日本とロシアを繋いで毎年開催されてきたJ-FESTのインスタライブで、雛祭りイベントが開催されました。
二木屋の女将、森田まり子さんが、ロシア語で素晴らしい雛人形の数々を紹介し、寄せられた質問に答える形で進行し、こんな時だからこそ、この時間を共有できたことを感謝する言葉で締め括られました。(ライブのアーカイブリンクはこちら)生まれた時からスマホを操り、インターネットのなかでさまざまなプラットフォームを利用して情報収集ができるZ世代と呼ばれる若者たちを結ぶ新しい形のイベント。
ブルガーコフの『巨匠とマルガリータ』の「原稿は燃えない」と同じく、文化や芸術は、日本もロシアもウクライナも残るであろうし、また残さなくてはいけないという思いでいます。ライブ後に、そうメッセージを寄せてくださったまり子さんの、凛々しい着物姿にこちらも背筋が伸びるような気持ちでした。灯りをつけましょう、花をあげましょう、雛祭りの歌がまた違ったものに感じられる2022年の3月3日。
出来ること出来ないこと、やるべきことやりたいこと、目の前につづく毎日のなかで人生は常に選択の繰り返しです。
J-FEST 公式サイト https://j-fest.org/ja/
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