【モスクワの街角】イコン

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ロシア正教会で見ることができる聖像画イコン。芸術品として美術館に保管されているものも多く、なかでも国を守ったり奇跡を起こしたと信じられているイコンは、今もとても大切にされています。たとえば、モスクワのトレチャコフ美術館にある『三位一体』や、隣接する聖ニコライ大聖堂にある『ウラジーミルの聖母』や、カザンの生神女修道院にある『カザンの聖母』(→【エキゾチック!カザン】『カザンの聖母』を訪ねて)などは有名です。

作曲家チャイコフスキーの家博物館など偉人の家にも必ずといっていいほどイコンがありますし(→【モスクワ郊外クリン】 チャイコフスキーの家博物館)、タクシーのなかやお財布のなか、スーパーのレジ脇など日常生活のいたるところで目にすることが出来ます。

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△グム百貨店の入り口

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△日本人医師の診療を受診でき、英語が通じるクリニックEMCの前

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△チャイコフスキーの家博物館

イコンには決まったデザインがあり、オリジナリティーや作家の署名などは許されていません。そのため、ロシアでは“(創造力を発揮して絵を)描く”という言い方ではなく、“(忠実に祈りの言葉を)書く”というニュアンスの言い方をします。

聖母マリアとキリストのイコンにも、その関係や成長にあわせ大きく分けて3つのカテゴリーがあるそうで、聖人や聖書の場面、内容のひとつひとつは、知れば知るほど深い魅力があります。

【ロシア文化フェスBlog】日本のなかのロシア〜茨城・イコン画家 山下りんの白凛居〜

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