました!
△旅先では、旅先で購入したその土地の気候や風土にあったファッションで過ごすもの楽しそうですね!
ロシアナがおすすめ!最新のロシア土産は、トップページの検索バーから【ロシアのお土産】でご覧ください。
△イスラム教徒が多いエジプトで、コプト教徒(キリスト教の一派)のクリスマスは1月7日なのだそう。でも近年の流行であちらこちらでクリスマスツリーやデコレーションを見かけました。ツリーの下にはプレゼントでなく、こんなカラフルな置き物も見かけました。これがエジプト流!?
ロシア正教でも暦の関係でクリスマスは新年の後の1月7日です。(モスクワ通信『ロシア正教のクリスマス礼拝とニコライ・ヤポンスキーのイコン』)
てっぺんに星ではなく玉ねぎ屋根?ロシア流のクリスマスツリーの飾り方は?(☆【モスクワ郊外クリン】一年中、ロシアの新年!もみの木のオーナメント博物館☆本物のもみの木でクリスマス・ツリーを飾ろう!)